ヒューストン・バレエは、6月9日に芸術監督スタントン・ウェルチ振付により新しい「ジゼル」を初演しました。
http://www.houstonballet.org/Ticketing-Schedule/Season-Calendar/Giselle/
初日に主演したのは加治屋百合子さんで、イメージビジュアルも彼女の写真や映像を使っています。
また、加治屋百合子さんの「ジゼル」主演については、日本経済新聞でも記事になっています。
バレリーナの加治屋さん、名作「ジゼル」で主役に挑む
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN10H0Q_Q6A610C1000000/
この映像でも、加治屋さんは「ジゼル」について語っています。
加治屋さんはローザンヌ国際コンクールでも「ジゼル」を踊ってスカラシップを獲得し、ABT時代にも「ジゼル」に主演しており、彼女にとっては特別な作品のようです。
さて、「ジゼル」2日目、6月11日の公演でアルブレヒト役を演じたのは、シャール=ルイ吉山さんです。静岡出身で2007年にローザンヌ国際コンクールに出場してコンテンポラリー賞を受賞し、ヒューストン・バレエIIに入団、翌年ヒューストン・バレエに入団しました。2015年にはファースト・ソリストに昇進しています。
そしてアルブレヒト役で、吉山さんはプリンシパルに昇進しました。おめでとうございます。
https://www.instagram.com/p/BGj2RoNFJPv/
今までも、ケネス・マクミラン振付「マノン」のデ・グリュー役、ジョン・ノイマイヤー振付「真夏の夜の夢」のオベロン役、デヴィッド・ビントレー振付「アラジン」のアラジン役などで活躍してきたとのことです。
ローザンヌ国際コンクールでの吉山さん