ハンブルグ・バレエ2017-18シーズンが発表されています。
http://www.hamburgballett.de/downloads/vorschau/vorschau_ballett_17_18.pdf
(演目については18ページ目から)
2018年2月に来日公演を行います。これは楽しみですね。演目も、ノイマイヤーのベストの作品ばかりで、とにかく素晴らしいです。
東京
東京文化会館
「椿姫」 2018年2月2日、3日、4日
「ジョン・ノイマイヤーの世界」 2月7日
「ニジンスキー」 2月10日、11日
京都
京都ロームシアター
「ジョン・ノイマイヤーの世界」 2月16日
ノイマイヤーによると、このシーズンは、クラシックなシーズンとなるとのこと。
プレミアとしては、ヌレエフ版「ドン・キホーテ」のカンパニー初演。2017年12月10日初日で、マニュエル・ルグリが再振付にあたります。2018年は、マリウス・プティパの生誕200周年の記念の年となります。
もう一作品のプレミアは、ノイマイヤー振付の初演「ベートーヴェン・プロジェクト」。ベートーヴェンの生誕250周年を記念したもので、2018年6月24日初演。ノイマイヤーがベートーヴェンの曲を使った作品を振付けるのは、初めてのこととなります。
大きなリバイバルとしては、まず9月17日から、「ショパン・ダンシズ」と題して、ジェローム・ロビンスの名作2作品「ダンシズ・アット・ア・ギャザリング」「コンサート」を上演。
また、ノイマイヤーの名作「幻想 白鳥の湖のように」も久しぶりに帰ってきます。
レパートリーとしては、他に、今年の新作(6月に初演)の「アンナ・カレーニナ」、そして「大地の歌」、「トゥーランガリラ」、「デュース」など近年の作品と並び、やはり名作「椿姫」の上演もあります。「椿姫」は初演40周年を迎えるそうです。「マタイ受難曲」「くるみ割り人形」「クリスマス・オラトリオ」「人魚姫」「かもめ」「ニジンスキー」という定番演目も。
これだけたくさんのレパートリーを上演できるバレエ団というのはやはり素晴らしいですね。ヨーロッパの劇場文化の豊かさも改めて実感します。
ツアーは、日本の他、バーデンバーデン、モスクワ、ウィーンが予定されています。
恒例のバレエ週間は2018年6月24日より7月8日まで。ゲストカンパニーはナショナル・バレエ・オブ・カナダで、演目は、ジェームズ・クデルカの「Man In Black」、ロバート・ビネの「Dreamers Ever Leave You」、クリスタル・パイトの「Emengence」というカナダ人振付家3人によるミックスプロです。クリスタル・パイト以外の作品は正直微妙というか魅力的ではありませんが。
ゲストダンサーには、アレッサンドラ・フェリとアリーナ・コジョカルの名前があります。イヴァン・ウルバンがプリンシパルのところから名前が消えて、キャラクター・アーティスト(Sonderdarsteller)となっています。
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ハンブルグ・バレエ2017-18シーズン、2018年2月来日公演
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