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Channel: la dolce vita
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ボリショイ・バレエ・イン・シネマ 6月1日に「パリの炎」映画館で公開

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ボリショイ・バレエ・イン・シネマでは、6月1日(火)にアレクセイ・ラトマンスキー振付の傑作「パリの炎」を上映します。
緊急事態宣言中ではありますが、映画館の営業条件が緩和されたため、東京、大阪の映画館でもご覧になることができます。
(東京:TOHOシネマズ日本橋、T・ジョイPRINCE品川、TOHOシネマズ新宿、109シネマズ二子玉川、TOHOシネマズ府中、神奈川:横浜ブルク13、TOHOシネマズ川崎、千葉:シネマイクスピアリ、埼玉:ユナイテッド・シネマ浦和、大阪:大阪ステーションシティシネマ ほか)
(上映開始時間は5月31日発表予定)MOVIX京都では6月3日にも上映があります。

「パリの炎」はボリショイ・バレエの来日公演での上演も記憶に新しいところですが、フランス革命を舞台にした、ダイナミック、ドラマティックでダンスもふんだんに盛り込まれた、見ごたえたっぷりの大作です。頻繁にガラ公演で上演される超絶技巧のパ・ド・ドゥが有名ですが、それ以外にも見せ場はたくさんあります。革命の熱狂の中で多くの血が流され、悲恋もあるという物語で、引き込まれます。

 

今回の上映は、来日公演で素晴らしい演技と踊りを見せた、デニス・サーヴィン(革命に翻弄されるジャンヌの兄ジェローム役)、セミョーン・チュージン(ボールガール侯爵、悪役として、見事な演技力を発揮)、アナ・トゥラザシヴィリ(ジェロームの美しき恋人で、ボールガール侯爵の娘、悲劇的な運命をたどる)を再び観ることができるとともに、マルガリータ・シュライナー、イーゴリ・ツヴィルコと超絶テクニックを誇る主演ペアが踊りまくり、劇中劇ではクリスティーナ・クレトワとアルチョム・オフチャレンコが華麗なダンスを見せてくれます。

*****
若者たちの運命と、歴史がもつれあう――。
革命に燃え、恋に焦がれる、ラ・マルセイエーズ響くフランス革命の物語。
  
ワイノーネンと、後にラトマンスキーが手がけた力強い振付、
ソリストたちのパワフルな踊りに、際立つカンパニーの知性。
溢れるエネルギーと燃えあがる情熱、驚くほど美しいパ・ド・ドゥ。
ボリショイ劇場の広い舞台さえ狭く感じる、桁はずれのダイナミックさ。
衣装に群舞に、全てに目が離せなくなる作品です。

 

音楽:ボリス・アサフィエフ 
振付:アレクセイ・ラトマンスキー

出演:マルガリータ・シュライナー(ジャンヌ)、デニス・サーヴィン(ジェローム)、イーゴリ・ツヴィルコ(フィリップ)、セミョーン・チュージン(ボールガール侯爵)、アナ・トゥラザシヴィリ(アデリーヌ)、クリスティーナ・クレトワ(ミレイユ)、アルチョム・オフチャレンコ(アントワーヌ)、イリーナ・ズィヴロワ(老女ジャルカッス/乳母)
【あらすじ】1789年、南仏マルセイユ。ボールガール侯爵は、しつこく誘った村娘ジャンヌを、ジャンヌの兄のジェロームが守ったことに立腹。ジェロームは侯爵の捕虜となっていた。侯爵の娘アデリーヌは、父と共にルイ16世のいるパリに向かう前に、ジェロームを逃がす。ジェロームとジャンヌの兄妹は、二人で、マルセイユ義勇軍としてパリに向かう。ジャンヌは義勇軍のフィリップと恋に落ち、一方のジェロームはアデリーヌと――。(2018年3月収録)約2時間10分

 

「ボリショイ・バレエinシネマ」
6/22《コッペリア》、7/13《ラ・バヤデール》と続けて上映が予定されています。引き続きご期待ください。

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