2018年にスタートした彩の国さいたま芸術劇場の育成・創造事業「さいたまダンス・ラボラトリ」は、先日の劇場公演『明日を探る身体』を経て、第4弾としてこの夏にも夏期集中ワークショップを実施することとなりました。
去年のさいたまダンス・ラボラトリより小㞍健太。写真:大洞博靖(以下すべての画像も)
https://www.saf.or.jp/
講師/ナビゲーターは引き続き、NDTで活躍後、幅広い活動を繰り広げている小㞍健太・湯浅永麻がつとめ、今回は二つのチームには分けず、参加者には小㞍、湯浅両方のアトリエに参加することになります。
参加者の応募締切は6月23日(水)です。
(c)大洞博靖
さいたまダンス・ラボラトリ Vol.4(2021)
夏期集中ワークショップ
2021年8月2日(月)〜15日(日)
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール舞台上
明日を担う若手ダンサーの育成や中堅アーティストによる作品創作を目的として、2018年度からスタートした育成・創造事業「さいたまダンス・ラボラトリ」。3月には小ホールでの公演『明日を探る身体』で更なる発展を見せた本プロジェクトの第4弾として夏期集中ワークショップの実施が決定しました!
講師/ナビゲーターには引き続き、ダンサー・振付家として世界を舞台に活躍する小㞍健太、湯浅永麻を迎え、新たなクリエーションに挑みます。最終日2日間の公開リハーサルも予定。
意欲あふれるダンサー/アーティストの皆さんの応募をお待ちしています!
【ワークショップ日程】
2021年8月2日(月)~15日(日)11:00~19:00
※休講日8月8日(日・祝)
※8月14日(土)・15日(日)公開リハーサル予定
【会場】彩の国さいたま芸術劇場 大ホール舞台上
【タイムスケジュール&プログラム】
①11:00~12:15 クラス(バレエクラス/カウンターテクニック/Gaga ※講師:柿崎麻莉子)
②12:30~13:30 レパートリークラス(クリスタル・パイト作品より抜粋)
③14:15~16:30 小㞍健太によるアトリエクラス
④16:45~19:00 湯浅永麻によるアトリエクラス
※クラスおよびレパートリークラスの講師は小㞍健太、湯浅永麻が交代で務める予定です。
【講師/ナビゲーター】小㞍健太・湯浅永麻
【参加費】:35,000円(税込)
【定員】:20名
【対象】:15歳以上35歳未満のダンス経験者・中級以上
※原則、全日程参加出来る方。
※対象外の年齢の方は相談可、ダンスのジャンルは特に問いません。
※応募要項詳細はこちらのサイトをご覧ください。
https://www.saf.or.jp/information/detail/91079/
(c)大洞博靖
【お問合せ】 彩の国さいたま芸術劇場(舞踊担当)
Mail: workshop@saf.or.jp Tel: 048-858-5506
今年3月に開催された「さいたまダンス・ラボラトリ」小ホールでの公演『明日を探る身体』は、受講生によるキリアン作品の公開リハーサルと湯浅による創作「シェヘラザーズ」や小㞍健太作品「あはい」の試演、柿崎麻莉子振付作品Wild Flowersを小暮香帆、飯森沙百合らが踊り、湯浅永麻も岡田利規と共同で創作したソロ作品「わたしは幾つものナラティヴのバトルフィールド」を披露するなど、見ごたえたっぷりの成果発表公演でした。回を重ねるごとに受講生のレベルも上がり、プロで活躍中の人から、学生まで様々。1回目から参加しているダンサーもいるとのことです。特に湯浅永麻の創作作品は、女性たちの連帯、フェミニズムをテーマにしていたり、テキストとの融合を試みた実験的なもので、大変刺激的でした。
(c)大洞博靖
プロのダンサーを目指す受講生の皆さんにとっては、またとない貴重な機会です。ご興味あればぜひご応募を。