タマラ・ロホが芸術監督に就任したイングリッシュ・ナショナル・バレエ(ENB)が、2013年スプリングシーズンを発表しました。
「Ecstasy and Death」と題されたトリプル・ビルは、イリ・キリアンの「小さな死 Petite Mort」(カンパニー初演)、ローラン・プティの「若者と死 Le Jeune Homme et la Mort」(ニコラ・ル・リッシュがゲスト出演!)そしてハロルド・ランダーの「エチュード Etudes」を上演。
London Coliseum 18-21 April 2013
「A Tribute To Rudolf Nureyev」と題されたトリプル・ビルでは、ヌレエフの生誕75周年および没後20年を記念して、ミハイル・フォーキン振付の「ペトルーシュカ Petrushka」(ヌレエフはこの役を1963年に初めて踊った)、ヌレエフのために振り付けられた、モーリス・ベジャール振付の「さすらう若者の歌 Song of a Wayfarer」、そしてヌレエフ振付の「ライモンダ Raymonda」3幕を上演。
London Coliseum 25-27 July 2013
「My First Cinderella」は3歳以上の子供向けの「シンデレラ」の新作。ENBのアソシエイト・アーティストであるジョージ・ウィリアムソンが振付。
28 March – 26 May 2013
Peacock Theatre, London
なお、2012年秋シーズンの上演作品は以下のとおりです。
The Sleeping Beauty「眠れる森の美女」ケネス・マクミラン振付
17 October – 2 March 2013, National Tour
初日はタマラ・ロホがワディム・ムンタギロフと踊ります。
The Nutcracker「くるみ割り人形」ウェイン・イーグリング振付
22 – 25 November, Southampton Mayflower
12 December – 5 January 2013, London Coliseum
初日はダリア・クリメントヴァがワディム・ムンタギロフと踊ります。また、タマラ・ロホも久しぶりに金平糖の精を踊る予定となっているとのことです。
Swan Lake Choreographer – Derek Deane 「白鳥の湖」デレク・ディーン振付
Royal Albert Hall 2013
12-23 June, 2013
なお、スタッフとして、タマラ・ロホが芸術監督を務めるほか、副芸術監督にはキューバ国立バレエで活躍してきたロイパ・アラウホ、主席レペティトゥールにはロイヤル・バレエで今年間で現役で活躍してきたホセ・マルティン、バレエ・ミストレスには中国国立バレエほかでバレエ・ミストレスを務めてきたHua Fang Zhangが就任すると発表されました。