あの森下洋子さんが、広島東洋カープ対阪神タイガース戦(核兵器根絶と平和への思いを込めた「ピースナイター2015」)で8月5日に始球式を行いました。
バレーの森下洋子さん 生まれ育った広島へ思いこめて始球式 カープのユニフォーム着て
http://www.sankei.com/west/news/150805/wst1508050096-n1.html
原爆の日の6日を前に、マツダスタジアム(広島市南区)での広島東洋カープ対阪神タイガース戦で、5日始まった「ピースナイター2015」。同日の始球式でマウンドに立った同市出身の世界的バレリーナ、森下洋子さん(66)も被爆2世だ。被爆者の母や祖母への思いを胸に、故郷のマウンドを踏みしめた。
森下さんは昭和23年に現在の広島市中区江波に生まれた。12歳でバレリーナを目指して単身上京し、49年にヴァルナ国際バレエコンクールで金賞を受賞した。国内外で高い評価を受けてきたバレエの陰には、被爆者である祖母、山根晴代さんの存在があった。
カザルスが反戦の思いを込めた名曲「鳥の歌」を踊る際に使用したチュチュとカープのユニフォームを着用して、投球前にはバレエのポーズを披露したとのことです。
世界的プリマ森下洋子「ピースナイター」で始球式
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20150805-OHT1T50145.html
バレリーナ森下氏 平和祈り始球式
http://www.daily.co.jp/baseball/carp/2015/08/05/0008276698.shtml
とても66歳とは思えないプロポーションと可愛らしい笑顔の森下さん。今年の10月には、松山バレエ団の「眠れる森の美女」でオーロラを踊ります。この年齢で古典全幕を踊ることができるのは驚異的なこと。
http://www.matsuyama-ballet.com/newprogram/2015hokutopia_sleeping_beauty/
安保法制の強行採決など、非常にきな臭い世の中となってきました。安心してバレエを観ることができるような平和な日々が続くことを祈るとともに、70年前に投下された原爆の惨禍は決して忘れてはいけませんね。
背番号は、名前の「洋子」にちなんで45番。「唯一の被爆国として、声を大にして平和の大切さを訴えなければいけない」と、白球に平和への祈りを込めた。
(上記 産経新聞より)