1984年から開催されている歴史ある国際バレエコンクール、ヘルシンキ国際バレエコンクールが開催中です。
4年に一回開催のこのコンクール。過去の入賞者には、ヤンヤン・タン、ダニール・シムキン(2005年グランプリ)、ヤーナ・サレンコ、ユルギータ・ドロニナ、ティアゴ・ボアディン、ブルックリン・マック、ジェフリー・シリオらがいます。日本からは、第1回の牛尾 和美さん(ジュニア3位、松山バレエ団)を始め、2001年に金田洋子さんがジュニア3位、福岡雄大さんがジュニア2位を受賞しています。
今年のコンクールは5月23日から6月2日まで開催されています。
審査員の顔ぶれが豪華です。
http://ibchelsinki.fi/en/the-jury/
審査委員長に、フィンランド国立バレエ芸術監督のケネス・グレーヴ
ニーナ・アナニアシヴィリ (ジョージア国立バレエ芸術監督)
アンヘル・コレーラ (ペンシルヴァニア・バレエ芸術監督)
ヨルマ・エロ (振付家)
マイナ・ギールグッド (ハンガリー国立バレエ芸術アドバイザー、振付指導者)
Hae Shik Kim 韓国芸術大学 舞踊学部学部長
フェン・イン 中国国立バレエ芸術監督
さて、審査の方は一次予選が行われ、ジュニア部門21名、シニア部門20人に絞り込まれました。この後28日、29日に準決勝が行われ、決勝戦とガラ公演が6月2日に開催されることになっています。
準決勝進出者
http://ibchelsinki.fi/en/results/
日本人では、
ジュニア
畑戸利江子さん(塚本洋子テアトル・ド・バレエカンパニー&アカデミー)、森川礼央さん(田川陽子 バレエ アカデミー)
シニア
待山貴俊さん(ベラルーシ国立バレエ)、上草吉子さん(ロイヤル・ウィニペグ・バレエ)、西岡憲吾さん(ベオグラード国立歌劇場バレエ団)、吉本絃人さん(ポーランドグランドシアターポズナン)
の皆さんがセミファイナリストとなりました。
待山隆俊さんは、今年の「バレエ・アステラス2016」に出演します。
畑戸利江子さんの所属する塚本洋子テアトル・ド・バレエカンパニー&アカデミーのブログで、舞台裏を少し見ることができます。
http://theater-de-ballet.jp/tbc-blog/
また公式Facebookサイトにも、いろいろと写真がアップされています。
https://www.facebook.com/ibchelsinki/
コンクールのプロモーションビデオ。フィンランド国立バレエのダンサー2人と、フィンランド国立バレエ学校の生徒1人(ケネス・グレーヴの息子さんSchonan Greve)が出演しています。