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パリ・オペラ座バレエ「眠れる森の美女」「ドン・キホーテ」が2021年新春に劇場公開

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パリ・オペラ座バレエ団による公演の収録作が映画館で観られる「パリ・オペラ座バレエ シネマ」の次回公開作が「眠れる森の美女」(ミリアム・ウルド=ブラム、マチアス・エイマン主演)「ドン・キホーテ」(ドロテ・ジルベール、カール・パケット主演)に決定しました。
https://www.culture-ville.jp/parisoperaballetcinema

いずれもDVD、Blu-ray化されておらず、『眠れる森の美女』は日本でのテレビ放映もされていない、貴重な映像です。この機会にぜひ!

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東京)東劇 https://www.smt-cinema.com/site/togeki/index.html

新宿ピカデリー https://www.smt-cinema.com/site/shinjuku/index.html

1/15(金)2作品同日公開

 

愛知)ミッドランドスクエアシネマ  http://www.midland-sq-cinema.jp/

大阪)なんばパークスシネマ https://www.parkscinema.com/site/namba/

兵庫)神戸国際松竹 https://www.smt-cinema.com/site/kobe/index.html

北海道)シネマフロンティア https://www.cinemafrontier.net/

1/8(金)〜 『ドン・キホーテ』(東京より先行して上映)

1/15(金)〜『眠れる森の美女』

 

【作品情報】

『ドン・キホーテ』

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パリ・オペラ座での上演日:20121218日(バスティーユ)

上映時間:2時間26

音楽:レオン・ミンクス/編曲:ジョン・ランチベリー

振付/演出:ルドルフ・ヌレエフ(マリウス・プティパの原振付に基づく)

キャスト:

キトリ:ドロテ・ジルベール

バジル:カール・パケット

エスパーダ:クリストフ・デュケンヌ

ドリアードの女王:エロイーズ・ブルドン 

キューピッド:メラニー・ユレル 

ドン・キホーテ:ギョーム・シャルロ― 

サンチョ・パンサ:ユーゴ・ヴィリオッティ 

街の踊り子:ローラ・エケ 

キトリの友人:サラ=コラ・ダヤノヴァ、マリ=ソレーヌ・ブレ 

ジプシー:アリステール・マダン 

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今やパリ・オペラ座バレエを代表するエトワールに成長したドロテ・ジルベール、2018年大晦日に惜しまれながら定年で引退したカール・パケットが主演。スペインの血を引くジルベールの表情の豊かさと華やかなテクニックは必見。日本でも引退公演が行われるなど高い人気を誇ったパケットの温かい包容力と色男ぶりも魅力的だ。パリ・オペラ座ならではの統一されたメソッド、ロシア・バレエの「ドン・キホーテ」とは一味違ったエレガンスにも注目してほしい。

****

『眠れる森の美女』

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パリ・オペラ座での上演日:20131216

上映時間:2時間45

振付:ルドルフ・ヌレエフ

音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー

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キャスト:

オーロラ姫:ミリアム・ウルド=ブラーム

デジレ王子:マチアス・エイマン

フロリナ姫:ヴァランティーヌ・コラサント

青い鳥:フランソワ・アリュ

リラの精:マリ=ソレーヌ・ブレ

カラボス:ステファニー・ロンベール

妖精たちのヴァリエーション:エロイーズ・ブルドン、オーバーヌ・フィルベール、レオノール・ボーラック、ローラ・エケ、シャルリーヌ・ジザンダネ、サブリナ・マレム、エヴ・グランツスタイン

4人の王子:オドリック・ベザール、ヴァンサン・シャイエ、フロリアン・マニュネ、ジュリアン・メザンディ

公爵:クリストフ・デュケンヌ

宝石のヴァリエーション:エロイーズ・ブルドン、ヤニック・ビットンクール、エロイーズ・ブルドン、アメリー・ラモルー、サブリナ・マレム

白い猫:オーバーヌ・フィルベール

長靴を履いた猫:ダニエル・ストークス

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オーロラ姫の16歳の誕生日に求婚者たちに出会う“ローズ・アダージオ”はバレリーナにとっては挑戦となる名場面。お姫様そのものの愛らしい容姿、アラベスクの美しいクラシック・バレリーナ、ミリアム・ウルド=ブラームは、初々しくも緊張感あふれる難しいバランスを決めて、16歳の無垢な少女の生き生きとした闊達さも見せてくれる。プロローグの妖精たちのヴァリエーション、2幕の幻影のシーンの幻想的なコール・ド・バレエは、これぞ世界最高峰のパリ・オペラ座バレエならではの美しさ。100年を経てオーロラが目覚めたのちの3幕の結婚式では、おとぎ話の登場人物たちがお祝いに駆けつけて楽しいディヴェルティスマンを披露。やはり超絶技巧を誇るヴァランティーヌ・コラサントとフランソワ・アリュの空を飛んでいきそうな青い鳥のパ・ド・ドゥには興奮させられ、フランス王室を象徴する、華麗そのもののオーロラと王子のグラン・パ・ド・ドゥで多幸感は頂点に達する。

 16歳の無邪気なお姫様から、2幕の幻影として現れる憂愁に満ちて高貴な姿、そしてデジレ王子に出会って結ばれた幸福感に包まれ、威厳を湛えた歓びあふれる王女と、様々な顔を見せるオーロラ姫に、フランス・バレエの粋を体現するミリアム・ウルド=ブラームは最もふさわしく感じられる。マチアス・エイマンも、どこか人生に満ち足りないものを感じて迷っている青年から、オーロラに恋してカラボスに打ち勝ち、オーロラの愛を掴む堂々とした姿への成長物語を、磨き抜かれたクラシック・テクニックを用いてドラマティックに演じ、ヌレエフの再来を思わせる。

《料金》一般 3300円、学生 2500 円(学生証の提示が必要になります)

公開情報HP https://www.culture-ville.jp/parisoperaballetcinema

公開情報Twitter cinema_ballet

公開情報facebook @Paris.Opera.Cinema

配給・宣伝 カルチャヴィル合同会社


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