ジョゼ・マルティネスが現在芸術監督を務める、スペイン国立ダンスカンパニーが来日公演を行うと、愛知芸術文化センターのサイトに出ていました。
http://www.aac.pref.aichi.jp/syusai/index.html
11月30日(日)
大ホール スペイン国立ダンスカンパニー
芸術監督・出演:ジョゼ・マルティネス ほか 7月頃発売
他の場所での公演が不明なので、スペイン国立ダンスカンパニーのTwitterに尋ねてみたところ、横浜でも公演が予定されているとのことでした。横浜なので、KAATか神奈川県民ホールのどちらかだと思われます。上演作品はまだ発表されていません。
スペイン国立ダンスカンパニーは、芸術監督がナチョ・ドゥアトからジョゼ・マルティネスに交代し、レパートリーはかなり変わりました。ドゥアトが自身の作品の権利を引き上げてしまったため、マルティネスは、クラシック・バレエからレオクラシック、コンテンポラリーとバラエティに富んだプログラム構成としています。
マルティネスの「ドリーブ組曲」、彼の再振付による「ライモンダ」のディヴェルティスマン、ナハリンの「マイナス16」、バランシンの「フー・ケアーズ」「アレグロ・ブリランテ」、キリアンの「小さな死」などを持って現在スペイン国内をツアー中です。
レパートリー一覧
http://cndanza.mcu.es/en/cnd/repertoire
また、「NIHON-KOKU」という全幕作品も今シーズン上演しています。
http://cndanza.mcu.es/en/repertoire/nippon-koku
第二次世界大戦の日本を舞台にした作品のようですが、「実際に起きたことのドキュメンタリーではない」そうです。
La Veronalというダンス、映画、写真、文学の分野からのアーティストたちのチームと振付家のMarcos Morauが組んで制作した作品です。
パリ・オペラ座バレエのオーレリア・ベレがサバティカルを取得して一年間の期限付き移籍で入団したほか、Crystal Balletの映像にも出演していた、元ENBのエステバン・ベルランガが今シーズンから移籍しています。看板プリンシパルの秋山珠子さんも活躍しています。