モスクワ国際バレエコンクールのジュニア部門金賞、ジャクソン国際バレエコンクールのシニア部門金賞など数々の賞に輝く、ボストン・バレエのプリンシパル倉永美沙さん。高度なテクニックと表現力を併せ持った、トップ・バレリーナです。
最近では、ビューティ・ブランドSK-IIのブランドムービーにも登場して、バレエ・ファンだけにとどまらない知名度を上げ、多くの女性たちにインスピレーションを与えています。
http://www.sk-ii.jp/ja/changedestiny.aspx
その倉永さんをフィーチャーした公演が2015年6月26日(金)に行われます。
(画像はクリックすると拡大します)
「スター・ガラ2015 ボストン・バレエの精鋭たちによる饗宴」
http://www.komakiballet.jp/?p=1503
東京小牧バレエ団の菊池宗団長と、日本でもおなじみの、ボストン・バレエのセカンドソリスト、アルタンフヤグ・ドゥガラーがプロデュースしたガラ公演です。ボストン・バレエからは、プリンシパルが7人、ソリストが4人来日。ボストン・バレエは来日公演を行ったことがありませんが、今回の公演では全米有数のカンパニーからのトップダンサーを観ることができます。
第一部では、倉永美沙さんがドゥガラーと「ジゼル」2幕を踊り、ミルタに市河里恵さん、ヒラリオンには、ユーリ・ヤノウスキーが出演します。
第二部は、ガラならではの華麗なパ・ド・ドゥと、日本で初演される現代作品が踊られます。
第1部「ジゼル」第2幕
ジゼル:倉永美沙 アルブレヒト:アルタンフヤグ・ドゥガラー
ミルタ:市河里恵 ヒラリオン:ユーリ・ヤノウスキー
共演:東京小牧バレエ団&オーディションによる出演者
第2部 ボストン・バレエダンサーらによるコンサート
「海賊」 パ・ド・トロワ ホイットニー・ジェンセン、イザック・アキバ、ブラッドリー・シャラゲック
「Niris」 振付:ユーリ・ヤノウスキー キャスリーン・ブリーン・コムズ、ユーリ・ヤノウスキー
「ジェフリー・シリオ 振付作品(新作)」 ジェフリー・シリオ
「Of Trial」 ジェフリー・シリオ振付 リア・シリオ、ホイットニー・ジェンセン、アルタンフヤグ・ドゥガラー、イザック・アキバ、、ブラッドリー・シャラゲック
「椿姫」より パ・ド・ドゥ 振付:ヴァル・カニパロリ ユーリ・ヤノウスキー キャスリーン・ブリーン・コムズ
「ドン・キホーテ」より 倉永美沙、ジェフリー・シリオ
■来日予定ダンサー■
アルタンフヤグ・ドゥガラー (ボストン・バレエ セカンドソリスト)
倉永美沙 (ボストン・バレエ プリンシパル)
ジェフリー・シリオ (ボストン・バレエ プリンシパル)
キャスリーン・ブリーン・コムズ (ボストン・バレエ プリンシパル)
リア・シリオ (ボストン・バレエ プリンシパル)
ホイットニー・ジェンセン (ボストン・バレエ プリンシパル)
ラシャ・ホザシヴィリ (ボストン・バレエ プリンシパル)
ユーリ・ヤノウスキー (ボストン・バレエ プリンシパル)
イザック・アキバ (ボストン・バレエ ソリスト)
市河里恵 (ボストン・バレエ ソリスト)
ブラッドリー・シャラゲック (ボストン・バレエ ソリスト)
※出演者・演目は3月現在の予定です。変更になる場合があります。
2015年6月26日(金)
開場17:45 開演/18:30 新宿文化センター大ホール
入場券・全席指定 S席:10,000円 A席:8,000円 B席:6,000円 C席:4,000円
プレイガイド/博品館1F TICKET PARK チケットぴあ
ローソンチケット e+(イープラス) 【3月7日(土)発売開始】
お申込み・お問合せ 東京小牧バレエ団 03-3377-7764
ボストン・バレエのダンサーは、倉永美沙さんと、牧阿佐美バレエ団や東京小牧バレエ団でもゲスト出演を重ねてきたドゥガラーを除けば、日本ではなじみのない人が多いのですが、全米有数のカンパニーだけあって優秀なダンサーが揃っています。
ユーリ・ヤノウスキーは、ロイヤル・バレエのゼナイダ・ヤノウスキーの兄で、長年にわたってカンパニーの主力ダンサーとして活躍。今年、22年間のキャリアに終止符を打ちます。引退公演では、今回も上演される「椿姫」を夫人であるキャスリーン・ブリーン・コムズと踊ります。
http://www.bostonglobe.com/arts/theater-art/2015/02/19/dancer-yury-yanowsky-retire-from-boston-ballet/sRtROp1msiGOqNET56JiMN/story.html
ジェフリー・シリオはYAGPシニアグランプリ、ジャクソン国際コンクールとヘルシンキ国際コンクールで金賞を受賞し、テクニックの強さには定評があるとともに、倉永さんと組むことも多いとのこと。また、最近では振付家としても活動しており、ボストン・バレエの本公演のために来シーズンは新作を振付ける予定です。ホイットニー・ジェンセンも、YAGPやヴァルナ国際コンクールで賞を受賞しています。
市河里恵さんは、昨年の「バレエ・アステラス☆2014~海外で活躍する日本人バレエダンサーを迎えて」公演にドゥガラーと出演しており、ボストン・バレエに15年在籍しているベテラン。キャスリーン・ブリーン・コムズは、2012年にクランコの「ロミオとジュリエット」ジュリエット役でブノワ賞にノミネートされています。ラシャ・ホザシヴィリは、グルジア国立バレエ時代に来日公演で主演しており、いずれも実力派です。
話題のトップ・プリマ、倉永美沙さんのジゼルと、なかなか観られないボストン・バレエの素晴らしきダンサーたちが観られるこの公演、見逃せませんね。特にユーリ・ヤノウスキ-は日本で観られるのはこれが最初で最後のようです。