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ローザンヌ国際バレエコンクールの受賞者の進路

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ローザンヌ国際バレエコンクールの受賞者が発表されています。

佐々木須弥奈さんはロイヤル・バレエ、住山美桜さんはバーミンガムロイヤル・バレエのそれぞれ研修生に、脇塚優さんはサンフランシスコ・バレエスクールにスカラシップを獲得して留学することになりました。

1- BROWN Mackenzie – United States

School chosen: the Académie Princesse Grace (Monaco) 

2- FIGUEREDO Gabriel – Brazil

Forfeited his apprenticeship as he has accepted a permanent contract with the Stuttgart Ballet. The apprenticeship is offered to:

SEO Yoon Jung – South Korea

Company chosen: the ABT Studio Company (New York) 

※2位のガブリエル・フィゲレドは、シュツットガルト・バレエに正式入団が決まったため、スカラシップを返上し、代わりにセオ・ユン・ジュンがスカラシップを獲得しました。

3- SASAKI Sumina – Japan 佐々木須弥奈さん

Company chosen: the Royal Ballet (London) 

4- WAKIZUKA Yu – Japan 脇塚優さん

School chosen: the San Francisco Ballet School (Trainee Program)

5- WU Shuailun – China

School chosen: the Royal Ballet School (London) 

6- DA SILVA João Vitor – Brazil

School chosen: the San Fransisco Ballet School 

7- JOAQUIM Alexandre – Portugal

Company chosen: the Ballets de Monte Carlo 

8- SUMIYAMA Mio – Japan 住山美桜さん

Company chosen: the Birmingham Royal Ballet 

https://www.prixdelausanne.org/schools-companies-chosen-by-the-prize-winners-2019/

 

なお、BS1スペシャル「ローザンヌでつかんだ未来~バレエダンサー 須弥奈と美桜~」

5月6日(月) 午後10時00分(50分)NHK-BS1で再放送されます。コンクールの内側を追って、大変興味興味深い内容でした。

見逃した方は是非ご覧になってくださいね。

https://www.nhk.or.jp/docudocu/program/2443/2225677/


5月5日はWOWOWバレエの日~絢爛たるロシアバレエの世界~

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5月5日はWOWOWバレエの日~絢爛たるロシアバレエの世界~という特集の放映があります。

https://www.wowow.co.jp/special/014898

ロシアバレエ界の裏側を追ったドキュメンタリー、「ロシアバレエの宝石たち」全10回シリーズのうち、5回が一挙放映されます。

第一回は5/5(日・祝)午後5:20から放映です。

バレエの名門校ワガノワバレエ学校の教室から、プロのバレエ団の劇場や公演まで、ロシアに生きる若きダンサーたちを追ったドキュメンタリー。

伝説のスターダンサーを数多く輩出してきたワガノワ・バレエ・アカデミーで学ぶ生徒や、プロの世界で活躍するバレエダンサーたちの舞台裏に迫るドキュメンタリーをお送りする。
そこには、一流のダンサーになるための厳しい試練があった。不慮の事故に見舞われ、けがで踊れなくなってしまったダンサー、家庭を犠牲にしてツアーに打ち込むダンサー、国際的なバレエコンクールへ挑戦するダンサーたちや、自身が望むクラシックバレエを踊るため苦悩する日本人ダンサーの姿も。さまざまな困難と現実の中にある、ロシアバレエの舞台裏を目撃する。

第一回は、マリインスキー・バレエのファースト・ソリストで、昨年11~12月の来日公演でも大活躍した新星、レナータ・シャキロワと、ワガノワ・バレエアカデミーの生徒ソフィア・ヴァリウリーナを中心に取り上げています。レナータがマリインスキーに晴れて入団したばかりの頃の撮影です。キミン・キムもパートナーとして登場しています。

第9回は、この夏WOWOWで放映される予定ですが、海外で活躍する日本人ダンサーを集めたガラ公演「Bright Step」を主宰しているロシア国立バレエ・モスクワ西島勇人さんを追っています。

このシリーズは、RTのドキュメンタリー「Ballet a la Russe」に日本語字幕を付けたものですが、あまり日本では知られていないようなロシアバレエ界の内幕を描いていて、とても面白いドキュメンタリーシリーズです。

 

このほか、この日の「WOWOWバレエの日~絢爛たるロシアバレエの世界~」では、

第1回 HBC マスタークラスを6月に開催

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バレエ留学を目指す方を応援する、ノンプロフィット有償ボランティア団のHBCバレエコンサルタンツでは、6月に、第1回 HBCマスタークラスを開催します。

https://www.hbcballet.com/masterclass/

講師に、元アルゼンチン、テアトロ・コロン劇場で長年プリンシパルダンサーを務めた、アルハンドロ・パレンテと、ローマ・オペラ座バレエ団のクリスティーナ・サソを迎え、ピアニストには新国立劇場バレエ団専属ピアニスト、江藤 勝己さんを迎えた豪華なマスタークラスです。

イタリアン・ダンス・アワード2019決戦参加権 、ローマ・オペラ座バレエ団  現地オーディション参加権、ローマオペラ座バレエ学校 入学許可(数名)、そのほかサマー&ウィンタースクールスカラシップや短期留学スカラシップといった特典が用意されています。

Flyer-front

第1回 HBC マスタークラス

大阪会場:6月15日(土)〜16日(日)、東京会場:6月22日(土)〜23日(日)の二日間 (上記画像からは変更になっています)

ゲスト講師のアレハンドロ・パレンテは、アルゼンチンのテアトロ・コロン(コロン劇場)バレエ団で長年トップのプリンシパルダンサー、そしてバレエマスターを勤め、去年の夏に引退。ロイヤル・バレエを代表するスター・バレリーナ、マリアネラ・ヌニェスの公私ともにわたるパートナーであり、今も彼女と共にガラ公演に招かれて出演しています。ポーランドでヌニェスと、オランダ国立プリンシパルのダニエル・マカルゴを指導するといった活動もしています。

詳しくはHBCバレエコンサルタンツのブログで、紹介されています。

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マリアネラ様から貴重な動画が届きました。2018年3月、サンカルロ劇場での「ジゼル」公演前に、HBCマスタークラスのゲスト講師、アレハンドロ氏がマリアネラ様にレッスンをしてる動画です[E:#x1F3A5] ダンディーなお顔は見えませんが、立ち姿の美しいこと[E:#x2764] こんな素敵な先生のレッスンをぜひ体験してくださいませ。詳細は、www.hbcballet/masterclass/ お問い合わせは、 hbcballet@gmail.comまでの[E:#x2709] . . Guest teacher of HBC masterclass, Alejandro Parente(@aja.andro ) was giving Ms.Marianela (@marianelanunezofficial ) a class before Giselle in Teatro San Carlo March 2018 [E:#x2764] Thank you for the valuable video [E:#x1F60D] Please Join HBC Masterclass for experience great ballet lesson with Mr.Alejandro and Ms.Cristina Saso[E:#x1F339] More Info. www.hbcballet/masterclass/ [E:#x1F310] Or hbcballet@gmail.com [E:#x2709] . . #marianelanunez #principaldancer #balletlesson #ballet #balletaudition #balletmasterclass #balletworkshop #hbcmasterclass #ballet #balletdancer #balletstudent #ballerina #balletscholarship #ballet #大人バレエ #バレエ #バレエオーディション #バレエ就職オーディション #バレエワークショップ #バレエマスタークラス #hbcマスタークラス #バレエ留学 #バレリーナ #バレエダンサー #バレエスカラシップ

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クリスティーナ・サソは、プリンセス・グレース・アカデミーで学び、ナポリのサンカルロ劇場バレエ団、ローマ・オペラ座バレエにて、ソリスト、そしてプリンシパルとして活躍してきました。ローマ・オペラ座バレエで現役で踊りながら、マスタークラスのゲストティーチャーとして国内外で活躍しています。今回は、ローマ・オペラ座バレエ団の2020年のカンパニーオーディション参加権も参加者に授与されます。ローマ・オペラ座バレエ団は、パリ・オペラ座バレエのエトワール、エレオノラ・アバニャートが芸術監督を務めるカンパニーです。

 

HBC マスタークラスの特徴

 ⒈  リーズナブルな料金設定

有償ボランティアによるノンプロフィット団体であるHBCがお贈りする、リーズナブルな講習参加料金。

⒉  多数のスカラシップをご用意

コンクールや大手の講習会に負けない、HBCならではの多彩なスカラシップや特典をご用意!

⒊  豪華なゲストアーティストによるピアノ伴奏付きレッスン

一流のバレエピアニストのピアノ演奏と共に、留学や就職に繋がる多彩なスカラシップや参加権等を与える権利を持った世界トップクラスのゲストアーティストが講師を勤めます。

⒋  大人クラスもご用意しました 

豪華なゲスト講師二人による、土曜日限定の1レッスン。もちろん素敵なピアノ伴奏付き!

⒌  最終日には保護者見学会と無料留学(就職)説明会

最終日のレッスン後には、保護者見学会、そしてHBC代表による無料留学(就職)説明会を開催。

ヨーロッパのバレエ学校留学サポートには定評のあるHBCさんの親身なサポートが受けられるのも魅力的ですね。

今回は、1日のみの大人バレエクラス(初級〜中級)もあります。トップダンサーによる豪華なマスタークラスを受ける貴重な機会です。

5月15日 までにお申し込み頂いた方には、「令和」記念特別割引料金で申し込めるとのことです。

【2日間】      スカラシップ対象・オーディション費込み 26,000円

  マスタークラスのみ・スカラシップ対象外 22,000円

_________________________________ 

【1日間】    マスタークラスのみ・スカラシップ対象外 13,000円

【土曜限定】 大人バレエクラス(初級〜中級)        10,000円

 

HBCメンバー割引 2日間参加の場合 1,000円割引

申請と同時にHBCに登録すると、登録費 1万円(1年間有効)→ 半額 5千円 

この機会にぜひ利用されてはいかがでしょうか。

ロイヤル・オペラハウス・シネマシーズン『ドン・キホーテ』、金子扶生さんのインタビュー記事

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「英国ロイヤル・オペラ・ハウス・シネマシーズン 2018/19」の『ドン・キホーテ』がいよいよ今週末、5月17日より劇場公開されます。

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先日お知らせした、主演の高田茜さんのインタビューに続き、今度はこの映画館上映される『ドン・キホーテ』で森の女王(ドリアードの女王)役を踊ったファースト・ソリストの金子扶生さんを電話インタビューし、クラシカ・ジャパンのWebサイトに掲載されました。

https://www.classica-jp.com/column/9308/

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金子さんは前回『ドン・キホーテ』にキトリ役で出演した時に、舞台上で大きなけがをしてしまい、しばらく舞台に立てなかった金子さん。今回は、見事キトリ役での復活を果たし、しかも相手役が怪我をしたので急きょゲストのダニエル・カマルゴと踊ることになったり、急病のダンサーの代役としてマシュー・ボールとも踊ったり、そしてキトリ役と並行して森の女王役も踊ったりと大活躍を見せました。

『ドン・キホーテ』に限らず、『うたかたの恋(マイヤリング)』、『くるみ割り人形』などでも大きな役を踊り、進境著しい金子さんにお話を聞かせていただきました。おっとりとしてとても可愛らしい中にも、芯の強さを感じました。

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さて、今回のロイヤル・バレエ、『ドン・キホーテ』は高田茜さんの主演です。全幕作品で、高田さんが映画館上映で主演するのは初めてのこと。その高田茜さんのキトリが素晴らしい。テクニックは輝かしく、高く伸びやかな跳躍、美しいアティチュードやつま先、正確な回転、細かい足捌き、そしてキトリらしいお転婆な演技の中に、凛としたところやセクシーなところも見せてくれます。とても高熱を出して踊っていたとは思えません。アレクサンダー・キャンベルは、当初出演予定のスティーヴン・マックレーの代役ですが、高田さんが踊りやすいパートナーと言っているのも納得の、息の合った演技と踊りを見せてくれます。ばねが仕込まれているような跳躍などテクニックは申し分なく、バジルの明るいキャラクターがぴったりのコミカルな演技も達者です。

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森の女王は金子扶生さん。優美でゴージャス、気品あふれています。夢のシーンでの高田さん、金子さんの並びも美しく、ロイヤルの舞台で日本人バレリーナの二人が堂々とセンターを飾っているのを見るのは嬉しい。初演の時は、少々違和感を感じたアコスタ版だけど、再演で流れも良くなりました。1幕を盛り上げる街の若者4人組の中には、来シーズンより正式入団する中尾太亮さんの姿も。2幕冒頭のキトリとバジルのパ・ド・ドゥはロマンティックです。ドン・キホーテ役のクリストファー・サウンダース、キトリの父ロレンツォ役のギャリー・エイヴィスなどいぶし銀の演技も見られます。

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初演キャストであるチェ・ユフィさんとベアトリス・スティクス=ブルネルのキトリの友人は可愛らしく小気味よい踊り。演技達者が揃ったロイヤル・バレエならではの厚みのある舞台はとても楽しいです。幕間映像では、次回上映の話題作、クリスタル・パイト「フライト・パターン」のメイキング映像(インタビュー、リハーサル風景)も観られます。また、高田茜さんを指導するダーシー・バッセル、レオン・ミンクスについて熱く語る指揮者のマーティン・イェーツのインタビューなども。

来日公演の予習にも、ぜひこの楽しく最高なクオリティのパフォーマンスをご覧ください。

  • 【原版振付】マリウス・プティパ
  • 【演出・追加振付】カルロス・アコスタ
  • 【音楽】レオン・ミンクス
  • 【指揮】マーティン・イエーツ
  • 【出演】ドン・キホーテ:クリストファー・サウンダーズ
    サンチョ・パンサ:フィリップ・モーズリー
    キトリ:高田茜
    バジル:アレクサンダー・キャンベル
    エスパーダ:ヴァレンティノ・ズケッティ
    メルセデス:マヤラ・マグリ
    キトリの友人:崔由姫、ベアトリス・スティクス=ブルネル
    キューピッド:アナ・ローズ・オサリヴァン
    ドルシネア:ララ・ターク
    ドリアードの女王:金子扶生
    ロレンツォ(キトリの父):ギャリー・エイヴィス
    ガマーシュ:トーマス・ホワイトヘッド

 

北海道 ディノスシネマズ札幌 2019/5/17(金)~2019/5/23(木)
宮城 フォーラム仙台 2019/5/17(金)~2019/5/23(木)
東京 TOHOシネマズ日比谷 2019/5/17(金)~2019/5/23(木)
東京 イオンシネマ シアタス調布 2019/5/17(金)~2019/5/23(木)
千葉 TOHOシネマズ流山おおたかの森 2019/5/17(金)~2019/5/23(木)
神奈川 TOHOシネマズららぽーと横浜 2019/5/17(金)~2019/5/23(木)
愛知 TOHOシネマズ名古屋ベイシティ 2019/5/17(金)~2019/5/23(木)
京都 イオンシネマ京都桂川 2019/5/17(金)~2019/5/23(木)
大阪 大阪ステーションシティシネマ 2019/5/17(金)~2019/5/23(木)
兵庫 TOHOシネマズ西宮OS 2019/5/17(金)~2019/5/23(木)
福岡  中洲大洋映画劇場 2019/5/17(金)~2019/5/23(木)

 英国ロイヤルバレエ「ドン・キホーテ」(作曲:ミンクス)[Blu-ray]

OPUS ARTE (2014-07-30)
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吉田都さんの引退公演 NHKバレエの饗宴「Last Dance」と記者会見

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 吉田都さんが、8月7日、8日のNHKバレエの饗宴「Last Dance」で引退をすることは発表されていましたが、今回の公演の趣旨と概要について、都さんから説明する記者会見が開催されました。

都さんのバレエに寄せる深い愛、ひたむきに踊り続けられてきた35年間の万感の思いが伝わってきました。思わず涙ぐんでいたり、質問に答えるために少し考え込む様子からも、真摯で誠実な人柄が見受けられます。そして都さんの言葉には、日本のバレエ界、バレエを学ぶ若い人たちへのきらめくようなメッセージが込められていました。

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https://www.nhk-p.co.jp/ballet/

 

吉田都さんの会見内容をお伝えします。

「新国立劇場バレエ団の芸術監督を引き受けたので、引退することになりました。勉強することがたくさんあり、生半可なことではできない仕事です。放送されることを嬉しく思います。今まで踊ってきた作品の数々を日本のバレエ団とロイヤル・バレエからのダンサーと共に踊ります。寂しい気持ちもありますが、素敵なメンバーと舞台に立てるのはダンサー冥利につきます。35年間のキャリアの集大成の舞台をお見せします」

NHKのチーフ・プロデューサー八木さん

「都さんの作品をトップダンサーが踊り継ぐ舞台です。パ・ド・ドゥだけでなくまとまった作品、海外で活躍する日本人ダンサー、コンテンポラリーも上演する「NHKバレエの饗宴」の趣旨に沿った公演となります。全編生演奏での上演、演出は山本康介さん(元バーミンガムロイヤル・バレエ、ソリスト)が行います。山本さんはイギリスで長く踊られていて、英国バレエを熟知されています。古典が多くなりますが、ウィリアム・フォーサイスの作品をロイヤル・バレエのメンバーが踊るのも見どころです。アシュトンの『誕生日の贈り物』は都さんが出演されますが、各バレエ団のプリマとの共演も見どころです。都さんはこの作品は踊ったことがありますが、フォンテーンのために創作されたパートは今回初めてです。フェデリコ・ボネッリが、パートナーとして出演します。また、イレク・ムハメドフが来日して都さんと踊ります(作品は未定)特別なものとなるでしょう。また、『シンデレラ』の3幕冒頭のソロと、ピーター・ライト版『白鳥の湖』の4幕のパ・ド・ドゥも踊ります。感謝の気持ちを込めて舞台に立ちたいとのことです」

吉田さん「引退を決めたのは新国立劇場の芸術監督を引き受けてからです。踊るのが好きなので踊り続けたい気持ちもありますが、踊るだけで精一杯です。すべてのエネルギーを踊りに注ぎ込んでいて、その上で芸術監督という仕事は務まらないと思いました。これからのことを考えたら、こちらの道に進むべきだと思いました。ダンサーの環境を整えたり、英国で学んだことを伝えていきたいと思います」

今回踊る作品を選んだ理由

「今まで踊ってきた中で今の自分が何が踊れるかを考えて決まった作品です。踊り慣れたものもいいけど、チャレンジできるものもいいと思いました。皆大好きな作品です」

一番好きな作品は?

「日本でロイヤル・バレエで最後に踊った『ロミオとジュリエット』は、ジュリエットの人生を舞台上で生きて演じることを教えてもらった特別な作品です。白鳥が今回入っているのは、最初にサドラーズ・ウェルズ・バレエで主役を頂いた作品で、ロイヤル・バレエでも踊りました。私はオデット・オディールのタイプのダンサーではないのですが、 沢山の舞台を踏んできたので。ライト版4幕のパ・ド・ドゥはとても素敵です」Resize1668

後進に伝えて行きたいこと

「バレエとはどんな芸術なのかを伝えたい。日本に帰って考えたのは、バレエはお客様に何を伝えるかが大切ということ。その辺りは私も英国で苦労しました。バレエはアスリート的な要素もあるけど最終的に心を打つことが大切です。今でもこの点については苦労をしています。テクニックに意識が行きがちだけど、もう少しリラックスして舞台を楽しんでほしいと思います。 お客様に何かを感じて帰ってほしい。頑張って踊っている、のではなくプロのダンサーとして成熟した踊りを見せてほしいと思います」

バレエのどこが魅力的、好きなのか。

「バレエというアートフォームが好きなのです。総合芸術として舞台上で起こる奇跡のような瞬間に携われる感動があります。トウシューズで踊るクラシックバレエの踊りが大好きです。バレエって大変だからこそ美しい踊りなんです。 積み重ねがあるからこその舞台です。この舞台の陰でどれくらいのことをしているのだろう。英国で感じたのは、バレエはストーリーを台詞があるように伝えられる台詞のない芸術だと。衣装、セット、これだけの人たちが関われる芸術、生の音楽、全てを感じられる芸術って素晴らしいと思います」

ダンサーとして思い出深いことは?

「振り返ることも多くなりましたが、ロイヤル・オペラハウスの舞台に立てていることは子供の頃から考えると奇跡のような出来事です。貴重な日々、みんなで舞台を作り上げていったのは特別なことでした。サドラーズのコール・ド・バレエとして立っていた舞台の数々、ツアーでいろんな人々に出会って それがあったらこそ色々学ぶことができました。大変な経験があったらこそ、今があると考えています」

ローザンヌ国際バレエコンクールの時に、「ダンサーのパッションを見ています」とおっしゃっていたが、もう少し詳しく聞きたいとの質問。

「骨格、プロポーションはまず最初に大切なことです。音楽性、センス、コーディネーションも大切です。 バレエに対する情熱が見えるダンサーに人は引き込まれます。上手でも何も伝わらない踊りもあるので、最終的には情熱が大事だと思います。地味な稽古、リハーサルの積み重ね、それが普通にできるからこそ、毎日バレエを続けられたのだと思います」

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この公演はテレビで収録され、放映されます。NHKのスーパーハイビジョンの4Kで10月、NHK-BSプレミアムのプレミアムシアターでも日時未定ですが、放映されるそうです。

日時 2019年8月7日(水)
開場: 13時15分 開演:14時 
2019年8月8日(木)
開場: 17時45分 開演:18時30分
会場

新国立劇場オペラパレス

 

前売開始 2019年5月25日(土)10時から発売
入場料 S席21,000円 A席17,000円 B席13,000円
C席9,000円 D席5,000円 
(全席指定・消費税込)
*就学前のお子様の同伴・入場はご遠慮ください。
お問い合わせ ハローダイヤル 03-5777-8600(8:00~22:00無休)

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演目(予定)

「誕生日の贈り物」-Birthday offering- 
「精確さによる目眩くスリル」-The Vertiginous Thrill of Exactitudeー
「Flowers of the Forest」から
「シルヴィア」から
「アナスタシア」から
「くるみ割り人形」グラン・パ・ド・ドゥ ほか

出演者

吉田都

フェデリコ・ボネッリ(英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル)
平野亮一(英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル)
高田茜(英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル)
ヤスミン・ナグディ(英国ロイヤル・バレエ団プリンシパル)
ジェームズ・ヘイ(英国ロイヤル・バレエ団ファーストソリスト)
ヴァレンティーノ・ズケッティ(英国ロイヤル・バレエ団ファーストソリスト)
ミーガン・グレース・ヒンキス(英国ロイヤル・バレエ団ソリスト)

島添亮子(小林紀子バレエ・シアター)
井澤駿、小野絢子、福岡雄大、米沢唯 (新国立劇場バレエ団)
池田武志、渡辺恭子、石川聖人、石山沙央理、塩谷綾菜、髙谷遼(スターダンサーズ・バレエ団)
永橋あゆみ、三木雄馬(谷桃子バレエ団)、
沖香菜子、秋元康臣(東京バレエ団)
阿部裕恵、水井駿介(牧阿佐美バレヱ団)

指揮:井田勝大
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

<出演予定>

「誕生日の贈り物」-Birthday offering- (アシュトン)

吉田都、フェデリコ・ボネッリ

米沢唯、井澤駿

島添亮子、福岡雄大

永橋あゆみ、三木雄馬

阿部裕恵、水井駿介

渡辺恭子、池田武志

沖香菜子、秋元康臣

「精確さによる目眩くスリル」-The Vertiginous Thrill of Exactitudeー (フォーサイス)

高田茜、ヤスミン・ナグディ、ジェームズ・ヘイ、ヴァレンティーノ・ズケッティ
ミーガン・グレース・ヒンキス

「Flowers of the Forest」から(ビントレー)

スターダンサーズ・バレエ団

「シルヴィア」から (ビントレー)

小野絢子、福岡雄大

「アナスタシア」から (マクミラン)

高田茜、ジェームズ・ヘイ

「くるみ割り人形」グラン・パ・ド・ドゥ

平野亮一、ヤスミン・ナグディ

豪華な出演者、とても素敵なラインアップになりました。チケットを取るのは困難を極めそうですが、楽しみです。またテレビ放映があるのも本当にうれしいことですよね。都さんの35年間の舞台生活の集大成、その想いと次世代へのメッセージが込められた舞台になります。

なお、今週末、5月19日(日)には「NHKバレエの饗宴2019」が放映されます。

https://www4.nhk.or.jp/ongakukan/x/2019-05-19/31/2705/2039090/

英国ロイヤル・バレエの2019/20シーズン

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英国ロイヤル・バレエの2019/20シーズンが発表されています。

https://www.roh.org.uk/news/royal-opera-house-2019-20-season-announced

 

 

ロイヤル・バレエ2019/20シーズンは、『マノン』で開幕し、『眠れる森の美女』『コッペリア』『オネーギン』『白鳥の湖』が全幕。

新作は4作品、リアム・スカーレット、キャシー・マーストン、パム・タノヴィッツの新作に加えてウェイン・マクレガーの様々なアーティストとのコラボ「ダンテ・プロジェクト」です。

キャシー・マーストンは、ノーザン・バレエで「ジェーン・エア」、「ヴィクトリア」という全幕作品が高い評価を得て、「ジェーン・エア」はアメリカン・バレエ・シアターのMETシーズンでも今年上演されるという注目の女性振付家。ロイヤル・オペラハウスのメーンステージで彼女の作品が上演されるのは初めてです。今回の新作は、難病に倒れた天才チェロ奏者ジャクリーヌ・デュ・プレの生涯を描いたものになります。マーストンと、芸術監督のケヴィン・オヘアがデュ・プレの元夫であるダニエル・バレンボイムに面会し、直々にバレエ化の許可を得たとのこと。

https://www.theguardian.com/stage/2019/may/14/royal-ballet-2019-season-cathy-marston-jacqueline-du-pre

ウェイン・マクレガーの「ダンテ・プロジェクト」は、トーマス・アデスに音楽を委嘱し、アーティストのタクティア・ディーンが舞台美術、照明デザインにルーシー・カーターを起用したもの。1幕の「Inferno」は今年7月のロイヤル・バレエのロサンゼルス公演で先に披露されます。

新しくなったオペラハウス内の小劇場、リンバリー・シアターは、ロイヤル・バレエの作品だけでなく、招聘された国内、海外のカンパニーの公演場所としても使われます。パム・タノヴィッツ、モーガン・ルナクル・テンプル、シャロン・エイアールと女性振付家による新作が多く上演されます。カルロス・アコスタのアコスタ・ダンサがキューバにインスピレーションを得た新作を上演します。ロイヤル・バレエ、ランベールとBBCフィルムズとの共同制作で、ランベールはシャロン・エイアール振付の現代のおとぎ話「Aisha and Abhaya」を世界初演します。

ロイヤル・バレエはバーミンガムロイヤル・バレエと共に、ニネット・ド・ヴァロワ、フレデリック・アシュトン、ケネス・マクミランの振付の創造性とカンパニー独自の歴史を捉えたヘリテージ・プログラムを上演します。

またロイヤル・バレエは、マース・カニンガム生誕100周年を記念して、バレエ・ロレーヌと共同制作で「Cross Currents」を上演。パリ・オペラ座バレエ、ロイヤル・バレエ・オブ・フランダースとロイヤル・バレエの3人のダンサーは、パリで公演を行います。

https://www.roh.org.uk/tickets-and-events/all?booking-season=spring-1920,summer-1920,autumn-1920,winter-1920

「マノン」(マクミラン)2 October7 November 2019

Cross Currents(カニンガム)「モノトーン2」(アシュトン)タノヴィッツ新作1112 October 2019

「コンチェルト」(マクミラン)、「エニグマ・ヴァリエーションズ」(アシュトン)、「ライモンダ3幕」(ヌレエフ)23 October21 December 2019

「眠れる森の美女」(プティパ/アシュトン、ダウエル、ウィールドン)8 November 201917 January 2020

「コッペリア」(ド・ヴァロワ)28 November 20198 January 2020

「オネーギン」(クランコ)18 January1 March 2020

マーストン新作、スカーレット新作 18 February5 March 2020

「白鳥の湖」(プティパ/スカーレット) 6 March–17 May 2020

「ライブ・ファイアー・エクササイズ」(マクレガー)「コリュバンテスの遊戯」(ウィールドン)未定 321 April 2020

「ダンテ・プロジェクト」(マクレガー)7 May–2 June 2020

「トンボー」(ビントレー)、「プレリュード」(ラトマンスキー)「シンフォニック・ダンス」(スカーレット)4–13 June 2020

 

なお、映画館上映作品は以下となります。

「コンチェルト」(マクミラン)、「エニグマ・ヴァリエーションズ」(アシュトン)、「ライモンダ3幕」(ヌレエフ)23 October21 December 2019

「眠れる森の美女」(プティパ/アシュトン、ダウエル、ウィールドン)8 November 2019–17 January 2020

「コッペリア」(ド・ヴァロワ)28 November 20198 January 2020

マーストン新作、スカーレット新作 18 February5 March 2020

「白鳥の湖」(スカーレット)6 March–17 May 2020

「ダンテ・プロジェクト」(マクレガー)7 May–2 June 2020

 

このシーズンは久しぶりに、「くるみ割り人形」が年末に上演されず、代わりに「コッペリア」が上演されます。

(「くるみ割り人形」は2016年に収録された映像が、映画館では上映される予定です)

Alexandre Magazineに、カンパニー・ウェイン・マクレガーのジェームス・ペット &トラビス・クローセン=ナイト(ファビュラ・コレクティブ)のインタビュー&写真掲載

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注目のダンサーを写真とインタビューで紹介するオンライン・マガジン、Alexandre

酒井はなさん、パトリック・ド・バナに続く第3弾は、カンパニー・ウェイン・マクレガーに所属していた若手ダンサー&振付家のジェームス・ペット &トラビス・クローセン=ナイトです。

https://www.alexandremagazine.com/003

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Photo:Yumiko Inoue

ジェームス・ペット &トラビス・クローセン=ナイトは、5月21日に、渋谷のセルリアンタワー能楽堂にて開催される、ファビュラ・コレクティブの公演「Elevation-ー昇華―」に出演予定です。好評のため、チケットは残り僅少ですが、当日券は発売される予定。

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Photo:Yumiko Inoue

ジェームズ・ペットは世界体操選手権で英国代表となった元体操選手、トラビスはクラシック・バレエを学びマシュー・ボーンのニューアドベンチャーズに参加して「白鳥の湖」公演では日本でも踊ったことがあります。2013年から2019年までカンパニー・ウェイン・マクレガーに参加し、マクレガーの作品を踊ってきました。二人は「Tree of Codes」では、マリ=アニエス・ジロ他パリ・オペラ座バレエのダンサーと共演してガルニエの舞台にも立っています。またジェームズは、昨年BBCの番組で、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーでアレッサンドラ・フェリとデュエットを踊りました。

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Photo:Yumiko Inoue

英国で舞台美術家として活躍する塚本行子さんと出会い、昨年12月にはサドラーズ・ウェルズ劇場で公演を行って高い評価を得ました。その時に踊られた二人の共同振付作品「Informal Between」と、それぞれの新作ソロ「掟の門」、「塩と水」が今回踊られます。

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Photo:Yumiko Inoue

来日した翌日に、この二人をインタビューさせていただきました。モデルとしても活動する二人なので容姿端麗。とても和やかな雰囲気で取材できましたが、非常にインテリジェントで芸術に対する情熱を持ち合わせた二人です。撮影はAlexandre主宰の井上ユミコさん、二人の独特の世界を美しく撮っていただきました。今後の彼らから目が離せません。ぜひインタビューをお読みください。そしてAlexandreでは、しなやかで繊細な動きを堪能できるショートフィルムも掲載しています。

https://www.alexandremagazine.com/003

公演情報

『Elevation―昇華―』 (世界初演*を含む/3部構成)

・作品1* 『掟の門』(振付・出演:ジェームズ・ペット)フランツ・カフカの小説「掟の門」より。

・作品2* 『塩と水』(振付・出演:トラビス・クローセン=ナイト)

・作品3  『Informal Between』(振付・出演:ジェームズ・ペット&トラビス・クローセン=ナイト)
(初演:2018年 サドラーズ・ウェルズ)

・上演時間 約60分(幕間休憩有)
・終演後、アフタートーク、Q&Aを実施(通訳有)

【日時】
2019年5月21日(火) 19時開演(1回公演・アフタートーク有)

【会場】
渋谷 セルリアンタワー能楽堂

【チケット料金】 全指定席・税込
正面 5,500円、脇正面 5,000円、中正面 4,500円/
25歳以下 3,000円(客席後方桟敷・自由席・枚数限定・入場時要証明書)

※受付開始は公演の1時間前、開場は開演の30分前※未就学児のご入場はできません。※25歳以下チケットをお求めのお客様は入場時に公的身分証をご提示ください。※開演時間を過ぎてのご入場は一部制限させていただく場合がございます。また主催者指定の座席へのご案内となる場合がございます。※やむを得ない事情により、出演者・演目等が変更となる場合がございます。

【チケット取扱】
Confetti(カンフェティ)
http://www.confetti-web.com/elevation
0120-240-540 通話料無料・オペレーター対応(受付時間 平日10:00~18:00)(携帯・PHSからのご利用の場合:03-6228-1630)

 

ブノワ賞2019受賞者発表

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ブノワ賞の受賞者が発表されました。

https://tass.ru/kultura/6455912

最優秀男性ダンサー

ワディム・ムンタギロフ(ロイヤル・バレエ『白鳥の湖』)Resize1442

最優秀女性ダンサー

アシュレー・ボーダー(NYCB「コッペリア」)

エリサ・カブレラ・カリーリョ(ベルリン国立バレエ 「ロミオとジュリエット」)

振付家 

フレデリック・ライドマン(ストックホルム・シティ・シアター 『産業ロボットとのデュエット』)

クリスチャン・シュプック(チューリッヒ・バレエ 「冬の旅」)

 

 

舞台美術賞

ジョン・マクファーレン(ロイヤル「白鳥の湖」)

功労賞

イリ・キリアン

マシーン賞

アンナ・ラウデール(ハンブルク・バレエ)

スウェーデン王立バレエの柳澤郁帆さんが女性ダンサー賞にノミネートされていましたが、残念ながら受賞はならず。しかしながら、22歳の若さで、錚々たるスターの中にあってノミネートをされることは快挙でした。

バレエのブノワ賞、日本人が逃す 最優秀女性ダンサー賞候補

 【モスクワ共同】世界的に権威があるバレエのブノワ賞が21日夜、モスクワのボリショイ劇場で発表され、最優秀女性ダンサー賞にノミネートされていた、スウェーデン王立バレエ団で活躍する[E:#x2606](やなぎ)澤郁帆さん(22)=さいたま市出身=は惜しくも受賞を逃した。

同賞はニューヨーク・シティ・バレエ団のアシュリー・ボーダーさんとベルリン国立バレエ団のエリザ・カブレラさんの2人が獲得した。

 [E:#x2606]澤さんはウィリアム・フォーサイス氏振り付けの「アーティファクト組曲」のソロパートの踊りが高く評価され、最優秀女性ダンサー賞の候補7人のうちの1人に選ばれた。

注:[E:#x2606]は木ヘンに却の去がタ(共同通信)

https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/422765

2冠に輝いたロイヤル・バレエの「白鳥の湖」リアム・スカーレット振付版は、DVD、ブルーレイが今週末に発売されます。私がライナーノーツの翻訳を担当しているので、よろしければぜひお求めください。

 

ブノワ賞のノミネート

http://benois.theatre.ru/2019/

NOMINEES 2019 

CHOREOGRAPHERS <振付家>
JUANJO ARQUÉS –Ignite, Kate Whitley. Birmingham Royal Ballet. フアンホ・アルケス「Ignite」バーミンガムロイヤル・バレエ
MANUEL LEGRIS - Sylvia, Leo Delibes. Vienna State Ballet. マニュエル・ルグリ「シルヴィア」ウィーン国立バレエ
JUSTIN PECK - Hurry Up, We're Dreaming, M8 (Anthony Gonzalez, Yann Gonzalez, Bradley Laner, Justin Meldal-Johnson). San Francisco Ballet. ジャスティン・ペック 「Hurry Up, We're Dreaming, M8 」サンフランシスコ・バレエ
FREDRIK BENKE RYDMAN - Duet with an Industrial Robot, Johan Lilje Dal, Karl Johan Rasmusson. State Theater Stockholm. フレデリック・ライドマン 「Duet with an Industrial Robot 」ストックホルム国立劇場
CHRISTIAN SPUCK - Winterreise, Hans Zender, Franz Schubert. Zurich ballet. クリスチャン・シュプック「冬の旅」チューリッヒ・バレエ
SEPTIME WEBRE - Wizard of OZ, Matthew Pierce. Kansas City Ballet. セプティーム・ウェブレ 「オズの魔法使い」カンザス・シティ・バレエ

BALLERINAS <女性ダンサー>
AMANDINE ALBISSON - Marguerite Gautier, La Dame aux Camélias, F.Chopin / J. Neumeier. Paris Opera Ballet. アマンディーヌ・アルビッソン「椿姫」パリ・オペラ座バレエ
ASHLEY BOUDER - Swanilda, Coppelia, L.Delibes / G.Balanchine. New York City Ballet. アシュリー・ボーダー「コッペリア」ニューヨークシティバレエ
ELISA CARRILLO CABRERA –Juliet, Romeo and Juliet, S.Prokofiev / N.Duato. State Ballet Berlin. エリサ・カリーリョ・カブレラ「ロミオとジュリエット」(ドゥアト)ベルリン国立バレエ
MAIA MAKHATELI - Marguerite Gautier, La Dame aux Camélias, F. Chopin / J. Neumeier. Dutch National Ballet. マイア・マッカテリ「椿姫」オランダ国立バレエ
ANASTASIA STASHKEVICH - Dolly, Anna Karenina, P.Tchaikovsky, A.Shnitke, C.Stevens-Y.Islam / J.Neumeier. Bolshoi Theater of Russia. アナスタシア・スタシュケヴィッチ「アンナ・カレーニナ」(ノイマイヤー) (ドリー役)ボリショイ・バレエ
YUAN YUAN TAN - Duet Take a Deep Breath, Bound to, K.Henson / Ch.Wheeldon. San Francisco Ballet. ヤンヤン・タン「Duet Take a Deep Breath, Bound to」(ウィールドン)サンフランシスコ・バレエ
KAHO YANAGISAWA - Solo part, Artifact Suite, E.Crossman-Hecht, ISBach / W.Forsythe. Royal Swedish Ballet 柳澤郁帆 「アーティファクト組曲」(フォーサイス)スウェーデン王立バレエ


DANCERS <男性ダンサー>
AUDRIC BEZARD - Armand Duval, La Dame aux Camélias, F. Chopin / J. Neumeier. Paris Opera Ballet. オドリック・ベザール「椿姫」パリ・オペラ座バレエ
DANIEL CAMARGO - Armand Duval, La Dame aux Camélias, F. Chopin / J. Neumeier; Basilio, Don Quichot, L.Minkus / M.Petipa, A.Ratmansky. Dutch National Ballet. ダニエル・カマルゴ「椿姫」「ドン・キホーテ」オランダ国立バレエ
VIACHESLAV LOPATIN - Faun, C.Debussy, N.Sawhney / SLCherkaoui. Bolshoi Theater of Russia. ヴャチェスラフ・ロパーティン「牧神」(シェルカウイ)ボリショイ・バレエ
VADIM MUNTAGIROV - Prince Siegfried, Swan Lake, P.Tchaikovsky / L.Scarlett. Royal Ballet London. ワディム・ムンタギロフ「白鳥の湖」ロイヤル・バレエ
ANDILE NDLOVU - Mercutio, Romeo and Juliet, S.Prokofiev / J.Cranko. The Washington Ballet. ANDILE NDLOVU 「ロミオとジュリエット」(クランコ)ワシントン・バレエ
ABEL ROJO - Carrying with My Own Floor, E.Satie / A.Rojo.Malpaso Company. ABEL ROJO  「Carrying with My Own Floor」Malpaso Company 
DANIIL SIMKIN - Harlequin, Harlequinade, R.Drigo / M.Petipa, A.Ratmansky. American Ballet Theater. ダニール・シムキン「アレキナーダ」(ラトマンスキー)アメリカン・バレエ・シアター

COMPOSERS <作曲家>
MATTHEW PIERCE - Wizard of OZ, choreography by SeptimeWebre, Kansas City Ballet. 
KATE WHITLEY - Ignite, choreography by JuanjoArques, Birmingham Royal Ballet. 

DESIGNERS <舞台美術家>
JÉRÔME KAPLAN - La Bayadère, L.Minkus / M.Petipa, A.Ratmansky, State Ballet Berlin. ジェローム・カプラン「ラ・バヤデール」ベルリン国立バレエ
JOHN MACFARLANE - Swan Lake, P.Tchaikovsky / L.Scarlett, Royal Ballet London. ジョン・マクファーレン「白鳥の湖」ロイヤル・バレエ
ROBERT PERDZIOLA - Harlequinade, R.Drigo / M.Petipa, A.Ratmansky, American Ballet Theater. ROBERT PERDZIOLA 「アレキナーダ」アメリカン・バレエ・シアター 
MICHAEL RAYFORD-LIZ VANDAL - Wizard of OZ, M.Pierce / S.Webre, Kansas City Ballet. MICHAEL RAYFORD-LIZ VANDAL オズの魔法使い」カンザス・シティ・バレエ

審査員は、ユーリ・グリゴローヴィチが審査員長、オランダ国立バレエ芸術監督のテッド・ブランセン、ボリショイ・バレエのスヴェトラーナ・ザハロワ、そしてアナ・ラグーナ、アニエス・ルテステュ、ウラジーミル・マラーホフ、元ABTのエグゼクティブ・ディレクターのレイチェル・ムーアです。

 

英国ロイヤル・バレエ《白鳥の湖》リアム・スカーレット版[Blu-ray Disc](日本語解説付き)
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「パリ・オペラ座バレエのイタリア人たち」公演開催

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パリ・オペラ座バレエのダンサーたちによる公演〈パリ・オペラ座バレエのイタリア人たち〉が8月に東京始め国内4か所で開催されます。

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https://www.chacott-jp.com/news/shoplesson/others/detail012613.html

パリ・オペラ座の中に〈パリ・オペラ座バレエのイタリア人たち〉("Les Italiens de l'Opera de Paris") というダンスユニットが誕生し、世界各地で公演し大変な人気を博しています。このダンスユニットはアレッシオ・カルボーネが中心となって結成し、エトワールのヴァランティーヌ・コラサンテが参加。次のエトワール最有力のポール・マルク、昨年カルポー賞受賞のフランチェスコ・ムーラなど将来を期待されている若手男性ダンサーたちが加わり、さらに2017年までエトワールとして踊ったレティシア・プジョルが、パリ・オペラ座の伝統の精髄を見せて、活気溢れる力強い舞台を展開しています。

プログラムもコラサンテとマルクが踊る『ドン・キホーテ』から、ミュージシャンたちとともに三人の男性ダンサーが楽しく踊る『オーニス』、そしてカルボーネが注目した島﨑徹の新作をプジョルとカルボーネが踊るなど、クラシックからコンテンポラリーまで、ダンサーたちの踊る喜びが溢れる14演目が予定されています。

〈パリ・オペラ座バレエのイタリア人たち〉は、一時的に座組みしたダンサーのグループではありません。年間を通して20回もの公演を行うカンパニーの中のカンパニーであり、彼ら自身で新作も創作しているクリエイティヴなダンスユニットです。パリ・オペラ座バレエのダンサーたちの中核を担う"Les Italiens de l'Opera de Paris"の初来日公演をお楽しみに!!

出演(予定) 

<来日予定メンバー>

芸術監督&出演:  Alessio Carbone アレッシオ・カルボーネ(プルミエ・ダンスール)

特別ゲスト:      Laëtitia Pujol レティシア・プジョルエトワール)   

出演:Valentine Colasante ヴァランティーヌ・コラサンテ(エトワール)

        Héloïse Bourdon エロイーズ・ブルドン(プルミエール・ダンスーズ /2010カルポー賞 / 2011 AROP賞

        Paul Marque ポール・マルク(プルミエ・ダンスール / 2017 AROP

        Francesco Mura フランチェスコ・ムーラ(スジェ / 2018カルポー賞

    Simon Valastro  シモン・ヴァラストロ(スジェ / 2008 AROP

    Letizia Galloni レティツィア・ガローニ(コリフェ / 2017 AROP

    Ambre Chiarcosso アンブル・シアルコッソ(カドリーユ)

    Sofia Rosolini ソフィア・ロソリーニ(カドリーユ)

        Antonio Conforti  アントニオ・コンフォルティ(カドリーユ)

      Giorgio Fourès ジョルジオ・フーレ(カドリーユ)

※カルポー賞:パリ・オペラ座の優秀な若手に贈られる賞/AROP賞:パリ・オペラ座の会員組織が贈る賞

 演奏: Andrea Turra (piano) アンドレア・トゥーラ(ピアノ)

          Gerard Baraton (accordionist) ジェラール・バラトン(アコーディオン)

      Christian Pacher (accordionist) クリスティアン・パシャール(アコーディオン)

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プログラム (予定/上演順とは異なります。音楽は一部を除き録音音源を使用)


「3つの前奏曲」

振 付:ベン・スティーブンソン 音楽:S.ラフマニノフ
出 演:レティツィア・ガローニ/アレッシオ・カルボーネ
ピアノ:アンドレア・トゥーラ

「天井桟敷の人々」より
"スカルラッティ・パ・ド・ドゥ"

振 付:ジョゼ・マルティネス 音楽:D.スカルラッティ
出 演:ヴァランティーヌ・コラサンテ/アントニオ・コンフォルティ
ピアノ:アンドレア・トゥーラ

「ドニゼッティ・パ・ド・ドゥ」

振 付:マニュエル・ルグリ 音楽:G.ドニゼッティ 
出 演:アンブル・シアルコッソ/フランチェスコ・ムーラ

「さくら」

振 付:島﨑徹 音楽:L.ベートーヴェン 
出 演:レティシア・プジョル/アレッシオ・カルボーネ

「海賊」より

振 付:ジュール・ペロー 音楽:A.アダン
出 演:エロイーズ・ブルドン/ジョルジオ・フーレ

「シーニュ」より

振 付:カロリン・カールソン 音楽:R.オーブリー
出 演:ソフィア・ロソリーニ/アントニオ・コンフォルティ

「ドン・キホーテ」より

振 付:ルドルフ・ヌレエフ 音楽:L.ミンクス
出 演:ヴァランティーヌ・コラサンテ/ポール・マルク

「ラ・シルフィード」より

振 付:オーギュスト・ブルノンヴィル 音楽:J.シュナイツホーファ
出 演:レティツィア・ガローニ/ジョルジオ・フーレ

「Ma !」(日本初演)

振 付:シモン・ヴァラストロ 音楽:P.グラス
出 演:ソフィア・ロソリーニ
ピアノ:アンドレア・トゥーラ

「白鳥の湖」より

振 付:ルドルフ・ヌレエフ 音楽:P.I.チャイコフスキー
出 演:エロイーズ・ブルドン/アントニオ・コンフォルティ

「レ・ブルジョワ」

振 付:ベン・ファン・コーウェンベルク 音楽:J.ブレル
出 演:ジョルジオ・フーレ

「ル・パルク」より

振 付:アンジュラン・プレルジョカージュ 音楽:W.A.モーツァルト
出 演:レティシア・プジョル/アレッシオ・カルボーネ

「オーニス」

振 付:ジャック・ガルニエ 音楽:M.パシェール
出 演:ポール・マルク/フランチェスコ・ムーラ/シモン・ヴァラストロ
アコーディオン:ジェラール・バラトン/クリスティアン・パシャール

「フォー・ジェームス」(賛助出演)

振 付:島﨑徹 音楽:L.ベートーヴェン
出 演:島﨑徹セレクトメンバー【Dance Barbizon】

<賛助出演>         島﨑徹セレクトメンバー【Dance Barbizon

金愛珠/駿川知世/平雛子/田頭綾女/服部千尋/本間紗世/村林楽穂/渡邉はるか/相川友貴/佐藤惟/本城祐哉/矢木一帆

<公演概要>

金沢公演 2019年 8/23(金)

本多の森ホール 開場17:45 開演18:30
主催:北國新聞文化センター/チャコット
共催:北國新聞社
後援:北陸放送/テレビ金沢/エフエム石川/ラジオかなざわ・こまつ・ななお/金沢ケーブル

<お問い合わせ> 北國新聞文化センター 076-260-3535

 

東京公演 2019年 8/26(月)

メルパルクホール 開場17:45 開演18:30
主催:チャコット
後援:フジテレビジョン

<お問い合わせ> サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(10:00〜18:00)

 

名古屋公演 2019年 8/27(火)

愛知県芸術劇場 大ホール 開場17:45 開演18:30
主催:中日新聞社/チャコット

<お問い合わせ> サンデーフォークプロモーション 052-320-9100 (10:00〜18:00)

 

大阪公演 2019年 8/30(金)

NHK大阪ホール 開場17:45 開演18:30
主催:チャコット

<お問い合わせ> キョードーインフォメーション 0570-200-888(10:00〜18:00) 

協力:テイトコーポレーション 企画・制作:チャコット 

「ル・グラン・ガラ2019」6月1日に特番放映

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世界最高峰の人気の実力を誇るパリ・オペラ座バレエ団の精鋭ダンサー5名が出演し、絶賛された
『ル・グラン・ガラ2018』がさらにパワーアップ。
めくるめく宝石のように華麗なガラ公演「ル・グラン・ガラ2019」が今年7月に開催されます。

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(C)James Bort

その特別番組が放映されます。

6/1(土)朝11時30分〜(BS-TBS)
かくもバレエは美しい
〜パリ・オペラ座 エトワールたちの饗宴〜


7月の来日時に世界初演となる、いま最も旬なスターダンサー8名が総出演する 『マリア・カラス 〜踊る歌声』制作メイキングに密着!リハーサル映像やダンサーインタビューなど、貴重な映像が満載。

世紀の歌姫マリア・カラスのドラマティックな歌声に乗せ、8人の並外れたテクニックと個性が鮮烈にぶつかりあい、かつてない白熱の舞台になることは間違いないでしょう。公演が待ちきれない皆様、ぜひご覧ください。

 

【日程】
2019年
7月23日(火)19時開演(Aプロ)
7月24日(水)14時開演(Aプロ)
7月25日(木)14時/19時開演(Bプロ)

【会場】文京シビックホール

【料金】 S15,000 A12,000 B9,000 C6,000 (税込)

【公式サイト】
http://www.le-grand-gala2019.jp/

 【Aプロ】

「ヘルマン・シュメルマン」
振付:ウィリアム・フォーサイス
音楽:トム・ウィレムス
オニール八菜、ユーゴ・マルシャン

「白鳥の湖」第2幕より
振付:ルドルフ・ヌレエフ
音楽:P.I.チャイコフスキー
レオノール・ボラック、ジェルマン・ルーヴェ

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(C)Michel Lidvac


「眠れる森の美女」より
振付:ルドルフ・ヌレエフ
音楽:P.I.チャイコフスキー
オニール八菜、ジェルマン・ルーヴェ

「プルーストー失われた時を求めて」より“モレルとサン=ルー”
振付:ローラン・プティ
音楽:ガブリエル・フォーレ
マチュー・ガニオ、オードリック・ベザール

「マノン」より“寝室のパ・ド・ドゥ”
振付:ケネス・マクミラン
音楽:ジュール・マスネ
ドロテ・ジルベール、マチュー・ガニオ

「失われた時を求めて」より“囚われの女”
振付:ローラン・プティ
音楽:カミーユ・サン=サーンス
アマンディーヌ・アルビッソン、オードリック・ベザール

「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」
振付:ジョージ・バランシン
音楽:P.I.チャイコフスキー
ドロテ・ジルベール、ユーゴ・マルシャン

「ライモンダ」
振付:ルドルフ・ヌレエフ
音楽:アレクサンドル・グラズノフ
ドロテ・ジルベール

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(C)James Bort


【Bプロ】
「マリア・カラスへのオマージュ」(仮題・世界初演)
振付:ジョルジュ・マンチーニ
全員

「ジュエルズ」より“エメラルド”
振付:ジョージ・バランシン
音楽:ガブリエル・フォーレ
ドロテ・ジルベール、マチュー・ガニオ
レオノール・ボラック、ジェルマン・ルーヴェ

「ジュエルズ」より“ダイヤモンド”
振付:ジョージ・バランシン
音楽:P.I.チャイコフスキー
アマンディーヌ・アルビッソン、ユーゴ・マルシャン

出演

下記、すべてパリ・オペラ座バレエ

マチュー・ガニオ(エトワール)
ドロテ・ジルベール(エトワール)
アマンディーヌ・アルビッソン(エトワール)
ジェルマン・ルーヴェ(エトワール)
レオノール・ボラック(エトワール)
ユーゴ・マルシャン(エトワール)
オニール八菜(プルミエール・ダンスーズ)
オードリック・ベザール(プルミエ・ダンスール)

勅使川原三郎ソロダンス「青い記録」KARAS APPARATUSで上演中

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KARASでは5/24(金)より、東京 荻窪の劇場カラス・アパラタスにて、
勅使川原三郎の新作ソロダンス公演「青い記録」を上演しています。
本作は、2019年最初のソロ作品で、アップデイトダンスの62作目として上演されています。
Updatedance62
〈勅使川原三郎よりコメント〉
書き換え、修正しながら残されていく記憶や宙に浮かんでいる思い出ではなく、身体に刻印されている
事実としての「記録」。忘れてはいるが明解な質感として身体に保存されている「記録」。生きる身体
への信頼を新たにしたい、実感を更新しつづける活き活きした生は「記録」とともにあると考えます。

 

4回目の公演を観てきました。

シューベルト作曲のピアノソナタ第 20 番(イ長調 D959)の短いフレーズが20数回繰り返され、その中で勅使川原さんが踊る。その舞踊言語の豊穣さ、多様性、そしてダンスとしての引き出しの多さに舌を巻く。同じフレーズの音楽なのに、すべて違ったものに聞こえてくるほど。始まりは、勅使川原さんの姿が見えないほどの暗闇の中、やがておぼろげに浮かび上がってきて、少し明るくなってくると、黄土色のシャツを着た勅使川原さん、一瞬素肌に見えるほど。

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アパラタスの空間が無限へと続いていくような照明は変幻自在で、極限まで明かりを落としたり、逆光を浴びて浮かび上がったり、おぼろげにぶれているようだったり、残像を残したり。その光に寄り添うような勅使川原さんの動き。まぼろしそのものから、牧神や少年、彫像に変身したり、舞台奥で地を這うように横たわって動いたり。多種多様の人物像(人に限らないが)を見せ、彼の頭にぎっしり詰まった引き出しの記録を紐解いているかのよう。

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細やかに刻まれる足捌きのステップにも驚愕した。光と見事に調和するように、細かく身体をコントロールして、よどみないエレガントな動きを見せたかと思えば内またで痙攣させたり。研ぎ澄まされたテクニックを保ち、1時間出ずっぱりで疲れを微塵も見せないのは驚異。後半になるにつれて動きも速く炸裂し、ダイナミックになっていく。その中でシルエットの美しさも計算し尽くされているかのようだった。天井から小さな電球のような球体がワイヤーでぶら下がっている時があるが、この球体にも触れずに動き回る。途中、シューベルトの美しい旋律を破るように、角材のような長い棒を持っては倒して脳天に響くような音を立てるが、これも彼の溢れだす記録の一部なのだろうか。

たった一人でシンプルな空間で踊り、音楽も一つのフレーズだけなのに、ダンスというものの無限の可能性と広がりを感じさせる舞台だった。勅使川原三郎という奇跡を目撃した。

開催概要
公 演 名 アップデイトダンス No.62「青い記録」 演出 照明 出演 勅使川原三郎
会 場 カラス・アパラタス/B2 ホール
〒167-0051東京都杉並区荻窪5-11-15 F1/B1/B2 ホームページ:http://www.st-karas.com
料 金 一般 / 予約 3,000 円[当日 3,500 円] 学生 / 2,000 円 (学生は予約当日共に)
予 約 updatedance@st-karas.com Tel: 03-6276-9136
*件名を「アップデイトNo.62」とし、ご希望の日付・住所・氏名・一般または学生・当日連絡のつく電話番号を記入のうえ送付
*予約受付は各回とも前日の24時まで *学生の方は当日受付で学生証を提示 *全席自由
日 時 2019 年 5 月 24 日(金) ̶ 6 月 1 日(土) * 5 月 28 日(火)休演
*開場は開演の 10 分前 *開演後の途中入場不可
5 月 29 日(水)20:00 5 月 30 日(木)20:00 5 月 31 日(金)20:00 6 月 1 日(土)16:00

主 催 有限会社カラス 企画制作 KARAS

 

次回6月のアップデイト公演の上演内容も決定しています。
6月17日(月)〜25日(火)に荻窪のカラス・アパラタスにて上演するのは、
ブルーノ・シュルツ原作の「マネキン人形論」です。
ゴールデンウィークにシアターXで上演された、同じくブルーノ・シュルツ原作の
「シナモン」も記憶に新しいところです。

 

佐東利穂子さんが、イタリアのレッジオ・エミリアに滞在し、
アテールバレット(バレエ団)への初振付作品のリハーサルに取り組んでいるため、
勅使川原さんのソロになります。

なお、KARAS APPARATUSの地下のスタジオ、開場前に待機するのに利用しているスペースですが、
現在勅使川原さんのドローイングが展示されているギャラリーとなっています。
勅使川原さんのアーティストとしての才能も素晴らしく、彼のダンス作品を思わせるドローイングも
多数あるので、ぜひご覧ください。

鈴木竜/エルタニン公演『White Space.』

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「横浜ダンスコレクション 2017」で若手振付家のためのフランス大使館賞、MASDANZA賞、シビウ国際演劇祭賞をトリプル受賞した、気鋭の振付家・ダンサーの鈴木竜が主宰するeltanin(エルタニン)がいよいよ本格始動します。

◎鈴木竜/エルタニンウェブサイト

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現代社会において人は「人間」であり続けることができるのか?期待の若手振付家とダンサーたちが紡ぎ出す、人間と余白(=ホワイトスペース)の物語。世界的 振付家・演出家 の シディ・ラルビ ・シェルカウイ の『PLUTO』(主演:森山未來)などの出演でも独特の存在感を見せた大宮大奨をはじめ、 実力派若手ダンサーたちとともに作り上げるエネルギッシュな舞台に是非ご注目ください。

演出・振付・美術・出演|鈴木竜

出演|大宮大奨 安心院かな 河内優太郎 上田舞香
主催:eltanin 提携 公益財団法人せたがや文化財団、世田谷パブリックシアター 後援 世田谷区
助成:アーツカウンシル東京 (公益財団法人東京都歴史文化財団)、公益財団法人全国税理士共栄会文化財団

今年2月の横浜ダンスコレクションで上演されたソロ作品「AFTER RUST」では、さびた金属の棒が散らばる荒涼とした風景のなかに、はっとするような美しさがあり、鈴木さんのダンサーとしての圧巻の表現力と作品の構成力の高さが実感されました。

今回の公演は、もっと身近な「社会の一部」であるべき芸術作品が社会に存在する意義を東京、そして日本の方々に再認識していただくための挑戦として、クラウドファンディングを行っています。あと1日で、もう少しで達成です。このクラウドファンディングのページでは、鈴木さんの熱い想いが語られています。

https://readyfor.jp/projects/eltanin-whitespace

新作『White Space.』について。
 今回上演する新作『White Space.』では、東京を拠点に活動するカンパニーの第1回公演として東京という街をテーマにしようと考えました。

世界中のいろいろな国と都市を訪れましたが、他の大都市と比べても東京という場所はなぜかとても特殊だと感じるのです。そしてその違和感を生んでいるのが「人と人の距離感」であることに気がつきました。

東京という街は、無数の点で白い紙を埋め尽くしたような場所だと思います。人も物も、とにかく余白(ホワイトスペース)を恐れるかのように埋まっていく。そんな中で人は"人間"でいられるのだろうか?そんな疑問をコンセプトに作品づくりをする予定です。

▶︎新作『White Space.』

・日程:2019年6月28日、29日、30日(3日間)

・場所:シアタートラム(自由席) 

・アクセス:三軒茶屋駅より直結

<鈴木竜>

 英国ランベール・スクール卒。在学中、ランベール・ダンス・カンパニーの全英ツアーに抜擢されイツィック・ガリーリの作品を踊る。卒業後、フェニックス・ダンス・シアター、アクラム・カーン、シディ・ラルビ・シェルカウイ、フィリップ・デュクフレ、テロ・サーリネン、インバル・ピント/アブシャロム・ポラック、トリスタン・シャープス、平山素子、近藤良平、小尻健太、キミホ・ハルバート、夏木マリ、西島千博、舘形比呂一などの作品に参加。振付家としても第3回セッションベスト賞を受賞したほか、横浜ダンスコレクション2017コンペⅠにおいて、「若手振付家のためのフランス大使館賞」「MASDANZA賞」「シビウ国際演劇祭賞」を史上初のトリプル受賞。

帰国後にダンサーとして出演した主な舞台

・夏木マリ演出/主演の『灰かぶりのシンデレラ』・『不思議の国の白雪姫』

・森山未來主演の舞台『PLUTO -プルートゥ-』

・深田恭子主演のミュージカル『100万回生きたねこ』

・高畑充希、門脇麦ダブル主演のミュージカル『わたしは真悟』

White-space

<チケット料金>
整理番号付き自由席 (
税込)
一般前売= 3,500 円[当日+ 500 円]
高校生以下=2,000 円 前売のみ、当日要証明書提示
U24 2,500 円[前売のみ] 1※
※ 1 18~24 歳の方は世田谷パブリックシアター主催公演の前 売チケットが半額となるほか、主催以外の一部公演についても割引料金でお求めになれます。詳細・お申込みは世田谷パブリックシアターチケットセンターまたは劇場公式サイトへ。このサービスはトヨタ自動車株式会社が提供しています。(要事前登録)
劇場友の会割引= 3,300 円[前売のみ]
アーツカード割引= 3,400 円[前売のみ] 2※
※2 世田谷区在住の方を対象としたサービスです。詳細・お申込みは、世田谷パブリックシアターチケットセンターまたは劇場公式サイトへ。(要事前登録)
※―未就学児のお子様はご入場いただけません。


<チケット取り扱い>
世田谷パブリックシアターチケットセンター
Tel: 03-5432 1515 (窓口・電話 10:00ー19:00)
世田谷パブリックシアターオンラインチケット (要事前登録24 時間受付)
PC・スマホ= https://setagaya pt.jp/
携帯=https://setagaya pt.jp/m/
Confetti (カンフェティ)https://www.confetti-web.com/ Tel: 0120-240 540 (平日 10:00ー
18:00) 
イープラス http://eplus.jp/

NHK-BSプレミアム プレミアムシアターの放映 7月は高田茜・平野亮一の「ロミオとジュリエット」

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NHK-BSプレミアム プレミアムシアターでは、バレエの映像を多く放映していますが、6月、7月と充実のラインアップです。

特に7月に高田茜さん・平野亮一さんの「ロミオとジュリエット」が観られるのは嬉しいですね。

https://www4.nhk.or.jp/premium/

6月17日(月)【6月16日(日)深夜】午前0時00分~午前3時30分

◇チェコ国立バレエ
『イリ・キリアン 時の架け橋』

◇モンテカルロ・バレエ
『ホワイト・ダークネス』『ラヴェンダー・フォリーズ』

チェコ国立バレエ 「イリ・キリアン 時の架け橋」

◇チェコ国立バレエ
「イリ・キリアン 時の架け橋」(0:03:00~1:35:30)

<演 目>
「詩編交響曲」(1978)
振付:イリ・キリアン
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー

「ベラ・フィギュラ」(1995)
振付:イリ・キリアン
音楽:ルーカス・フォス
        ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ
        アレッサンドロ・マルチェルロ
        アントニオ・ヴィヴァルディ
        ジュゼッペ・トレルリ

「小さな死」(1991)
振付:イリキリアン
音楽:ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト

「間奏曲」
音楽:ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト

「6つの踊り」(1986)
振付:イリ・キリアン
音楽:ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト

<出 演>
チェコ国立バレエ団

<合 唱>国民劇場オペラ合唱団
<管弦楽>国民劇場管弦楽団
<指 揮>ヤロスラフ・キズリンク

収録:2018年10月11日 国民劇場(プラハ)

モンテカルロ・バレエ 「ホワイト・ダークネス」「ラヴェンダー・フォリーズ」

◇モンテカルロ・バレエ
「ホワイト・ダークネス」「ラヴェンダー・フォリーズ」(1:37:00~2:51:00)

<演 目>
「ホワイト・ダークネス」
振付:ナチョ・ドゥアト
「ラヴェンダー・フォリーズ」
振付:ジョセフ・ヘルナンデス

<出 演>モンテカルロ・バレエ団

収録:2018年 モンテカルロ歌劇場(モナコ公国)

 

6月24日(月)【6月23日(日)深夜】午前0時00分~午前4時05分


◇平野亮一 主演 英国ロイヤル・バレエ『フランケンシュタイン』

◇パリ・オペラ座バレエ『夏の夜の夢』【再放送】

英国ロイヤル・バレエ「フランケンシュタイン」

◇英国ロイヤル・バレエ「フランケンシュタイン」(0:02:30~2:14:30)
<演 目>
「フランケンシュタイン」(全3幕)
音楽:ローウェル・リーバーマン
振付:リアム・スカーレット

<出 演>
ヴィクター・フランケンシュタイン:トリスタン・ダイヤー
エリザベス・ラヴェンツァ(ヴィクターの恋人):サラ・ラム
怪物:平野亮一   ほか
英国ロイヤル・バレエ団

<管弦楽>英国ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団
<指 揮>バリー・ワーズワース

収録:2019年3月15・23日 ロイヤル・オペラ・ハウス(ロンドン)

パリ・オペラ座バレエ「夏の夜の夢」

◇パリ・オペラ座バレエ「夏の夜の夢」【再放送】(2:17:00~4:05:00)
<演 目>
「夏の夜の夢」(全2幕)
音楽:フェリックス・メンデルスゾーン
振付:ジョージ・バランシン

<出 演>
ティターニア(妖精の女王):エレオノーラ・アバニャート
オベロン(妖精の王):ユーゴ・マルシャン
妖精パック:エマニュエル・ティボー
ハーミア:レティシア・プジョル
ライサンダー:アレッシオ・カルボーネ
ヘレナ:ファニー・ゴース
ディミトリアス:オードリック・ベザール
ヒッポリータ(アマゾンの女王):アリス・ルナヴァン
シーシアス(アテネ公爵):フロリアン・マニュネ
ボトム:フランチェスコ・ヴァンタッジオ
ティターニアの騎士:ステファン・ビュリョン
パピヨン:ミュリエル・ズスペルギー
ディヴェルティスマン:パク・セウン
                                     カール・パケット
パリ・オペラ座バレエ団
パリ・オペラ座バレエ学校
ソプラノ:アンネ・ゾフィー・デュクレ
               プランヴェラ・レナート

<合 唱>パリ・オペラ座合唱団
<管弦楽>パリ・オペラ座管弦楽団
<指 揮>サイモン・ヒューイット

収録:2017年3月18・23日 パリ・オペラ座 バスチーユ(フランス)

7月22日(月)【7月21日(日)深夜】午前0時00分~

◇英国ロイヤル・バレエ『ロメオとジュリエット』
【5.1サラウンド】
◇ 英国ロイヤル・バレエ『うたかたの恋』
【5.1サラウンド】

英国ロイヤル・バレエ「ロメオとジュリエット」

◇英国ロイヤル・バレエ「ロメオとジュリエット」
<演 目>
「ロメオとジュリエット」(全3幕)
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
振付:ケネス・マクミラン

<出 演>
ジュリエット:高田茜
ロメオ:平野亮一   ほか
英国ロイヤル・バレエ団

<管弦楽>英国ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団
<指 揮>ポール・マーフィ(4/13)
               コーエン・ケッセルス(4/27)

収録:2019年4月13・27日 ロイヤル・オペラ・ハウス(ロンドン)

英国ロイヤル・バレエ「うたかたの恋」

◇英国ロイヤル・バレエ「うたかたの恋」
<演 目>
「うたかたの恋」(全幕)
音楽:フランツ・リスト  作曲/ジョン・ランチベリー 編曲
振付:ケネス・マクミラン

<出 演>
皇太子ルドルフ:スティーブン・マックレー
マリー・ヴェッツェラ男爵夫人:サラ・ラム
皇帝フランツ・ヨーゼフ:ギャリー・エイヴィス
ラリッシュ伯爵夫人:ラウラ・モレーラ   ほか
英国ロイヤル・バレエ団

<管弦楽>英国ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団
<指 揮>コーエン・ケッセルス

収録:2018年10月15日 ロイヤル・オペラ・ハウス(ロンドン)

池上直子Dance Marche vol.8 ダンサー育成プロジェクト第1弾『 Destiny 』

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ダンスマルシェを主宰し、ドイツでも活躍した振付家、ダンサー 池上直子約5年ぶりの新作公演を、6月13・14日、スクエア荏原(品川区)で開催します。

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本公演は池上直子ソロ作品『ジョルジュサンドの手紙』×若手ダンサーの
育成を目的としたダンサー育成プロジェクト作品『carmen カルメン』のダブルビルです。

https://www.dance-marche.com/

池上直子ソロではショパン役の現代音楽家イーガル氏の演奏の元、フランスの女流作家ジョルジュ・サンドを池上が演じ、『carmen カルメン』では、カルメン役に児玉アリス、ホセ役に吉﨑裕哉(元Noism1)、オーディションで選ばれた6名の育成ダンサーが出演します。

Dance Marche vol.8 Dance Performance ダンサー育成プロジェクト第1弾
『 Destiny 』
ダブルビル「カルメン × ジョルジュサンド」
時代に翻弄されながらも、「愛と自由と孤独」を愛した女性ふたり。

【ダンサー育成プロジェクトとは】
海外カンパニーのように、「毎日のレッスン(無料)」「公演リハーサル」「交通費支給」 という踊
る環境をつくる事で、日本においても踊りに専念できる若手ダンサーの育成を目指しています。また
当プロジェクトは、若手育成にご賛同してくださる支援者様の寄付(クラウドファンディング)により
運営されています。(クラウドファンディングは6月12日まで)

若手ダンサー6名の育成プロジェクトを一緒に支援してほしい!

https://readyfor.jp/projects/dancemarche

このプロジェクトは、日本でも海外のカンパニーのように、ダンサーが踊れる環境を作ることを目標にしています。

具体的には、
・毎日無料のレッスン
・毎日のリハーサル
・月々15,000円の交通費の支給
・ファン作りのサポート
を行います。

そのためのクラウドファンディングなので、ご賛同した方はぜひご参加ください。

Photo

池上さんの考えかたから。

日本における踊る環境を考える

踊りに専念したいのだけど、お金も稼がなくてはならない。バイトや教えをする人、会社に勤めながら深夜に練習する人、親に援助をしてもらう人。それでも資金が続かずダンサーを諦めてしまう人もいます。そんな厳しい世界です。

まず今回のダンサー育成プロジェクトでは日本でも海外カンパニーのように踊る環境を作ることが目標でした。

文化庁の新進芸術家制度の特別研修員としてドイツのカンパニーでの研修をきっかけに、カンパニーに行き来するようになり、当たり前のような毎日のレッスンと振付家と共にリハーサル・本番があるから、上手くなる環境を目の当たりにして、踊る環境について考えることが多くなりました。日本はバレエ教室・コンクールは盛んでも、学生後の「踊る環境がない」私の20年前の環境と変わらないという現実です。バレエ団に入団できるのもわずか、お月謝を払いレッスンを受ける、海外志向は強いけれど、単発な公演を次から次へと踊りこなす日々。

日本でのジレンマもあり「環境がないなら環境を作ってしまおう〜!」から始まったダンサー育成プロジェクト。ダンスマルシェの第2章として再始動でもあります。


公演演目:
「ジョルジュ・サンドの手紙」
フランス女流作家・男装の麗人とも呼ばれ初期のフェミニスト。
またフレデリック・ショパンの恋人でもあり、1000通にも及ぶ自分の想いの手紙を各方面に送り続けた。
出演:池上直子 イーガル(Piano)
音楽監督・作曲:イーガル
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Dance Marche ダンサー育成プロジェクト作品
「Carmen カルメン」
カルメンは、はじめから「魔性の女」なのだろうか?
ロマ人(ジプシー)としての生まれ、差別や迫害をされてきたカルメン。
愛は生き抜く術のひとつであったかもしれない・・。運命とは宿命とは・・
カルメンは、現代の自立した女性の写し鏡であるよう。
出演:児玉アリス 吉﨑裕哉
有光藍 糸原聖美 加藤美羽 新名かれん 前原星良 湯淺愛美

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公演日時:
2019年6月13日(木)〜14日(金)
6月13日(木) 19時開演
6月14日(金) 14時開演 19時開演
※開場は開演の30分前
チケット:全席自由席
一般前売券 4,500円 U-24前売券 3,500円
一般当日券 4,800円 U-24当日券 3,800円

※U-24=24歳以下の方がご購入いただけます。当日要身分証提示。
チケット購入:
ライブポケット http://t.livepocket.jp/t/dancemarche_destiny
イープラス http://urx3.nu/T7Xt

場所:スクエア荏原 ひらつかホール(東京都品川区荏原4-5-28)
電車/東急目黒線武蔵小山駅、東急池上線戸越銀座駅・荏原中延駅徒歩10分
都営浅草線戸越駅徒歩12分
バス/東急バス 五反田駅西口8番乗り場「世田谷区民会館」行「平塚橋」下車徒歩5分

 
スタッフ:
構成・演出・振付:池上直子
照明:前田文彦 照井 晨市
舞台監督:渡辺重明
音響:田島誠治
ヘアメイク:北原義紀・井上唯 (SORA)

問い合わせ:ダンスマルシェ dancemarche.dm@gmail.com
【出演者情報・日々の様子など公開中!】
ダンスマルシェ公演ホームページ:https://www.dance-marche.com/
Facebook:https://www.facebook.com/dancemarche/
Instagram:@dance.marche Twitter:@dancemarche
◉リハーサル風景をライブ配信中!!!◉
ライブ動画配信サービスの「17ライブ」の公式ライバーとして公開レッスン&リハーサルを毎
週配信中!(平日10:00〜12:00)
https://17.live/profile/r/2996736​ アカウント@dance.marche

さいたまダンス・ラボラトリ vol.2 (2019)小㞍健太&湯浅永麻による夏期集中ワークショップ

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 国内外の多彩なダンス・プログラムを提案している彩の国さいたま芸術劇場では、2018年度シーズンから「さいたまダンス・ラボラトリ」をスタートしました。

本企画は明日を担う若手ダンサーの育成や、作品の創作を目的として継続的に取り組んでいくものです。


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(写真は昨年の模様から)

https://www.saf.or.jp/arthall/information/detail/912

昨年の第一弾では講師/ナビゲーターにダンサー・振付家として世界を舞台に活躍する小㞍健太・湯浅永麻を迎え、10日間の集中ワークショップを実施。最終日に成果発表として行った公開リハーサルでは、小㞍健太指導によるイリ・キリアンのレパートリーと湯浅永麻演出・構成のクリエーション作品を披露し、観ていただいた多くの方々から高い評価を受けました。

(私もこの公開リハーサルを昨年拝見しましたが、特にクリエーション作品のクオリティの高さには大きな感動を覚えるほどでした。踊っておられない方も、こちらのショーイングを観るのは大変エキサイティングな経験になると思います。)

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第二弾となる今年も引き続き小㞍健太・湯浅永麻を講師に迎え、内容を更に発展させた13日間、1日8時間の夏期集中ワークショップを開催します。世界のダンスシーンを牽引してきた振付家たちの作品に長年ダンサーとして関わってきたこの二人に、ネザーランド・ダンス・シアター(NDT)のレパートリーを指導していただくとともに、近年振付家としても意欲的に創作に挑戦する二人が受講生の皆さんをナビゲートし、習作のクリエーションに挑みます。

「さいたまダンス・ラボラトリ」はダンスを巡る表現者たちがここに出会い交流し、共に模索しながら、表現活動を発展させていく場です。意欲のあるダンサー/アーティストの皆さんの応募をお待ちしています!

 

【日程】2019年8月17日(土)〜8月31日(土)
   ※休講日 8月19日(月)、26日(月) 
   ※ 8月30日(金)、31日(土)公開リハーサル

【会場】彩の国さいたま芸術劇場 NINAGAWA STUDIO(大稽古場)

  
【時間】
11:00~19:15
<タイムスケジュール&プログラム>
 ①11:00〜12:00(60分)ウォームアップ&テクニッククラス
 ②12:15〜14:15(120分)湯浅永麻によるアトリエクラス(クリエーションワーク)
 ③15:00〜17:00(120分)小㞍健太によるアトリエクラス(リクリエーションワーク『Inscription』[2011年]より抜粋)
④17:15〜19:15(120分)レパートリークラス(NDTレパートリーより)
※ウォームアップ&テクニッククラス、レパートリークラスの講師は小㞍健太、湯浅永麻が交互に行います。

  
<8月30日(金) 19:00~・31日(土)15:00~(予定)公開リハーサル>
13日間のワークショップの集大成として、NDTレパートリー、小㞍健太・湯浅永麻によるアトリエクラスの成果発表に加え、講師二人の振付・出演でおくる『Breakaway』より抜粋シーンの披露、ポストトークを予定しております。

【参加費】 35,000円(税込)

【定員】 20名

【対象】 15歳以上35歳未満のダンス経験者・中級以上
※原則、全日程参加できる方
※対象外の年齢の方は相談可、ダンスのジャンルは特に問いません。

【お申込締切】 2019年6月30日(日)必着
   ※応募者多数の場合は書類選考させていただきます。
   ※結果は7月17日(水)までに、応募者全員に通知いたします。
   ※定員に余裕がある場合、締切後でも受け付けます。

【お申込方法】

https://www.saf.or.jp/arthall/information/detail/912

をご覧ください。


【お申込先】
[メール] workshop@saf.or.jp(メールの件名を「ダンスラボラトリ2019申込」としてください)


【お問合せ】 彩の国さいたま芸術劇場(舞踊担当)
Tel: 048-858-5506 Mail: workshop@saf.or.jp

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<ワークショップにむけて>
小㞍健太 Kenta Kojiri

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(c)Joris-Jan Bos
やはりダンスには不思議な力があって止められない。私のようなフリーランスのダンサーがダンスに携わる者として貢献できることはとても小さなことかもしれませんが、身体を通して自己と向き合いダンスというツールで表現を求める活動の中で、たくさんの方々と繋がることができたことは私にとって大きな支えであり、たからものです。
今年も「さいたまダンス・ラボラトリ」で、受講生のみんな、劇場スタッフ、そして観客の皆さんとダンスと向き合う時間を共に出来ることを本当に嬉しく思います! 私たちの経験をフルに生かし、ダンスの本質を思考しながら本気で指導します。どうか覚悟を!

湯浅永麻 Ema Yuasa

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(c)柘植伊三夫
前回の第1回目では、多彩な受講者の皆さんの熱意とオープンマインドさに突き動かされ、創作した『solos』のプロセスの中ではお互いを刺激し支え与え合う様子と、生まれる化学反応を強く感じ、想像以上に私も心を動かされる作品になりました。レパートリーでは巨匠の作品のムーヴメントとその深いエッセンスをお伝えし、クリエーションではプロセスを通して他者と向き合うことで、自分の可能性と集団での関係性を模索する。彩の国さいたま芸術劇場の尽力による若手ダンサー育成のためのこの稀有な機会で、ダンスを介し、受講者と講師という垣根を越えて再び皆さんと対話し、たくさんの気づきを見つめ合えることを楽しみにしています。


映画「氷上の王 ジョン・カリー」

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 「氷上の王 ジョン・カリー」

https://www.uplink.co.jp/iceking/

試写で拝見しており、Twitterに感想を書いただけでこちらには書いていなかったので、遅くなりましたがぜひ多くの方に観ていただきたいので、こちらにも書きます。

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高い芸術性でフィギュアスケートに革命をもたらし、1976年のインスブルック・オリンピックで金メダリストとなったジョン・カリーの栄光と孤独、苦悩を描く。バレエダンサーになりたかったが、父親に男らしくないと反対されたために、アスリートであるフィギュアスケート選手となったカリー。彼のスケーティングが圧倒的に美しく、その演技を観るだけで涙してしまう。多くの貴重な映像が登場している。

カリーのスケーティングはエレガント過ぎると当初は評価されず、最初はスーパーでアルバイトをするなど苦労した。だが美しさだけでなく音楽性も素晴らしく、オリンピック金メダルをもたらした「ドン・キホーテ」は美しく音楽的な上に、技術的にも見事だった。プロ転向後の「牧神の午後」の芸術性の高さはまさにバレエを見ているかのようで、ニジンスキー版やロビンス版よりも美しいと感じてしまうほどだ。「シェヘラザード」の官能性も見事で、フィギュアスケートでこのような表現ができるとは、驚くほどである。

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カリーは自身のカンパニーを率いてフィギュアスケートとバレエの融合を目指すという夢に身を捧げ、メトロポリタンオペラハウスやロイヤルアルバートホールで公演を実現し、幅広くツアーを行うも無一文となる。そして44歳の若さで、AIDSで命を落とす。

マルセリーノ・サンベがロイヤル・バレエのプリンシパルに昇進

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今月21日から始まるロイヤル・バレエの来日公演で、キャスト変更に伴い「ドン・キホーテ」に主演することになったマルセリーノ・サンベ。

高い身体能力と明るいキャラクターで知られる彼が、ロイヤル・バレエのプリンシパルに昇格することが決定しました。(残りの昇進情報は、また後日発表されるとのことです)

https://www.roh.org.uk/news/the-royal-ballets-marcelino-sambe-promoted-to-principal-dancer

ポルトガルのリスボン生まれのマルセリーノ・サンベは、ローザンヌ国際バレエコンクールでロイヤル・バレエ・スクールのスカラシップを獲得。2012年にロイヤル・バレエ・スクールを卒業してロイヤル・バレエに入団。2017年にファースト・ソリストに昇進しました。2008年にモスクワ国際バレエコンクールで銀賞、2009年のYAGPで1位、2017年の英国ナショナル・ダンス・アワードで傑出した男性クラシック・バレエダンサーに選ばれています。まだ25歳の若さです。

今シーズンは、「くるみ割り人形」のハンス・ピーター、「ドン・キホーテ」のバジル、「ロミオとジュリエット」のロミオとマキューシオ、クリスタル・パイト「フライト・パターン」の主役と大活躍しました。チャーミングな魅力を持つテクニシャンとして知られていますが、それだけにとどまらず、「フライト・パターン」では強く心を揺さぶる、打ちのめされるような見事な表現を見せました。

昇進発表は、Times紙のフライング気味の記事でリークしたものです。

https://www.thetimes.co.uk/article/marcelino-sambe-royal-ballet-dancer-kevin-o-hare-carlos-acosta-f3tzm78h7

マルセリーノ・サンベは、ポルトガルの貧しい家庭に生まれ、8歳の時にギニアからの移民である父親が亡くなり、実母が育てられなくなったために里親に育てられました。アフリカンダンスを習い始め、9歳の時に姉とリスボンのコンセルヴァトワールに通いはじめてワガノワ・メソッドを学びます。小柄でテクニシャンですが、「真夏の夜の夢」のオベロン役なども踊っており、また「ジゼル」のアルブレヒトも踊る役だったところを怪我で出演できなかったということもあり、『白鳥の湖」や「くるみ割り人形」などで古典の貴公子役にもチャレンジしたいとのことです。カルロス・アコスタに次ぎ、アフリカ系のロイヤル・バレエの男性プリンシパルは彼が2番目となります。

https://www.pointemagazine.com/marcelino-sambe-ballet-2633056877.html

ロイヤル・バレエの来日公演では、残念ながら高田茜さん、スティーヴン・マックレーの怪我により「ドン・キホーテ」のキャスト変更がありましたが、代わりに新しいプリンシパル、まさにライジング・スターのマルセリーノ・サンベのバジルが観られるのが嬉しいですね。

英国ロイヤル・バレエ団2019年日本公演「ドン・キホーテ」主要キャスト

621日(金)18:30

(キトリ):マリアネラ・ヌニェス 

(バジル):ワディム・ムンタギロフ

(メルセデス):ラウラ・モレーラ

(エスパーダ):平野亮一

(ドリアードの女王):金子扶生

 

622日(土)13:00

(キトリ):ヤスミン・ナグディ → マヤラ・マグリ

(バジル):アレクサンダー・キャンベル

(メルセデス):イツィアール・メンディザバル

(エスパーダ):ニコル・エドモンズ

(ドリアードの女王):崔由姫(チェ・ユフィ)

 

622日(土)18:00  625日(火)1830

(キトリ):高田茜 → ヤスミン・ナグディ

(バジル):スティーヴン・マックレー → マルセリーノ・サンベ

(メルセデス):ラウラ・モレーラ

(エスパーダ):平野亮一

(ドリアードの女王):金子扶生

 

623日(日)13:00

(キトリ):ローレン・カスバートソン

(バジル):マシュー・ボール

(メルセデス):クレア・カルヴァート

(エスパーダ):リース・クラーク

(ドリアードの女王):崔由姫(チェ・ユフィ)

 

626日(水)18:30

(キトリ):ナターリヤ・オシポワ

(バジル):ワディム・ムンタギロフ

(メルセデス):ベアトリス・スティックス=ブルネル

(エスパーダ):ヴァレンティノ・ズッケッティ

(ドリアードの女王):クレア・カルヴァート

 

 

「BS1スペシャル「ローザンヌでつかんだ未来~バレエダンサー 須弥奈と美桜~」」が6月16日Eテレで再放送、同日ローザンヌ国際バレエコンクール決勝の放映も。

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今年のローザンヌ国際バレエコンクールで入賞した佐々木須弥奈さん、住山美桜さんを追ったドキュメンタリー「BS1スペシャル「ローザンヌでつかんだ未来~バレエダンサー 須弥奈と美桜~」」が6月16日(日)午前0時30分にEテレで再放送されます。

https://www4.nhk.or.jp/bs1sp/x/2019-06-15/31/24760/2225677/

 地上波での放映は初めてだと思います。コンクールの裏側がわかる、大変興味深い内容なのでぜひご覧ください。

また同じ6月16日には、第47回ローザンヌ国際バレエコンクールの決勝も放映されます。

https://www2.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2019-06-16&ch=31&eid=24802

2019年6月16日(日) 午後3:00~午後5:00

若手ダンサーの登竜門であるバレエ界の名物コンクールから今年の決選の模様をお送りする。コンクールの最終審査である決選から、クラシックバリエーションすべてと、コンテンポラリーバリエーションを抜粋でお送りする。スタジオには元バーミンガムロイヤルバレエ団ファーストソリストの山本康介氏を迎え実演つきでワンポイント解説する。コンクールの見どころ、審査のポイントをわかりやすく紹介する。

 

コンクールのスカラシップでロイヤル・バレエの研修生となる佐々木須弥奈さんの、新生活への準備に向けてのブログ記事

https://ameblo.jp/sasaki-ballet/entry-12475507687.html

 

キエフ・バレエ来日公演2019年12月-2020年1月

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最近ほぼ毎年来日公演を行うキエフ・バレエが、また今年の冬、3週間のツアーで帰ってきてくれます。

https://www.koransha.com/ballet/kiev_ballet2019/

ザハロワ、コジョカル、リアブコ、マトヴィエンコなどを輩出した名門劇場ですが、今度の来日は、やはりキエフ・バレエで育ち、マリインスキー・バレエを経て現在はミハイロフスキー・バレエで活躍する大スター、レオニード・サラファーノフが、夫人でマリインスキー・バレエのファースト・ソリスト、至宝と呼ばれるオレシア・ノヴィコワと共にゲスト出演することが注目されます。

ノヴィコワは、3人のお子さんのママでマリインスキー・バレエでは今はなかなかツアー公演には出演しませんが、正統派マリインスキーの気品あふれる踊りと磨かれたテクニックで、とても人気のあるバレリーナです。この夫妻共演が全幕で観られるのは非常に貴重な機会です。

また、バレエ団を代表するプリマ・バレリーナ、エレーナ・フィリピエワが最後の全幕「白鳥の湖」に出演するのも話題です。30年にもわたるキャリアで活躍してきた名花の美しい白鳥姿を観る最後の機会です。

新春の新企画「初夢バレエ・ガラ」 古典バレエの名シーンのほか、ウクライナの民族舞踊ゴパック、さらにマラーホフ振付『コッペリア』の一部も日本で初披露されるなど、充実のプログラムで値段もお手頃、4歳児から入場可能でお得な子供料金も設定されている嬉しさ。

初夢バレエ・ガラ、静岡、大阪、前橋、横浜公演]光藍社先行割引販売は6月14日より始まります。
詳しくはこちらまで

《日程》

12/22(日)13:00開演(12:15開場)
会場 東京国際フォーラム ホールA
演目 くるみ割り人形
出演予定キャスト ムロムツェワ&スハルコフ

12/26(木)15:00開演(14:30開場)
会場 東京文化会館 大ホール
演目 くるみ割り人形
出演予定キャスト シャイターノワ&ガブリシキフ

1/3(金)12:00開演(11:15開場)
会場 東京国際フォーラム ホールA
演目 初夢バレエ・ガラ
出演予定キャスト フィリピエワ、ムロムツェワ、シャイターノワ、ヴァーニャ、スハルコフ ほか

1/3(金)16:00開演(15:15開場)
会場 東京国際フォーラム ホールA
演目 初夢バレエ・ガラ
出演予定キャスト フィリピエワ、ムロムツェワ、シャイターノワ、ヴァーニャ、スハルコフ ほか

1/5(日)15:00開演(14:30開場)
会場 静岡市民文化会館 大ホール
演目 白鳥の湖
出演予定キャスト ムロムツェワ&ヴァーニャ

1/8(水)18:30開演(17:30開場)
会場 大阪フェスティバルホール
演目 白鳥の湖
出演予定キャスト ノヴィコワ&サラファーノフ

1/10(金)18:30開演(18:00開場)
会場 東京文化会館 大ホール
演目 白鳥の湖
出演予定キャスト ノヴィコワ&サラファーノフ

1/11(土)12:00開演(11:30開場)
会場 東京文化会館 大ホール
演目 白鳥の湖
出演予定キャスト ムロムツェワ&ヴァーニャ

1/11(土)17:00開演(16:30開場)
会場 東京文化会館 大ホール
演目 白鳥の湖
出演予定キャスト フィリピエワ&スハルコフ

1/12(日)16:00開演(15:30開場)
会場 昌賢学園まえばしホール 大ホール
演目 白鳥の湖
出演予定キャスト ムロムツェワ&ヴァーニャ

1/13(月・祝)15:00開演(14:30開場)
会場 神奈川県民ホール 大ホール
演目 白鳥の湖
出演予定キャスト ノヴィコワ&サラファーノフ

その他、仙台、秋田、水戸、府中などにて開催予定。詳細は8月上旬公開予定

お得な特典付きセット券、「くるみ割り人形」&「白鳥の湖」全5公演【ダンサーとのお食事会付き】セット 先着20名様限定、
【フィリピエワ最後の全幕「白鳥の湖」記念特典】先着100名様限定 エレーナ・フィリピエワとの写真撮影会 などもあります。

[初夢バレエ・ガラ、静岡、大阪、前橋、横浜公演]光藍社先行割引販売開始
期間限定で“光藍社先行割引価格”でチケットをご購入いただけます。
先行割引期間:【インターネット】6月14日(金)~6月25日(火)  【電話】6月19日(水)〜6月25日(火)

 

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ル・グラン・ガラ2019の追加演目

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パリ・オペラ座バレエのダンサーたちによる『ル・グラン・ガラ2019』

リハーサルは現在好調に進んでいます。パリからの写真を送っていただきました。

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Aプロに追加の演目が発表されています。

http://le-grand-gala2019.jp/

マチューの熱望で実現、追加演目!

“クロージャー” Closure

 世界が注目する新進振付家ジュリアーノ・ヌネス作品、日本初登場!

注目はジュリアーノ・ヌネス振付『クロージャー』だ。ヌネスはブラジル出身、28歳の若き振付家。元オペラ座のエトワール、マリ=アニエス・ジロに才能を見出され、彼女と踊ったデュエットがインスタグラムにアップされるやセンセーションを巻き起こし、いま世界中のディレクター、ダンサーから熱い視線を集めている。もちろん今回が日本初登場。斬新な身体の動きと美しい叙情性が一体となった新鋭ヌネスの作品世界を踊るボラックとガニオがどんな表現を見せるのか、こちらも興味が尽きない。

(この映像は、作品が初演されたベルギーのフェスティバルでのもので、踊っているのはヌネス本人と、ロイヤル・フランダース・バレエのプリンシパル、ナンシー・オスバルドストンです)

振付: ジュリアーノ・ヌネス

音楽: フランツ・シューベルト - Impromptus, D. 899 ( Op.90)

出演: レオノール・ボラック、マチュー・ガニオ

創作ノート

- Although there is no longer a future planned, there is a honest connection between them, solving the puzzle, Awareness that closure will eventually come,  trust and surrender. it's acceptable that things may not last forever but it doesn't mean that you shouldn't live through the experience –


『もはやふたりに約束された未来はない

しかし彼らの間にあるものは

偽りのない愛、確かな絆

やがてそのパズルを解くが如く

終わりが忍び寄ることに気付く

信じるが故の別れ

月日は永久にその歩みを止めることもなく

全てはうつろいゆく

せめて思い出と共に生きることを許したまえ』

ジュリアーノ・ヌネスは、1990年リオ・デ・ジャネイロ生まれなのでまだ29歳と若い振付家です。マンハイム・アカデミーで学び、カールスルーエ州立劇場、ハーゲン劇場、ゴーティエ・ダンス、ライプチヒ・バレエを経てロイヤル・フランダース・バレエに所属。ロイヤル・フランダース・バレエに作品を創作したのを皮切りに、NDT2、オランダ国立バレエ、レ・グラン・バレエ・カナディアン、アトランタ・バレエ、ペンシルベニア・バレエ等に作品を提供。マリ=アニエス・ジロスヴェトラーナ・ルンキナとエヴァン・マッキーのためにも作品を創作しています。さらに今年の2月には、ロイヤル・バレエのNew Work New Musicというプログラムのために、ローレン・カスバートソンとマルセリーノ・サンベに作品を創作。ニューヨークのリンカーンセンターで開催されたYAGP20周年記念ガラでは、美しい男性デュオを自ら踊りました。今回上演される「クロージャー」は、マリインスキー国際バレエフェスティバルで、マリア・ホーレワとザンダー・パリッシュが踊っています。

 

楽しいInstagramで有名なBiscuit Ballerinaのサイトでのインタビュー記事

 

『ル・グラン・ガラ2019』

【日時】 2019年7月23日(火)~25日(木)

2019年

7月23日(火)19時開演 (Aプロ)
7月24日(水)14時開演 (Aプロ)
7月25日(木)14時/19時開演(Bプロ)

【会場】 文京シビックホール
【料金】 S 15,000円/A 12,000円/B 9,000円/C 6,000円 (税込)

お問い合わせ
チケットスペース 03-3234-9999
※公演日、チケット発売日の日・祝は営業

主催:TBS 協力:ベルチェ・アソシエイツ

<大阪公演>

【日時】2019年7月27日(土)17:00開演

【会場】フェスティバルホール

お問い合わせ
キョードーインフォメーション 0570-200-888

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