ロイヤル・バレエの2015-16シーズンの発表は4月15日なのですが、会員であるフレンズ宛に送られた会報誌 ROH magazineに、演目が先行で掲載されており、Ballet.coフォーラムに転載されていました。正式な発表が出たらアップデートします。
http://www.balletcoforum.com/index.php?/topic/9077-royal-ballet-season-2015-2016/page-2
Romeo and Juliet 「ロミオとジュリエット」(ケネス・マクミラン振付)、9月より18 公演
Connectome (アラステア・マリオット振付)、/Raven Girl 「レイヴン・ガール」(ウェイン・マクレガー振付) 7公演
Viscera (リアム・スカーレット振付)/Afternoon of a Faun「牧神の午後」(ジェローム・ロビンス振付)/Tchaikovsky pdd「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」(ジョージ・バランシン振付)/Carmen「カルメン」 (新作、カルロス・アコスタ振付) 8 公演
Monotones I and II 「モノトーンI、II」(フレデリック・アシュトン振付)/Two Pigeons「二羽の鳩」(フレデリック・アシュトン振付) 7公演
The Nutcracker 「くるみ割り人形」(ピーター・ライト振付) 26公演
Will Tuckett's Elizabeth 「エリザベス」(ウィル・タケット振付、新作) リンバリー・スタジオ公演
Rhapsody「ラプソディ」(フレデリック・アシュトン振付)/Two Pigeons「二羽の鳩」 (フレデリック・アシュトン振付) 7 公演
After the Rain「アフター・ザ・レイン」/クリストファー・ウィールドン新作/Within the Golden Hour (すべてウィールドン振付作品)
Giselle 「ジゼル」 (ピーター・ライト振付) 16 公演
The Winter's Tale 「冬物語」(クリストファー・ウィールドン振付) 15公演
Frankenstein 「フランケンシュタイン」(リアム・スカーレット振付、新作) 10公演
ウェイン・マクレガー新作/The Invitation「インヴィテーション」(ケネス・マクミラン振付)/Within the Golden Hour (クリストファー・ウィールドン振付) - 6公演
古典全幕は「くるみ割り人形」と「ジゼル」のみ、マクミラン作品も「ロミオとジュリエット」と20年ぶりに上演される問題作「インヴィテーション」のみ。
新作は、注目のリアム・スカーレットの「フランケンシュタイン」全幕、そしてウィールドン、マクレガー、さらにアコスタの「カルメン」の1幕もの。このシーズンは、ロイヤル・バレエ常任振付家の作品ばかりで、外部振付家の起用はありません。
スカーレットの「フランケンシュタイン」そして小劇場リンバリー・スタジオで上演されるウィル・タケットの「エリザベス」は興味深いですが、全体的には、ちょっと魅力に欠けるシーズンです。「くるみ割り人形」が26回も上演されるので、若手ダンサーの抜擢もあるかもしれません。
また、映画館中継の予定も出ていました。
「ロミオとジュリエット」(9/ 22),
「Viscera」「牧神の午後」「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」「カルメン」 mixed bill (11/12)
「くるみ割り人形」 (12/16)
「ラプソディ」「二羽の鳩」(1/26)
「ジゼル」(4/6)
「フランケンシュタイン」 (5/18)
珍しくミックスビルを映画館中継するということ、そして新作「フランケンシュタイン」「カルメン」も観られるということで、こちらは楽しみです。来シーズンも日本で上映してくれますように。