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12月22日MBS系「情熱大陸」は倉永美沙さん

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MBS系の「情熱大陸」、12月22日(日)放映の回は、サンフランシスコ・バレエのプリンシパル、倉永美沙さんが登場します。

夜11時20分から。

https://www.mbs.jp/jounetsu/

大阪府出身。7歳からバレエを始め、多くのコンクールで金賞に輝き、天才少女とも呼ばれる。17歳の時、第29回ローザンヌ国際バレエ・コンクールでプロ研修賞を受賞し、サンフランシスコ・バレエ団の研修生に。その後、NYの NYCB(ニューヨーク・シティ・バレエ団)の附属のスクールで学び直し、19歳の時、ボストン・バレエ団のオーディションに合格。プロの道を歩み始める。
2001年、第9回モスクワ国際バレエコンクール金賞(女性ジュニア部門日本人初)。
2006年、ジャクソン国際バレエコンクール金賞(女性シニア部門日本人初)。
2009年、バレエダンサーの最高位であるプリンシパルへ昇格(ボストン・バレエ団)。
2017年、バレエ界のアカデミー賞と言われるブノワ賞にノミネート(「海賊」と「オネーギン」)。
2019年、プリンシパルとしてサンフランシスコ・バレエ団と契約。



世界の舞台で踊る日本人バレエダンサーの中に、今年、大きな転機を迎えたプリンシパルがいる。倉永美沙は、欧米では特に小柄な156cmという身長ながら、16年間名門のボストン・バレエ団に在籍し、プリンシパル(最高位ダンサー)のトップに上り詰めた。バレエ界のレジェンド、イタリアのロベルト・ボッレにも愛され、彼のツアーでも客演。2017年には、バレエ界のアカデミー賞と言われるブノワ賞にもノミネートされている。
そんな倉永が今年、アメリカ最古の超名門サンフランシスコ・バレエ団に移籍し、バレエ界の話題となった。実は、倉永は、18年前に一度サンフランシスコ・バレエ団に在籍し、苦渋の時を過ごしたことがある。17歳の時、ローザンヌ国際バレエ・コンクールでプロ研修賞を受け、サンフランシスコへ。「アメリカのバレエ・スタイルに戸惑っている内に終わってしまった・・・」と、正式契約を勝ち取れなかった場所なのだ。

「全てを投げ打つ覚悟でここに来た」と言う倉永。新しいシーズンは12月、クリスマスシーズンの始まりを告げる『くるみ割り人形』から幕を開ける。そこへ向け、7月にバレエ団に加わった倉永をエースと言われる気鋭のダンサーが待っていた。イタリアのスカラ座からきたイタリア人プリンシパル、アンジェロ・グレコ。モダンな舞台装置や大胆な演出でも知られるサンフランシスコ・バレエ団で、倉永は、どんな姿を見せるのか・・・。
番組では、「世界の人にバレエの魅力をシェアしたい」と向かったメキシコでの客演公演や、全幕もの『ロミオとジュリエット』のデンマーク公演。そして、サンフランシスコでの初の舞台『くるみ割り人形』など、身も心もバレエに捧げる倉永の第二のバレエ人生のスタートに密着する。





身長156cmと小柄ながら、ボストン・バレエのプリンシパルとして長年活躍し、栄えあるブノワ賞にもノミネートされ、SK-IIのCMに出演し、ロベルト・ボッレ&フレンズにも出演するなど、国際的に活躍する倉永美沙さんを追った番組ということで、とても楽しみです。倉永さんは磨き抜かれた圧倒的なテクニックに演技力も持ち合わせ、まさにワールドクラスのバレリーナです。サンフランシスコ・バレエに移籍するという新しい挑戦に挑む彼女の姿が見られることでしょう。


リチャード・ウィンザー主演のミュージカル「サタデー・ナイト・フィーバー」開幕

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 '70年代のディスコ・ブームを象徴する大ヒット映画『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977)。ジョン・トラボルタを一躍スターダムにのし上げ、ビージーズのヒット曲の数々で彩られた名作です。

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(c)ヒダキトモコ

映画公開40周年を迎え、2018年に『サタデー・ナイト・フィーバー』は新たにミュージカル化されました。

https://snf2019.jp/

ダンスフロアが中心にあつらえられ、ビージーズの名曲は、舞台上の上方で3人の歌手が歌い音楽は生演奏という形式です。今回の来日公演では、マシュー・ボーンのニューアドベンチャーズのファンにはおなじみ、「白鳥の湖」や「シザーハンズ」のリチャード・ウィンザーが主演しています。

公演は12月13日に開幕。ゲネプロを取材させていただきました。

『サタデー・ナイト・フィーバー』はジョン・トラボルタのダンスとビージーズの音楽があまりにも有名で、内容については実はそんなによく知られていないのではないでしょうか。実はストーリーはかなりシリアスです。ディスコで踊る時だけ輝いている青年トニーの葛藤が描かれており、家族の問題、人種差別、階級、格差問題、職場における女性差別、失業、宗教、妊娠中絶、失恋など厳しい現実と、青春の光と影が陰影に富んで描かれています。そういった意味では、いつの時代にも共通するテーマが貫かれており、決して色あせない作品です。

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(c)ヒダキトモコ

塗装店に勤めているトニーは、真面目に働いていてやっと給料も少しだけあげてもらったのに、失業中で酒浸りの父親には喜んでもらえず、鬱屈した毎日を送っています。ダンスコンクールに出場すべくパートナーとして組んだ野心家のステファニーとは、社会的な階級も考え方も違い、最初は相手にされないトニーですが、ダンスの練習を通して少しずつ距離が埋まっていきます。Hc135828

(c)ヒダキトモコ

トニー役のリチャード・ウィンザーは、さすがマシュー・ボーンの『白鳥の湖』でザ・スワン、ザ・ストレンジャーを演じただけあって、ダンスの切れ味が鋭く、ディスコのリズムにもよく乗っています。トラボルタの象徴的な、片腕を交互に高く上げるダンスのポーズも決まっています。腰をグラインドさせる動きは、ザ・ストレンジャーを彷彿させて実にセクシーです。そして、2か所ほど、鍛え抜かれた上半身を見せるシーンもあります。

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(c)ヒダキトモコ

ディスコダンスだけでなく、ステファニーとのデュエットのパートナーリングも見事で、エレガントなところも見せてくれます。また、コンクールに出場した他のペアはスパニッシュダンスやラテンダンスを見せてくれ、それぞれのダンスのクオリティがとても高い。

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(c)ヒダキトモコ

ビージーズのナンバーを歌う3人のシンガーの歌も素晴らしく、ビージーズのファンや映画のファンも満足できる出来栄えになっていると思います。リチャードはシリアスな演技を見せる場面も多く、せりふ回しや演技力も本格的なもの。今回のトニー役は歌う箇所が一つしかないのが残念ですが、これからミュージカルにもたくさん出てほしいと思いました。

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(c)ヒダキトモコ

再生と未来への希望を感じさせる、余韻のあるラストも秀逸です。

シリアスで演技がたっぷりとみられる部分もあるとはいえ、基本的にはエンターテインメント作品で、レベルの高い共演ダンサーと演奏もあり、ダンスはとにかくふんだんに、でも単調にならないようにいろんな種類のダンスが繰り広げられて飽きません。カーテンコールタイムは、観客も立ち上がって一緒に踊っていいとのことで、きっと大いに盛り上がることでしょう。ゲネプロの段階でも、思わずダンサーたちと一緒に踊りたい!とうずうずしてしまうほどでした。

ゲネプロでは、カーテンコールに登場した公式サポーターDJ KOOとアンミカ。DJ KOOはマイクパフォーマンスでも会場を盛り上げてくれました。

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(c)ヒダキトモコ

寒い毎日の憂鬱を吹き飛ばす快作、ぜひお楽しみください。

<出演>

トニー・マネロ:リチャード・ウィンザー

ステファニー・マンガーノ:オリヴィア・ファインズ

DJモンティ役:ファイサル・ジェイ

バリー・ギブ役:ジェイク・バイロム

モーリス・ギブ役:ジェームス・ケネス・ホーガン

ロビン・ギブ役:ダニー・ノット

演出:ビル・ケンライト

振付:ビル・ディーマー

■ 日程:2019年1213(金)~29(日)[全22回]

■ 会場:東京国際フォーラム・ホールC

■ チケット料金:

  • S席13,000円
  • A席9,000円
  • B席6,000円
  • U-25当日引換券5,000円
  • (税込・全席指定)

■ お問い合わせ:キョードー東京 0570-550-799
(オペレーター対応:平日11:00~18:00、土日祝10:00~18:00)


キョードー東京

0570-550-799(オペレーター対応/平日 11:00-18:00 土日祝10:00-18:00)

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チケットぴあ

0570−02−9999(Pコード:496ー666)

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イープラス

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ローソン

0570-084-003(Lコード 33118)

0570-00-0407(オペレーター10:00~20:00)

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「輝く英国ロイヤルバレエのスター達」ローレン・カスバートソンのインタビュー&フォトをAlexandre Magazineで掲載

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英国ロイヤル・バレエ団で長年活躍し、ファースト・ソリストまで上り詰めて昨年引退した小林ひかるが、このバレエ団の中でも精鋭を集めたガラ公演「輝く英国ロイヤルバレエのスター達」が2020年1月31日~2月1日に開催されます。

http://www.royal-ballet-stars.jp/

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(c)Marcelino Sambe

この公演に出演するプリンシパルのローレン・カスバートソンにAlexandre Magazineで電話インタビューをしました。ローレンの明るい人柄とエレガンス、チャーミングな素顔が伝わってくる写真は、同じくプリンシパルのマルセリーノ・サンベが撮り下ろしたものです。

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(c)Marcelino Sambe

ロイヤル・バレエ・スクールのホワイト・ロッジからの生え抜きのローレンは、24歳でプリンシパルに昇進するという順調なキャリアを歩むものの、怪我や病気に苦しみ、25歳から30歳の間に3年半も踊れなかった時期がありました。その逆境を乗り越え、古典からドラマティック・バレエ、現代作品まで幅広いレパートリーを高い技術と芸術性で踊り、ロイヤル・バレエを代表するバレリーナの一人となりました。特に、『不思議の国のアリス』と『冬物語』という、クリストファー・ウィールドン振付の2大ヒット作品の初演キャストを務め、両方とも映像化されたということは特筆すべき活躍です。キャリア17年目のシーズンに初めて『ドン・キホーテ』のキトリ役を踊り、来日公演で観客を魅了しました。

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(c)Marcelino Sambe

現地では早朝という時間にもかかわらず、真摯に、誠実に語ってくれたローレンからは、バレエに身を捧げつつも、心の優しさ、しなやかな精神、ファンへの想いが伝わってきて、本当に魅力的な女性だと感じられました。この公演をプロデュースする小林ひかるさんについても、尊敬を込めてインタビューで語っています。

今回の「輝く英国ロイヤルバレエのスター達」では、ローレンは『シルヴィア』『レクイエム』そして『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』を踊る予定です。これらの作品についてもじっくり語ってくれました。

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また、英国ロイヤル・オペラ・ハウス・シネマシーズンでは、『眠れる森の美女』と、キャシー・マーストン振付の新作で、実在の天才ヴァイオリニスト、ジャクリーヌ・デュ・プレの生涯と芸術を描いた『ザ・チェリスト』に主演する予定です。

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ローレン・カスバートソンのみならず、高田茜、平野亮一、ローレンと共演するワディム・ムンタギロフやフェデリコ・ボネッリなど、綺羅星のようなロイヤル・バレエのダンサーたちのパフォーマンスを、小林ひかるさんが考え抜いた構成によって堪能できる「輝く英国ロイヤルバレエのスター達」 ぜひお楽しみに!

<公演概要>

「輝く英国ロイヤルバレエのスター達」

英国ロイヤル・バレエ団の今を彩るスターが集うガラ公演。映像イントロダクションの導入や、テーマに基づいてキュレーションされた3つのプログラムなど、公演プロデュースに初挑戦する小林ひかるのこだわりでデザインされた、一味違うバレエガラ公演。

 

▼日時:2020年1月31日(金)19時、2月1日(土) 13時、17時

▼会場:昭和女子大学 人見記念講堂 (三軒茶屋)

▼出演:ローレン・カスバートソン、ヤスミン・ナグディ、高田茜、メリッサ・ハミルトン、マヤラ・マグリ、フェデリコ・ボネッリ、平野亮一、ワディム・ムンタギロフ、アクリ瑠嘉、ウィリアム・ブレイスウェル

▼公式サイト

http://www.royal-ballet-stars.jp/

 

▼Check out their official Instagram and Twitter

TWITTER  @newartistry2020

https://twitter.com/newartistry2020

INSTAGRAM  @newartistry2020

https://www.instagram.com/newartistry2020/

英国ロイヤル・オペラハウス・シネマシーズン ロイヤル・バレエ「コンチェルト」「エニグマ・ヴァリエーション」「ライモンダ3幕」

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1/17(金)より公開される英国ロイヤル・オペラハウス・シネマシーズン ロイヤル・バレエ「コンチェルト」「エニグマ・ヴァリエーション」「ライモンダ3幕」、先日試写を見せていただきました。
http://tohotowa.co.jp/roh/movie/?n=concerto

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すべて60年代に振付けられた3作品。マクミラン、アシュトン、そしてヌレエフ振付。英国バレエの多様性と伝統を感じるとともに、ショスタコーヴィッチ、エルガー、グラズノフと音楽的に優れた3演目でトリプル・ビルですがボリューム感もあり、ゴージャスな3本立てです。

「コンチェルト」 

【振付】ケネス・マクミラン

【音楽】ドミトリー・ショスタコーヴィッチ

【美術】ユルゲン・ローゼ
(第1楽章)アナ=ローズ・オサリヴァン/ジェームズ・ヘイ
(第2楽章)ヤスミン・ナグディ/平野亮一
(第3楽章) マヤラ・マグリ、 アナ=ローズ・オサリヴァン/ジェームズ・ヘイ、 ヤスミン・ナグディ/平野亮一
ピアノ:ケイト・シップウェイ

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ショスタコーヴィッチのピアノ協奏曲2番を使ったプロットレスのバレエ。ピアノコンチェルトに乗せて、楽譜の上を駆け回るような第一、第三楽章、そして対照的に抒情的で美しい第二楽章。第一楽章では、6月に新国立劇場バレエ団の「不思議の国のアリス」に客演する新星、アナ・ローズ・オサリヴァンの才能に舌を巻きます。素晴らしい音楽性とテクニックの持ち主です。第二楽章では平野亮一、ヤスミン・ナグディのバーレッスンを思わせる、ゆっくりとして滑らかで澄み渡るような動きにうっとりと酔う。第三楽章のハイスピード感は楽しい。第一楽章のオサリヴァン、ヘイが再登場し、マヤラ・マグリが加わっての大人数の群舞を従え、生き生きとしてダンスの饗宴そのもののクライマックス。ピアノの音色も最高です。

「エニグマ・ヴァリエーション」

【振付】フレデリック・アシュトン

【音楽】エドワード・エルガー

【出演】エドワード・エルガー:クリストファー・サウンダース
キャロライン・エルガー夫人:ラウラ・モレーラ
ヒュー・デイヴィッド・スチュアート・パウエル:ポール・ケイ
リチャード・バクスター・タウンゼンド:フィリップ・モーズリー
ウィリアム・ミース・ベイカー:リース・クラーク
イザベル・フィットン:ベアトリス・スティクス=ブルネル
アーサー・トロイト・グリフィス:マシュー・ボール
ウィニフレッド・ノーベリー:ロマニー・パイダク
A.J.イェーガー(ニムロッド):ベネット・ガートサイド
ドーラ・ベニー(ドラベラ):フランチェスカ・ヘイワード
ジョージ・ロバートソン・シンクレア:アクリ瑠嘉
ベイジル・G・ネヴィンソン:エリコ・モンテス
レディ・メアリー・ライゴン:イツィアール・メンディザバル

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(写真は今回の上演のものではありません)

この「エニグマ変奏曲」を作曲した時のエルガーを取り巻く友情と人間模様が描かれる。まだ知名度も低く自信喪失気味のエルガーが、著名な指揮者からの電報を不安気に待つ間、妻や友人たちが集まって彼を励ます。14の変奏曲があってそれぞれソロダンスがあり、一人一人の登場人物の個性がアシュトン特有の舞踊語彙を駆使して描かれる。マシュー・ボールが超絶技巧を見せるぶっきらぼうなトロイト、吃音をダンスで表現したフランチェスカ・ヘイワードの愛らしいドラベラ、そして名曲ニムロッドなど見せ場は多い。アクリ瑠嘉さんの、途中から犬になってしまったシンクレアの可笑しくも超絶なソロも楽しいけど、やはりクリストファー・サウンダーズがいぶし銀の演技で魅せるエルガーとラウラ・モレーラ演じるエルガー夫人、そしてベネット・ガートサイド演じる友人の三人がベートーヴェンについて語り合う夏の夕べの「ニムロッド」は心に残る。

「ライモンダ 第3幕」 

【振付】ルドルフ・ヌレエフ (原振付:マリウス・プティパ)

【音楽】アレクサンドル・グラズノフ

【出演】ライモンダ:ナタリア・オシポワ
ジャン・ド・ブリエンヌ:ワディム・ムンタギロフ
チャルダッシュ イツィアール・メンディザバル、リース・クラーク
第1ヴァリエーション 金子扶生
第2ヴァリエーション ミーガン・グレース・ヒンキス
第3ヴァリエーション クレア・カルヴァート
パ・ド・トロワ アシュリー・ディーン、イザベル・ガスパリーニ、ロマニー・パイダク
パ・ド・カトル アクリ瑠嘉、セザール・コラレス、ヴァレンティノ・ズケッティ、ジェームズ・ヘイ
第4ヴァリエーション  ベアトリス・スティクス=ブルネル
第5ヴァリエーション ワディム・ムンタギロフ
第6ヴァリエーション ナタリア・オシポワ
【指揮】パーヴェル・ソロキン

【上映時間】3時間9分

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「ライモンダ」はルドルフ・ヌレエフ版。パリ・オペラ座バレエで全幕が振付けられるずいぶん前に、ヌレエフは3幕のみをロイヤル・バレエに振付けた。オペラ座のジョージアディスのデザインほどではないにしても華麗な衣装と舞台装置には息をのむ。ナタリア・オシポワとワディム・ムンタギロフ主演なので素晴らしいことは観る前から保証付き。ムンタギロフのジャン・ド・ブリエンヌは、これほどまでのレベルのクラシック・バレエを観る機会はめったにないのではと思うほど完璧、軽やかな跳躍、美しいつま先と柔らかい着地、エレガンス。パリ・オペラ座へのヌレエフ版「ライモンダ」への客演がストでなくなってしまったのが惜しまれる。オシポワのライモンダは外連味たっぷり、とにかく強靭で迫力あり。特にパ・ド・ブレとコーダのところの緩急をつけた連続パッセなどのポワントワークが本当にお見事だし、本人も楽しんで踊っているのが伝わってくるのが良い。

チャルダッシュのリース・クラークは脚が長くて、民族舞踊のステップもよく似合う。そしてヴァリエーションが4つ入る豪華版、中でも第一ヴァリエーション、ピチカートで踊る金子扶生さんの優雅さと音楽性は特筆もの。パ・ド・カトルのメンバーがまた豪華。アクリ瑠嘉、セザール・コラレス、ジェームズ・ヘイ、ヴァレンティノ・ズケッティ。中でもやはりセザール・コラレスは一段と跳躍が高く、突出して素晴らしいので際立つ。瑠嘉さんは3演目全部に出演と大活躍。指揮はミハイロフスキー・バレエの来日公演にも来たパーヴェル・ソロキン。クラシックバレエの神髄を堪能した。

<劇場>

北海道 札幌シネマフロンティア 2020/1/31(金)~2020/2/6(木)
宮城 フォーラム仙台 2020/1/17(金)~2020/1/23(木)
東京 TOHOシネマズシャンテ 2020/1/17(金)~2020/1/23(木)
東京 TOHOシネマズ日本橋 2020/1/17(金)~2020/1/23(木)
東京 イオンシネマ シアタス調布 2020/1/17(金)~2020/1/23(木)
千葉 TOHOシネマズ流山おおたかの森 2020/1/17(金)~2020/1/23(木)
神奈川 TOHOシネマズららぽーと横浜 2020/1/17(金)~2020/1/23(木)
愛知 TOHOシネマズ名古屋ベイシティ 2020/1/17(金)~2020/1/23(木)
京都 イオンシネマ京都桂川 2020/1/17(金)~2020/1/23(木)
大阪 大阪ステーションシティシネマ 2020/1/17(金)~2020/1/23(木)
兵庫 TOHOシネマズ西宮OS 2020/1/17(金)~2020/1/23(木)
福岡 中洲大洋映画劇場 2020/1/17(金)~2020/1/23(木)

新国立劇場バレエ団2020-21ラインアップ

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新国立劇場バレエ団2020-21ラインアップが発表されています。

https://www.nntt.jac.go.jp/ballet/news/detail/26_016638.html

白鳥の湖(新制作)

   振付 ピーター・ライト

2020.10.23〜11.1   9公演

10/23(金)ソワレ 、31日(土)ソワレ  米沢唯・福岡雄大

10/24(土)ソワレ   小野絢子・渡邊峻郁

 

くるみ割り人形

   振付  ウェイン・イーグリング

2020.12.12〜12.20    9公演

12/12(土)マチネ  小野絢子・福岡雄大

12/13(日)ソワレ  木村優里・渡邊峻郁

12/18(金)ソワレ  米沢唯・井澤駿

 

ニューイヤー・バレエ

パキータ

   振付  マリウス・プティパ

デュオ・コンチェルタント(新制作)

   振付  ジョージ・バランシン

ペンギン・カフェ

   振付  デイヴィッド・ビントレー

2021.1.9, 10, 11   3公演

 

吉田都セレクション
ファイヴ・タンゴ(新制作)

   振付  ハンス・ファン・マーネン

A Million Kisses to my Skin(新制作)

   振付  デヴィッド・ドーソン

テーマとヴァリエーション

   振付  ジョージ・バランシン

2021.2.20, 21, 23   3公演

 

コッペリア

   振付  ローラン・プティ

2021.5.1〜5.8   5公演

5/1(土)マチネ  小野絢子・渡邊峻郁

5/4(火・祝)マチネ  木村優里・福岡雄大

 

ライモンダ

   振付  マリウス・プティパ

2021.6.5〜6.13   5公演

6/5(土)マチネ   米沢唯・福岡雄大

6/6(日)マチネ   小野絢子・奥村康祐

<ダンス・ラインアップ>

中村恩恵×首藤康之×新国立劇場バレエ団
『Shakespeare THE SONNETS』
シェイクスピア「ソネット」

2020.11.28, 29   2公演

11.28  小野絢子・渡邊峻郁

11.29  米沢唯・首藤康之

 

ダンス・コンサート
「舞姫と牧神たちの午後 2021」

2020.3.26〜28   4公演

酒井はな&森山未來、加賀谷 香&吉﨑裕哉、
山田うん&川合ロン、湯浅永麻&小㞍健太

Danae

   振付  貝川鐵夫

   木村優里・渡邊峻郁

Butterfly

   振付   平山素子&中川 賢

 

Co.山田うん『オバケッタ』

2020.7.2, 3, 4   3公演

吉田 都次期舞踊芸術監督による2020/2021シーズン演目説明会

日時:2020年2月29日(土) バレエ『マノン』公演終了後(17:00頃開始、18:00頃終了予定)

会場:オペラパレス客席
・入場無料/自由席 どなたでもご参加いただけます。

2020/2021シーズン バレエ&ダンス セット券の受付開始は 1月20日(月) 10:00~

バレエ&ダンスラインアップ説明資料

https://www.nntt.jac.go.jp/release/press/lineup-ballet-dance-2020-2021.pdf

※基本的にはオーソドックスなプログラミングといえますが、ニューイヤーガラも実質トリプルビルとなり、『吉田都セレクション』と並んで冒険をした演目となっています。

ハンス・ファン・マネン振付でアストル・ピアソラのタンゴに乗せたスタイリッシュな「ファイブ・タンゴ」、ヨーロッパを中心に人気のデヴィッド・ドーソン作品「A Million Kisses to my Skin」が新制作で入ってくるのは喜ばしい限りです。

久しぶりに「パキータ」と「ライモンダ」「ペンギン・カフェ」がレパートリーに戻ってくるのも嬉しい。

George Balanchine: Duo Concertant

 

A Million Kisses to my Skin

5 Tangos by Hans Van Manen

また、すでに発表されていますが、今年7月には、
新国立劇場 こどものためのバレエ劇場 2020
「竜宮 りゅうぐう」が予定されています。

演出・振付 森山開次
2020年7月25日(土) 11:30
プリンセス 亀の姫 米沢 唯 浦島太郎 井澤 駿
7月25日(土) 15:00
プリンセス 亀の姫 池田理沙子 浦島太郎 奥村康祐
7月26日(日) 11:30
プリンセス 亀の姫 木村優里 浦島太郎 渡邊峻郁
7月26日(日) 15:00
プリンセス 亀の姫 米沢 唯 浦島太郎 井澤 駿
7月27日(月) 11:30
プリンセス 亀の姫 池田理沙子 浦島太郎 奥村康祐
7月27日(月) 15:00
プリンセス 亀の姫 木村優里 浦島太郎 渡邊峻郁
7月28日(火) 11:30
プリンセス 亀の姫 米沢 唯 浦島太郎 井澤 駿
7月28日(火) 15:00
プリンセス 亀の姫 木村優里 浦島太郎 渡邊峻郁

バットシェバ舞踊団『Venezuela』とGagaワークショップ

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これまでの来日公演で数多くの観客を魅了してきたバットシェバ舞踊団は、芸術監督としてオハッド・ナハリンが最後に手掛けた作品『Venezuela−ベネズエラ』を携え、来る 3 月アジアツアーを実施、国内では唯一、彩の国さいたま芸術劇場に登場します。
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(c)Ascaf Avraham

『LAST WORK−ラスト・ワーク』以来 3 年振りの来日公演となる今回の作品は、2017年に初演され、その後世界各地で反響を呼んでいる『Venezuela−ベネズエラ』。特定の国を想起させるタイトルについてナハリンは、「地球儀を回してたまたま触れた場所だった」と微笑み、私たちを壮大な謎かけへと誘います。

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(c)Ascaf Avraham

舞台を駆け巡るダンサーたちから発せられる強烈なエネルギー。驚異の身体が放つパワフルかつ繊細なムーヴメント。カップルが織りなす、パッショネートなラテンダンス。
そこから生まれる対話が作品に演劇性を吹き込み、観客に多くを語りかけます。また振付家自身の別名であるマキシム・ワラットがサウンドトラックを手掛けた本作では、厳かなグレゴリオ聖歌からボリウッド映画音楽、ノートリアス・B.I.G.のラップに至るまで、特定の地域に捉われない、時代や文化を横断する多様な音楽が用いられています。
ナハリンが探求する音楽とダンスの関係性が予想を超えた手法で展開し、ひとりひとりの物語が立ち上がってゆきます。

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(c)Ascaf Avraham

大人気を呼んでいるバットシェバ舞踊団の来日公演は、チケットが毎回ソールドアウトになるほどです。今回も売れ行きは好調で、公演日が近くなると売り切れが予想されていますが、現時点ではまだチケットは少なくなってきているものの、残っているそうです。お早めに!

また、このたび この『Venezuela−ベネズエラ』公演に合わせて、バットシェバ舞踊団ダンサーによる「Gaga」ワークショップが実施されます。

https://www.saf.or.jp/arthall/information/detail/998

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(c)Ascaf Avraham
バットシェバ舞踊団の芸術監督を2018年に退任した今も世界の現代ダンスシーンを牽引するナハリン。ナハリン自身がリハビリテーションの為に考案したムーヴメント・ランゲージ「Gaga(ガガ)」は、“動く喜び”を実感するための運動であり、バットシェバ舞踊団のダンサーたちのトレーニングでも日常的に取り入れられています。ナハリンについてのドキュメンタリー映画「Mr.Gaga」でも、このメソッドはたくさん登場し、女優のナタリー・ポートマンも実践しているとのことで登場します。。今回、3月来日公演の『Venezuela-ベネズエラ』に合わせ、バットシェバ舞踊団現役ダンサーの指導のもと、「Gaga」を体験できる貴重なワークショップとなります。

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(c)Ascaf Avraham
ダンス経験者向けでオハッド・ナハリンのレパートリー(来日作品『Venezuela』を予定)を体験する4日間の集中ワークショップ「Gaga/インテンシブ」と、誰もが気軽に楽しめる「Gaga/ピープル」を開催します!

■Gaga/インテンシブ
日時:2020年3月5日(木)~8日(日)※全4日間

各日 14:00~15:15 Gagaダンサー/15:30~17:00 オハッド・ナハリン レパートリー
振付家・ダンサー向けワークショップ。舞台歴3年以上かつ中級以上、ジャンル不問。※16歳以上


講師:エレズ・ゾハル(バットシェバ舞踊団元ダンサー)

会場:彩の国さいたま芸術劇場 大稽古場(1F)

参加費(税込):20,000円
※ワークショップは英語で行われます(日本語通訳付)

定員:60名程度

 

■Gaga/ピープル
日時:2020年3月14日(土)17:45~18:45

16歳以上ならどなたでもご参加いただけるワークショップ。スキル・経験不問。

講師:バットシェバ舞踊団現役ダンサー(未定)

会場:彩の国さいたま芸術劇場 大稽古場(1F)

参加費(税込):
①『Venezuela-ベネズエラ』公演チケットをお持ちの方:2,500円
②『Venezuela-ベネズエラ』公演チケットをお持ちではない方:3,500円

※公演チケットは、ワークショップ当日、受付にてご提示ください。
チケットは残席状況を確約いたしかねますので、ワークショップ申込前にお早めにご購入ください。

定員:60名程度

 

【お申し込み方法】
メールに以下の事項をご記入の上、締切日までにお申し込みください。
①氏名(フリガナ) ②年齢(生年月日) ③〒・住所 ④電話番号 ⑤メールアドレス
⑥参加回(Gagaインテンシブまたは Gagaピープルのいずれかを明記) 

★Gaga/インテンシブ参加希望者のみ⇒
⑦現在の所属(団体・スタジオ・学校/学年) ⑧これまでのダンス経験(出身校、ジャンル・年数など)

【お申し込み期間】 2020年1月10日(金)~2月9日(日)必着
※応募者多数の場合は先着順とさせていただきます。なお結果は2月23日(日)までに、応募者全員に通知いたします。
(期日までに通知が届かない場合にはお問合せください。)
※定員に余裕がある場合は締切後でも受け付けます。下記までお問合せください。

【お申し込み先】
[メール] workshop@saf.or.jp
(メールの件名を「Gaga/インテンシブ または Gaga/ピープル申込み」としてください。)


【お問合せ】 彩の国さいたま芸術劇場(舞踊担当)
tel. 048-858-5506(休館日等不在の場合がございます)
mail. workshop@saf.or.jp

Gagaピープルは、以前のバットシェバ舞踊団来日公演の際に、ナハリン自身が指導するクラスを受けたことがありますが、目から鱗が落ちるようなとても新鮮で楽しい体験でした。ダンス未経験者でも楽しめて、自分の感覚が鋭敏になったり、表現する喜びも感じられたり、心の健康にとってもとても良いメソッドだと感じました。プロのダンサーの方にはインテンシブも用意されており、本当に貴重な経験なので、良い機会だと思います。

 

バットシェバ舞踊団『Venezuela』

演目:『Venezuela−ベネズエラ』
上演時間:約 80 分(途中休憩なし)

演出・振付:オハッド・ナハリン
照明デザイン:アヴィ・ヨナ・ブエノ(バンビ)
サウンドトラック・デザイン&編集:マキシム・ワラット
音楽アドバイザ−:ナダフ・バルネア
衣裳デザイン:中村恵理
出演:バットシェバ舞踊団(18 名)

●公演情報
日時:
2020 年 3 月 13 日(金)19:30 開演
2020 年 3 月 14 日(土)15:00 開演
2020 年 3 月 15 日(日)15:00 開演
(全3公演)

会場:
彩の国さいたま芸術劇場 大ホール


チケット前売料金(全席指定・税込):
一般S席 7,000 円 A席 4,000 円
メンバーズ一般S席 6,300 円 A席 3,600 円
U-25* S席 3,500 円 A席 2,000 円 *公演時 25 歳以下対象。入場時要身分証明書。
※当日券は各席種ともに+500 円。
*未就学児入場不可。
*A 席(サイドバルコニー・2 階席の一部)は舞台の一部が見えない場合がございます。予
めご了承ください。
*メンバーズチケットのご予約は SAF チケットセンターで承ります。
チケット発売日:一般 2019 年 12 月 7 日(土)/メンバーズ 11 月 30 日(土)
●チケット取扱い・お問合せ ●チケット取扱い・お問合せ
○SAF チケットセンター チケットセンター 0570-064-939(休館日を除く 10:00〜19:00)
[窓口] 彩の国さいたま芸術劇場(休館日を除く 10:00〜19:00)
埼玉会館(休館日を除く 10:00〜19:00)
[PC・スマートフォン] https://www.saf.or.jp [携帯] https://www.saf.or.jp/mobile
○イープラス http://eplus.jp(PC&携帯)
○チケットぴあ 0570-02-9999 [P コード:497-453] http://t.pia.jp(PC&携帯)

 


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公演特別番組/ニコライ・ツィスカリーゼによる特別マスタークラス決定のお知らせ『オーチャード・バレエ・ガラ ~世界名門バレエ学校の饗宴 2020~』

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バレエ史に名を残す偉大なダンサーも、いま第一線で活躍するスターダンサーも、
その才能が生まれた場所は時代が変わろうともただひとつ――各国が誇る名門バレエ学校。
学校へ入学できるのは「脚は体の半分以上あるか?」「甲の形は理想的か?」などの厳しい基準をクリアした者のみ。

『オーチャード・バレエ・ガラ~世界名門バレエ学校の饗宴~』は、そんな名門校で学ぶ世界各国のスターの卵が一堂に会す貴重な機会です。

https://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/20_balletgala/

来日するのは、281年の歴史を誇るワガノワ・バレエ・アカデミー(ロシア)、
熊川哲也や吉田都なども学んだ英国バレエの伝統を支えるロイヤル・バレエ・スクール(イギリス)、
今世紀を代表する振付家ノイマイヤーが校長を務めるハンブルク・バレエ学校(ドイツ)、
アメリカ最古の歴史をもつサンフランシスコ・バレエ・スクールアメリカ)、
昨年のローザンヌ国際バレエコンクール日本人受賞者の2人が学ぶ学校としても注目されたチューリッヒ・ダンス・アカデミー(スイス)、

最先端の振付を踊りこなす実力が話題のベルリン国立バレエ学校(ドイツ)の6校。
各校が選抜したトップクラスの生徒総勢54名が集結し、各国を代表する振付家の名作で、
その実力を披露する。200年を超える伝統は現在でもどれだけ受け継がれているのか、
各学校がいま育成を目指すダンサー像とは、どこの国から次のスターが現れるのか、
などすべてのバレエファンと学習者が注目するその答えがここに。
門外不出のエリート教育の全貌をどうぞお見逃しなく!
   熊川哲也オーチャードホール芸術監督 特別企画
   オーチャード・バレエ・ガラ ~世界名門バレエ学校の饗宴 2020~
【会 場】  Bunkamuraオーチャードホール
【公演日程】 2020年2月29日(土)、3月1日(日)13:00開演
【料  金】 S 席¥10,800 A 席¥8,000 B席 ¥6,000 C席 \4,000
【出演】
ベルリン国立バレエ学校(ドイツ) 
 『ALL LONG DEM DAY』 振付:マルコ・ゲッケ 音楽:N.シモン
ロイヤル・バレエ・スクール(イギリス)
 『ラプソディ』より 振付:フレデリック・アシュトン 音楽:S.ラフマニノフ 
 『シャンソン パ・ド・ドゥ』 振付:デレク・ディーン 音楽:J.カントルーブ
サンフランシスコ・バレエ・スクール(アメリカ) 
 『グリンカ パ・ド・トロワ』 振付:ジョージ・バランシン 音楽:M.グリンカ
 『ヘリオトロープ』 振付:ダナ・ゲンシャフト 音楽:M.ベイツ
ハンブルク・バレエ学校(ドイツ) 
 『ベートーヴェン・ダンセズ』より 振付:ジョン・ノイマイヤー 音楽:L.V.ベートーヴェン
ワガノワ・バレエ・アカデミー(ロシア)
 『くるみ割り人形』より“グラン・パ・ド・ドゥ” 振付:ワシリー・ワイノーネン 音楽:P.I.チャイコフスキー
チューリッヒ・ダンス・アカデミー(スイス)
 『ボレロ ?クロスロード』
 振付:セユン・キム 音楽:M.ラヴェル
【チケットお申込み】 Bunkamuraチケットセンター03-3477-9999(10:00-17:30)
   オンラインチケットMY Bunkamura   https://mybun.jp/gala2020 【公演に関するお問合せ】 Bunkamura 03-3477-3244(10:00-19:00)
             https://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/20_balletgala/ 【主催】 Bunkamura/WOWOW/朝日新聞社
【協賛】 東急グループ 【協力】 東急株式会社    

+-+ 世界最高峰のバレエ学校の様子をお見せします! +-+
-+- バレエ界の頂点を目指す少年少女がストイックに青春を捧げるバレエの聖地 -+-  
+-+ ワガノワ・バレエ・アカデミーの魅力が詰まった2番組を放送! +-+
◎12月、ワガノワで取材した最新映像満載!
 公演特別番組 
 「ワガノワ・世界一過酷で美しいバレエ学校の世界
 ~ロシアが誇る伝統の“くるみ割り人形”が日本へ~」
初回放送日:2/3(月)よる9:45 (無料放送)
再放送:2/13(木)よる11:45~、2/14(金)よる10:45~
2/16(日)午後5:45~、2/28(金)午前8:00~  すべて無料放送
※BS放送をご覧になれる方は、どなたでもご視聴いただけます。
https://www.wowow.co.jp/detail/116924

 

◎ノンフィクションW 
 ワガノワ 名門バレエ学校から世界へ ~二人の少女の物語~
2/12 (水) 午後1:30~
番組オフィシャルHP: https://www.wowow.co.jp/detail/110023
(ワガノワを卒業後、ボリショイ・バレエに入団したエレオノラ・セヴェナルドと、ミュンヘン・バレエに
入団したヴェラ・セーゴワの二人を追ったドキュメンタリー番組)

 

◇◆◇ワガノワ・バレエ・アカデミー校長 ニコライ・ツィスカリーゼ◇◆◇
◇◆◇特別マスタークラス 受講者応募受付中! ◇◆◇

(マスタークラス見学も可能)

281年の歴史をもつワガノワ・バレエ・アカデミー。この学校からはニジンスキーや
ヌレエフといった歴史的バレエダンサーから、ヴィシニョーワ、ザハーロワに至るまで
毎年ボリショイ・バレエ団やマリインスキー・バレエ団へ多くの卒業生を送り込んでいます。
厳格に決められたワガノワ・メソッドは、ロシアだけではなく世界中のバレエ教育の
ベースとして取り入れられており、古典バレエの名作の数々がロシアで生まれたことを思えば、
どの国で踊るダンサーであっても無視できないのがロシア・バレエ=ワガノワ・メソッドと言えるでしょう。 
現在校長を務めるのはボリショイ・バレエで18年トップに君臨したニコライ・ツィスカリーゼ
昨年放送されたNHKのドキュメンタリー「バレエの王子になる!」で見せた厳しくも
バレエへの愛に溢れた指導が記憶に新しい方も多いのではないでしょうか。
世界屈指のバレエ学校を率いるツィスカリーゼ校長が公開のマスタークラスを行うことは、
世界的にも大変珍しい機会です。ロシア・バレエ界を牽引するツィスカリーゼ氏の
教えを受講できるこのチャンスをお見逃しなく。観覧券も発売中です。
【開催日時】 2月29日(土) Bunkamuraオーチャードホール
*マスタークラスは「入学特別オーディション」に続けて行います。
【対象】 プロのダンサーを目指すレベルを有す男女。年齢は目安として15歳~24歳。 
【応募締切】 2月19日(水)必着
*応募要項詳細はホームページをご覧ください。
https://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/20_balletgala/topics/3170.html *観覧には「特別入学オーディション」 のチケット(\3,000)が必要です。

 

◆◇◆公演に参加する世界最高峰のバレエ学校への入学切符に挑戦。◆◇
◆◇◆6校合同 入学特別オーディション 応募締切迫る!◆◇◆
本オーディションは、プロのダンサーを目指す日本のバレエ学習者が、
本公演へ参加するバレエ学校に留学するための入学合同オーディションであり、
各国を代表するバレエ学校への切符にチャレンジできる機会となります。
2018年開催時の最終審査では、13名が留学への切符を手にしました。
未来への新たな扉に挑む日本の若き才能たちのチャレンジをお待ちしています!
【開催日時】 2月29日(土) Bunkamuraオーチャードホール
【応募締切】 1月24日(金)必着
【参加資格】 プロのダンサーを目指し、留学する意思のある方。
※年齢制限は学校によって異なります。
【審査参加校】 
ベルリン国立バレエ学校/ロイヤル・バレエ・スクール
サンフランシスコ・バレエ・スクール/ハンブルク・バレエ学校
ワガノワ・バレエ・アカデミー/チューリッヒ・ダンス・アカデミー
*応募要項詳細はホームページをご覧ください。
*観覧には「入学特別オーディション」のチケット(\3,000)が必要です。
オーチャード・バレエ・ガラ ~世界名門バレエ学校の饗宴 2020~ 
入学特別オーディション & ニコライ・ツィスカリーゼ 特別マスタークラス
【会 場】  Bunkamuraオーチャードホール
【公演日程】 2020年2月29日(土)18:00開演
【観覧料金】 全席指定¥3,000
【内 容】   ≪第1部≫ 入学特別オーディション最終選考/審査員によるトークタイム
        ≪第2部≫ ニコライ・ツィスカリーゼによる特別マスタークラス
         ※オーディション・マスタークラスへの参加要項はホームページをご参照ください。
https://www.bunkamura.co.jp/topics/orchard/3007.html

パリ・オペラ座バレエ・シネマ2020 劇場公開

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 パリ・オペラ座バレエ団による公演を収録した映像作品3本が、劇場公開されることになりました。

「パリ・オペラ座バレエ・シネマ2020」

https://www.culture-ville.jp/parisoperaballetcinema

今回公開される作品3本はいずれもDVDでは発売されておらず、貴重な映像を大画面で観る貴重な機会となっています。今回公開する作品は、2012年から現在に至るまでにパリ・オペラ座で上演されたものです。収録された年はそれぞれ違うため、現在のパリ・オペラ座バレエ芸
術監督オーレリ・デュポンの時代のものもあれば、前芸術監督のバンジャマン・ミルピエの時代のものもあり、パリ・オペラ座バレエ団の変化を楽しむにも興味深い上映企画となっております。

Celebratedanceartwork


《公開劇場と公開日》


東劇(東京・東銀座)
3/ 20(金)〜『パリ・オペラ座ダンスの饗宴』(2014-2015)
5/1(金)〜 『夏の夜の夢』(2017)
6/26(金)〜『ミルピエ/ロビンズ/バランシン』(2015)


ミッドランドスクエアシネマ(愛知・名古屋)/なんばパークスシネマ(大阪・なんば)/神戸国際松竹(兵庫・神戸)/札幌シネマフロンティア(北海道・札幌)

4/ 3(金)〜4/9(木)『パリ・オペラ座ダンスの饗宴』(2014-2015)
5/8(金)〜 5/14(木)『夏の夜の夢』(2017)
6/26(金)〜7/2(木)『ミルピエ/ロビンズ/バランシン』(2015)

YEBISU GARDEN CINEMA(東京・恵比寿)

5/15(金)〜『パリ・オペラ座ダンスの饗宴』(2014-2015)
7/31(金)〜『夏の夜の夢』(2017)
9/4(金)〜『ミルピエ/ロビンズ/バランシン』(2015)

 

『パリ・オペラ座ダンスの饗宴』

上映時間:2時間30分
撮影場所:パリ・オペラ座ガルニエ宮、オペラ・バスティーユ
収録:2014年10月
概要:『デフィレ』、『くるみ割り人形』ハイライト、『エチュード』から構成される。

『デフィレ』は100人あまりのパリ・オペラ座バレエ学校の生徒、そしてエトワール、プルミエール・ダンスール、スジェ、コリフェ、カドリ
ーユまで、154人のパリ・オペラ座のダンサーが一堂に会してガルニエ宮の舞台の奥から前へと行進する、300年を超える歴史を持つ伝統的な演目である。特別な機会にのみ上演されており、日本のスクリーンで観られるのは珍しく、貴重な公開となる。
また『エチュード』では、パリ・オペラ座バレエを代表するエトワールたちによるクラシック・バレエの粋ともいえる超絶技巧が楽しめる。『くるみ割り人形』はパリ・オペラ座バレエならではのルドルフ・ヌレエフ版。クリスマスを舞台に少女クララの冒険と夢を描く、ファンタジックな冬の風物詩。

『デフィレ』
出演:
パリ・オペラ座バレエ団のエトワール(※下記参照)、プルミエール・ダンスール、スジェ、コリフェ、カドリーユ、パリ・オペラ座学校の生徒たち
※(エトワール)アマンディーヌ・アルビッソン/エミリー・コゼット/オーレリ・デュポン/ドロテ・ジルベール/マリ・アニエス・ジロ/レティシア・プジョル/アリス・ルナヴァン/ジェレミー・ベランガール/ステファン・ビュリョン/マチュー・ガニオ/ジョシュア・オファルト/エルヴェ・モロー/カール・パケット/バンジャマン・ペッシュ

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『エチュード』
振付:ハラルド・ランダー
音楽:カール・チェルニー/クヌドーゲ・リーサゲル
出演:ドロテ・ジルベール、カール・パケット、ジョシュア・オファルト

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『くるみ割り人形』ハイライト
振付:ルドルフ・ヌレエフ
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
出演:クララ:ミリアム・ウルド=ブラム
ドロッセルマイヤー/王子:ジェレミー・ベランガール
ルイ―ザ:ノルウェン・ダニエル
フリッツ:エマニュエル・ティボー
雪の精:イザベル・シアラヴォラ、ステファニー・ロンベール

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『夏の夜の夢』

上映時間:1時間40分(休憩なし)
撮影場所:パリ・オペラ座
オペラ・バスティーユ
収録:2017年3月
概要:ジョージ・バランシンが手がけた中では珍しく物語性のあるバレエ作品の一つで、原作はシェイクスピアの有名な喜劇だが、2幕はほとんど物語のないダンスとディヴェルティスマンで構成し、サンクトペテルブルグ帝室バレエを彷彿させる華麗なバレエの饗宴となっている。バランシンはメンデルスゾーンの作品を徹底的に調べ上げ、前奏曲と夜想曲、間奏曲、交響曲9番の抜粋も加えた。

1962年にニューヨーク・シティ・バレエで初演され、2017年にパリ・オペラ座バレエ団のレパートリーに加わった。本作のセットと衣装を手がけたのは舞台を魔法のように変幻させる才能に溢れたクリスチャン・ラクロワ!6人のエトワールを贅沢に配した豪華キャストにも注目。

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振付:ジョージ・バランシン
音楽:フェリックス・メンデルスゾーン
出演:タイターニア:エレオノラ・アバニャート
オベロン:ユーゴ・マルシャン
パック:エマニュエル・ティボー
ハーミア:レティシア・プジョル
ライサンダー:アレッシオ・カルボーネ
ヘレナ:ファニー・ゴルス
ディミトリウス:オドリック・ベザール
ヒッポリタ:アリス・ルナヴァン
テーセス:フロリアン・マニュネ
ボトム・フランチェスコ・ヴァンタッグロ
タイターニアの騎士:ステファン・ビュリヨン
パピヨン:ミュリエル・ズスペルギー
ディヴェルティスマン:パク・セウン、カール・パケット

 

『ミルピエ/ロビンズ/バランシン』

上映時間:1時間50分(休憩なし)
撮影場所:パリ・オペラ座
オペラ・バスティーユ
収録:2017年3月
概要:バンジャマン・ミルピエ(パリ・オペラ座バレエ前芸術監督)が、アメリカで活躍した二人の偉大な振付家ジョージ・バランシンとジェローム・ロビンズに捧げた企画。『クリア、ラウド、ブライト、フォワード』(ミルピエ)、『作品19/ザ・ドリーマー』(ロビンズ)、『テーマとヴァリエーション』(バランシン)の3演目から構成されている。

ミルピエがパリ・オペラ座のために振付けた新作『クリア、ラウド、ブライト、フォワード』は、ドキュメンタリー映画『ミルピエ
パリ・オペラ座に挑んだ男』でその創作過程が細かく取り上げられ、当時話題を呼んだ。気鋭の作曲家ニコ・マーリーに音楽を委嘱し、ミルピエとマーリーによる5作品目のコラボレーションである。当時まだスジェだったレオノール・ボラック、ユーゴ・マルシャン、ジェルマン・ルーヴェなどの若手ダンサーを多く起用した。

『作品19/ザ・ドリーマー』はミハイル・バリシニコフのためにロビンズによって振付けられた。若い男性と空想のパートナーとの白昼夢をイメージした、二人のエトワールによる美しいヴァリエーション。

『テーマとヴァリエーション』は、パリ・オペラ座バレエの誇るダンサーたちが、チャイコフスキーの美しい音楽に乗って、高度なテクニックを披露するクラシカルな名作。1947年にアメリカン・バレエ・シアターで初演された。


『クリア、ラウド、ブライト、フォワード』
振付:バンジャマン・ミルピエ
音楽:ニコ・マーリー

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出演:
レオノール・ボラック、エレオノール・ゲリノー、オーバーヌ・フィルベール、マリオン・バルボー、レツィシア・ガローニ、ロレーヌ・レヴィ、ロクサーヌ・ストヤノフ、イダ・ヴィキンコスキ、アクセル・イーボ、フロリモン・ロリュー、ジェルマン・ルーヴェ、アリステル・マダン、ユーゴ・マルシャン、マルク・モロー、イヴォン・デモル、ジェレミー・ルー・ケール

『作品19/ザ・ドリーマー』

振付:ジェローム・ロビンズ
音楽:セルゲイ・プロコフィエフ
ヴァイオリン協奏曲第1番

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出演:アマンディーヌ・アルビッソン、マチアス・エイマン
パリ・オペラ座バレエ団のダンサーたち


『テーマとヴァリエーション』
振付:ジョージ・バランシン
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー

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出演:ローラ・エケ、ジョシュア・オファルト
パリ・オペラ座バレエ団のダンサーたち

公開情報Twitter
cinema_ballet
公開情報facebook
@Paris.Opera.Cinema
配給・宣伝
カルチャヴィル合同会社


ボリショイ・バレエ来日公演2020年11月~12月

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ボリショイ・バレエ来日公演が発表されています。今年11月26日~12月1日開催

(なお、11月23日びわ湖公演、24日前橋公演が東京に先駆けてあります)

http://www.japanarts.co.jp/Bolshoi/

今回、もしかしたら全幕でボリショイ・バレエの来日公演で来るのは最後かもしれない、スヴェトラーナ・ザハーロワ主演の日も用意されています。(チケット代2000円高いですが間違いなく競争率の高いチケットに)

また、ボリショイ・バレエならではの勇壮な『スパルタクス』が観られるのも嬉しい。ボリショイ劇場が世界に誇るダンサーたち、ボリショイ劇場管弦楽団、舞台スタッフなど総勢230名が来日するそうです。

「スパルタクス」

上演時間約3時間(休憩2回含む)

作曲アラム・ハチャトゥリアン

台本/振付ユーリー・グリゴローヴィチ

◇◇ 2020年11月26日(木) 18:30 ◇◇

[ 開場 17:30 / 終演予定時間 21:30 ]

◇◇ 2020年11月27日(金) 18:30 ◇◇

[ 開場 17:30 / 終演予定時間 21:30 ]

上演時間約2時間35分(休憩1回含む)

作曲ピョートル・チャイコフスキー

原振付マリウス・プティパ / レフ・イワーノフ / アレクサンドル・ゴールスキー

改訂振付ユーリー・グリゴローヴィチ(2001年版)

出演予定

◇◇ 2020年11月28日(土) 18:00 ◇◇

[ 開場 17:00 / 終演予定時間 20:35 ]

◇◇ 2020年11月29日(日) 13:00 ◇◇

[ 開場 12:00 / 終演予定時間 15:35 ]

◇◇ 2020年11月29日(日) 19:00 ◇◇

[ 開場 18:00 / 終演予定時間 21:35 ]

◇◇ 2020年12月1日(火) 13:00 ◇◇

[ 開場 12:00 / 終演予定時間 15:35 ]

◇◇ 2020年12月1日(火) 19:00 ◇◇

[ 開場 18:00 / 終演予定時間 21:35 ]

ボリショイのすべて
~プレミアム・エディション

舞踊監督マハール・ワジーエフ

12月3日(木)18:30 [開場 17:30]

12月4日(金)18:30 [開場 17:30]

12月6日(日)17:00 [開場 16:00]

 12/6公演は、“スヴェトラーナ・ザハーロワ プロデュース”の特別版

上演予定演目

『ラ・バヤデール』より「影の王国」
『ジュエルズ』より「ダイヤモンド」 ほか(各日の上演内訳未定)

現在芸術監督ワジーエフとザハーロワが最高のプログラムを鋭意検討中

会場:東京文化会館

<チケット>

豪華10公演セット券、3演目セット券あり。

10公演全てS席ご覧いただく方
のための豪華特典付きチケット
チケット料金:¥250,000(夢倶楽部会員¥240,000)

3演目セット券

◇◇ 期間限定で、最大9,000円割引!! ◇◇

◇◇ 発売日程・申し込み方法 ◇◇

セット券

1、夢倶楽部ネット会員 <WEB>

抽選申込期間:2/21(金)10:00~2/25(火)23:59

結果配信・チケット発送:3/3(火)

2、夢倶楽部会員 <TEL>

受付開始日:3/8(日)10:00

ジャパン・アーツぴあ:0570-00-1212

3、ジャパン・アーツぴあネット会員 <WEB>

抽選申込期間:3/13(金)10:00~3/17(火)23:59

結果配信・チケット発送:3/24(火)

4、一般 <TEL>

3/28(土)10:00 発売

ジャパン・アーツぴあ:0570-00-1212

単券「スパルタクス」「白鳥の湖」
「ボリショイのすべて~プレミアム・エディション」

1、夢倶楽部ネット会員 <WEB>

2020年3月7日(土)10:00 発売

2、夢倶楽部会員 <TEL>

2020年3月8日(日)10:00 発売

お申込み:ジャパン・アーツぴあ 0570-00-1212

3、ジャパン・アーツぴあネット会員 <WEB>

2020年3月25日(水)10:00 発売

4、一般 <WEB><TEL>

2020年3月28日(土)10:00〜

お申込み:ジャパン・アーツぴあ 0570-00-1212

◇◇ 各プレイガイドでお申し込み ◇◇

◇ ジャパン・アーツぴあ:0570-00-1212 www.japanarts.co.jp

◇ 東京文化会館チケットサービス:03-5685-0650 www.t-bunka.jp/ticket-outline/

◇ チケットぴあ:t.pia.jp 0570-02-9999 [ Pコード:500-320 ]

◇ イープラス:eplus.jp

◇ ローソンチケット:0570-000-407 [ Lコード:34571 ]

チケット料金はこちら

◇◇ 東京以外の公演 ◇◇

◇ 11月23日(月・祝) びわ湖ホール 大ホール 「スパルタクス」

(問)びわ湖ホールチケットセンター:077-523-7136

◇ 11月24日(火) 昌賢学園まえばしホール 「白鳥の湖

(問)(公財)前橋市まちづくり公社:027-221-4321

◇ 12月5日(土) フェスティバルホール 「白鳥の湖」

(問)フェスティバルホールチケットセンター:06-6231-2221

 

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ローザンヌ国際バレエコンクール、ファイナリストに松岡海人さん

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月曜日から開催されているローザンヌ国際バレエコンクール、今私が猛烈に仕事が忙しくてブログではフォローできていませんが、ネット中継の方は時間を見つけて観ていました。特にニコラ・ル=リッシュが丁寧に指導する男子のヴァリエーション指導は見ごたえがありました。

水曜日に放送されたJFN(JAPAN FM NETWORK)のラジオ番組「ON THE PLANET」では、このコンクールについて電話インタビューを受けてコメントもしました。

いよいよ本日の夜がファイナルです。22時からネット生中継もあります。(今までの生中継分は、ローザンヌ国際バレエコンクールarteサイトや公式Facebook、YouTube公式チャンネルで録画を観ることができます)

昨日のセミファイナルで、21人のファイナリストが選ばれました。日本から唯一、15歳の愛媛県出身の松岡海人さんが選ばれています。「アレキナーダ」の演技は観ることができましたが、とても才能のある美しいダンサーですね。

ローザンヌ国際バレエコンクール 準決勝 最年少の愛媛・松山出身の松岡海人さんが決勝へ

日本からビデオ審査で選ばれてローザンヌに参加したのは12人ですが、残念ながら山田ことみさん(プリンセス・グレース・アカデミー在籍中)はコンテンポラリーのリハーサル中に骨折してセミファイナルに参加することができませんでした。早く良くなりますように。

ファイナリスト

https://www.prixdelausanne.org/finalists-2020/

 

102 ARBUCKLE Ava  United States 15.1 years old
108 WANG Zeyu  China 15.9 years old
109 KIM Soo Min  South Korea 15.9 years old
112 KANG Chaeyon  South Korea 15.11 years old
113 LUCKUTE Milda  Lithuania 15.11 years old
118 BEATY Sophie  Australia 16.5 years old
201 MATSUOKA Kaito  Japan 15 years old
203 VAZ Vitor Augusto  Brazil 15.3 years old
204 BARKER Max  United States 15.3 years old
206 SMITH-LEISHMAN Jackson  Australia 15.7 years old
207 YAN Chun Hung  China 15.9 years old
209 MCDONALD Austen  Australia 16.4 years old
306 ZHOU Yue  China 17.4 years old
307 ZHANG Lin  China 17.4 years old
312 WANG Yuyan  China 17.8 years old
316 PIRES Catarina  Portugal 17.11 years old
323 ROBINSON Evelyn  United States 18.3 years old
325 HUANG Xuetong  China 18.5 years old
406 MASCIARI Marco  Italy 17.7 years old
407 SANTANA João Vitor  Brazil 17.7 years old
421 HOLELEU Matei  Romania 18.1 years old

 

中国からの出場者は、コロナウィルスの問題で3人棄権したとのことですが、それでも8人が決勝に進出していることから、レベルの高さが伺えます。

 

ル=リッシュによる男子クラシックヴァリエーションの指導

 

ジュニアの準決勝

今年の審査員は、

フレデリック・オリヴィエリ(審査員長、ミラノ・スカラ座芸術監督)

Yorgos Loukos (副審査員長、リヨン・オペラ座バレエ芸術監督)

ゼナイダ・ヤノウスキー (元ロイヤル・バレエ プリンシパル)

Nadia Deferm (ロイヤル・アントワープ・バレエ学校 芸術監督)

Jaimie Persson (元ロイヤル・バレエ プリンシパル)

ツォンジン・ファン (現アメリカン・バレエ・シアター ソリスト 2000年スカラシップ受賞)

ベルニス・コピエテルス (元モンテカルロ・バレエ プリンシパル)

フィリップ・コーエン (ジュネーブ大劇場バレエ 芸術監督)

Sebastian Vinet (現サンチアゴ・バレエ、2009年スカラシップ受賞)

 

ローザンヌ国際バレエコンクールの受賞者

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ローザンヌ国際バレエコンクールのファイナルが2月8日に行われ、受賞者は以下の通りに決まりました。

https://www.prixdelausanne.org/prize-winners-2020/

1位の Marco Masciariは、特にコンテンポラリーがずば抜けて素晴らしかったので、納得の結果です。そしてプリンセス・グレース・アカデミーで学んでいる生徒が3年連続で1位となったのが凄いですね。マルコは、怪我をした山田ことみさん(プリンセス・グレース・アカデミーのクラスメイト)を気遣うコメントをしていました。

  1. 406 – Marco Masciari – Italy (Académie Princesse Grace) 
  2. 102 – Ava ARBUCKLE – United States (Elite Classical Coaching)
  3. 407 – João Vitor SANTANA – Brazil (Itego em Artes Basileu França) 
  4. 307 – Lin ZHANG – China (The Secondary School of Beijing Dance Academy)
  5. 112 – Chaeyon KANG – South Korea (Yewon School)
  6. 421 – Matei HOLELEU – Romania (Ballettschule Theater Basel) 
  7. 203 – Vitor Augusto VAZ – Brazil (Itego em Artes Basileu França)
  8. 312 – Yuyan WANG – China (The Secondary School of Beijing Dance Academy)

その他の賞

NUREYEV FOUNDATION ヌレエフ財団 最優秀若手才能賞
Best Young Talent Prize: 102 – Ava ARBUCKLE – United States

コンテンポラリー賞
Contemporary Dance Prize: 406 – Marco Masciari – Italy

ベストスイス賞
Best Swiss Candidate Prize: 421 – Matei HOLELEU – Romania

Web観客賞

Web Audience Favourite Prize: 312 – Yuyan Wang – China

観客賞

Audience Favourite Prize: 316 – Catarina PIRES – Portugal

受章しなかったファイナリストは1,000スイスフランの賞金を獲得します。

パリ・オペラ座バレエ『鷹の井戸』杉本博司オペラ座への挑戦 2月15日に放映

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昨年秋にパリ・オペラ座で上演された「鷹の井戸」の制作現場を追ったドキュメンタリーが放映されます。

2月15日(土)23:00~ NHK Eテレ
再放送:2月19日(水)深夜12:00~  NHK Eテレ

今、世界が最も注目する日本人アーティストの一人、杉本博司。創作活動は、写真作品や建築、文楽の演出にまで及ぶ。2019年秋、杉本が任されたパリ・オペラ座350周年公演が大きな話題となった。新作舞踏劇「鷹の井戸」。舞うのは“エトワール”と呼ばれる世界トップクラスのバレエダンサー、そして日本を代表する能楽師・観世銕之丞。斬新なアイデアが注ぎ込まれた舞台はどのように作られたのか。杉本の創作の秘密に迫る

また、ETV特集の再放送が終わった直後には、舞台全編収録映像が放映されます。
【パリ・オペラ座
新作舞踏劇「鷹の井戸」舞台全編版】
2月19日(水)深夜12:59~ NHK Eテレ

パリ・オペラ座バレエ『鷹の井戸』は、アレッシオ・シルヴェストリン振付で、観世銕之丞のほか、リュドミラ・パリエロ、ユーゴ・マルシャンが主演しました。音楽は池田亮司。

https://www.operadeparis.fr/saison-19-20/ballet/hiroshi-sugimoto-william-forsythe

 

 

NBAバレエ団『ホラーナイト』会見(平野亮一さん出席)、そして8月の『ドラキュラ』公演にはサラ・ラムも出演

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NBAバレエ団は2月15日、16日(今週末)、2014年に日本初演した『ドラキュラ』(マイケル・ピンク振付)の第一幕と、宝満直也さん振付による新作『狼男』の2本立てによる『ホラーナイト』公演を行います。

https://www.nbaballet.org/performance/2020/horror_nights/

『ドラキュラ』のドラキュラ伯爵役には、最近演技派としての実力を高く評価されている英国ロイヤル・バレエの平野亮一さんを迎えます。(ダブルキャストとして、宝満直也さんもこの役を演じます)公演に先立ち、平野さんも同席しての記者会見が行われました。

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『ホラーナイト』という企画を実現するにあたって、芸術監督の久保綋一さんは、「バレエの中ではあまりホラーという分野はなかったけれども、映画などのライブエンターテインメント同様、バレエの中にもホラーというジャンルがあってもいいのではと思い立ち、8月に『ドラキュラ』の全編上演に先立ち今回プレビューとして、今回のダブル形式で上演することになりました」と語りました。

今回ゲスト出演の平野亮一さん

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「日本のバレエ団からのゲスト出演依頼は初めてだったので、とても嬉しかったです。向こうで観につけたことをここで発揮できれば」

別公演でドラキュラ役の宝満直也さん、『ドラキュラ』については「リハーサルで踊りながら感じたことは、音楽がとてもキャッチーで聴きやすく、音楽を聴いて浮かぶ情景がわかりやすいのです。登場人物についても音楽が語ってくれます。振付についても、このような登場人物だからこういう動きになるというシンプルな発想があり、とてもわかりやすい作品です」

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もう一つの作品を『狼男』にしたことについて、久保さん「いろいろホラーにあなりそうな題材を探しました。真っ先に浮かぶのは『フランケンシュタイン』ですが、すでにロイヤル・バレエで上演されていて平野さんもこの役を踊っています。3大ホラーとしては『ドラキュラ』『狼男』『フランケンシュタイン』が思いつきます。インタビュー記事で、宝満くんの「ドラキュラ」と『狼男』はかぶる部分が多いので製作するにも苦労した、とありましたが、敢えて連続性というか、似たものがあったほうがコンセプト的にも合うと思ったのです。苦労したかもしれませんが、面白い作品になっていると思います。みなさんもぜひ楽しんでいただければ」

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8月に上演される『ドラキュラ』の全幕について。「ドラキュラ役はフィジカル的に大変な役で全幕を踊りきるのはハードです。私はドラキュラ役はやったことがないのですが、弁護士ジョナサン役を何十回も踊っているのでとても思い入れがあります。8月の公演には、ロイヤル・バレエから平野さんのほか、プリンシパルのサラ・ラムもゲストとしてお呼びしています」

サラ・ラムがゲスト出演するいきさつについて

久保「平野さんを通じてロイヤル・バレエで、『ドラキュラ』のヒロイン役でふさわしいダンサーを探してほしいと頼みました」

平野「サラとはよく組んで踊っています。信頼してくれていると感じます」

久保「彼女はものすごく亮一君を信頼していますね。彼がパートナーだから引き受けてくれました」

ドラキュラとフランケンシュタインは同じ怪物ですが、どのような違いがありますか?

平野「全然違いますね。古典の王子の役でも、一人一人が違います。その中でも、首筋にぞくぞく感じるような怖さって違うんです。ドラキュラはけっこう鳥肌が立つような怖さですが、フランケンシュタインはビジュアル的にきついものがあって、近づきたくないような、違和感を感じさせるような存在です。初演の大貫勇輔さんがドラキュラを演じたビデオを見て、どういう風に演技をすればいいのかを考えて、研究しました。どうお客さんに見てもらえるのかを考えながら」

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最近はロイヤル・バレエのシェルカウイ振付の新作「メデューサ」のポセイドン役で強烈な存在感を発揮した平野さん。今回は新作ではないにしても役柄の解釈が重要な役です。

平野「『ドラキュラ』は振付が物語を語っています。上手な振付なので、無理にしすぎても良くないと思います。自然にドラキュラの雰囲気を醸し出すようにしたい。この役は演じていて楽しいです。新作は比較的自由が利くので、『メデューサ』のポセイドンではぼくの意見も結構聞いてもらえました。新作はゼロからキャラクターを創り上げなくてはいけないので大変ですが、すでにある作品は自分の方からそっちに自分を持って行かなければなりません」

 

宝満さんの『狼男』について

宝満「『ドラキュラ』は物語バレエですごくわかりやすい筋があるのでわかっていました。それに対して『狼男』はどうしようかとなった時に、同じように物語バレエにすることもできましたが、今回は違う切り口から見せたいと思いました。もし自分が狼男だったらどう思うだろう、とコメントが書いてありますが、このような文章からとっかかりを得て、狼男が出てきて人を襲うホラーというのもありますが、ぼくが思ったのは、自分が狼男だったらどう思うだろうか、と考えていくうちに、狼男ってすごく悲しい存在だな、と思いました。人でもないし獣でもなく、つねに周りの人が自分の様子をうかがっている。愛する人がいたら、いつかその人を食い殺してしまうかもしれない。とても孤独で悲しい存在だな、とぼくの中ではなって、彼の中の切なさ、苦しみにフォーカスを当てたような作品を、創りながら思って、形が固まってきたところです」

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「今回は登場人物はa man とa girlになっていて、名前がないことにこだわりがあります。誰にでも起こりうるのではないかというニュアンスはぼくの中にはありました。なので敢えて名前はありません。狼がらみのことはいろいろ調べて、博物館にも行って、いろいろヒントを探しました。赤ずきんとか、いろんな要素はぼくの中にはありました。それが同作品に出ているかは見ていただいて感じていただければと思います。『ドラキュラ』が物語バレエであるのに対して『狼男』が抽象バレエと位置付けることはできますね。なんにでもなれるし、観ている人もどのようにも感じることができるというのが、抽象バレエのいいところであると思うので、何か観ているお客さんの感性、内側に引っかかるところがあればいいなと思います」

振付家として今回新しい発見は?

宝満「新国立劇場バレエ団にいた時には「三匹のこぶた」を創ったり、NBAでは「11匹わんちゃん」を創ったり動物が多いね、と言われるのですが、たまたです。作品の構想を練る時にはダンサーを見て思い浮かべることが多くて。「11匹わんちゃん」は、NBAバレエ団に移って、ここの男性ダンサーは小柄ですばしっこくて機動力があってくるくる回るダンサーが多いので、犬っぽいな、と思ったのです。今回は最初から『狼男』というテーマを頂いて創ったのです。ダンサーと向き合って仕事をしているので、踊ってくれるダンサーの自分も今まで気が付かなかったような点を一緒に発見できたら、引き出せたらいいなとクリエーションしながら思います。今ちょうどダンサーと向き合っている最中です。踊りながら振付もしていますが、楽しさの方が勝っています。単純に踊るのも作るのも好きなのでどっちも幸せです」

「狼男は強烈な孤独を抱えていますが、生きるモチベーションは見つからないからもどかしいのに生き続けなければなりません。そこがわからないが故に苦しむし、わからないがゆえに傷つけてしまいます。それぞれが見て、彼について感じていただければと思います」

狼男の美術についてはどう考えていますか?との質問に対しては、

宝満「新国立劇場バレエ団時代に、平山素子さんの作品を踊った時に衣装を堂本教子さんが担当されました。ぼくは彼女の感性やセンスに惚れこんで、ずっと仕事をお願いしています。スタッフと相談しながら、彼らの方からも提案をしてくれて、話し合いながら作業をしていると言うのがとても楽しくて。『白鳥の湖』や『海賊』の全幕を手伝った時にも感じたのですが、作品を創るというのはダンサーも含めてチームプレイだと感じています。どこも欠けてはいけないし、こういう過程を経験できるのは幸せなことです。このような機会を投げてくださった(久保)紘一さんには感謝していますね」

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宝満さんから見た平野さんはどのようなダンサーなのか

宝満「平野さんは、ダンサーとしては雲の上のような存在です。去年の夏、ゲストティーチャーのデニスが来て振り入れを手伝わせてもらいました。まず、本当に百戦錬磨、ぼくには想像できないほどの場数を踏まれていて、いろんな作品をいろんなダンサーと踊られてきて、培われてきたものが一挙手一投足に現れています。存在感も本当にすごいです。ぼくが本当に勉強になったのは、女性と踊るということについて、女性が一人で踊っているのではないかという風に自由に動いています。ぼくが平野さんと一緒に振りをやっていると、ぼくはひとりで踊っているのでその振りがとても難しいということがわかっているのですが、なんでこんなハードな振りをいとも簡単に、しかも女性がスムーズに動けるようにやれるんだろう、というのが衝撃的でした。ぼくの感性の扉をこじ開けられました。いいダンサーとか、いい作品に出会うと感性の扉がこじ開けられる感じがします。よりたくさんのものを見て学べるようにしたいと思います」

改めて久保さんから感じた平野さんについて

久保「私が言うまでもなく、ロイヤル・バレエのプリンシパルなので世界的な評価と私の評価が一致して素晴らしいダンサーです。ドラキュラというとイメージが大事です。お客さんがみて、ドラキュラが出てきた時のイメージにぴったりでした。ロンドンで一度お会いしたことがあったのですが、『ドラキュラ』をやるということになった時に、ドラキュラは亮一君しかいない、と思ってお願いしました。面白いのは、(宝満)直哉君もドラキュラに合っているんです。二人キャラクターが違いますが、いろんなドラキュラがあって面白いと思います。お客さんが違うドラキュラを楽しんでもいいんじゃないかと思います。演じる人物が違うだけで同じ作品でもこんなに印象が違うんだと。公演が終わって亮一君がロンドンに戻ったら、振付のマイケル・ピンクはロンドンに戻ってロンドンで8月の公演のリハーサルをします」
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久保「こと日本だと、いわゆるフェアリーテールみたいな物語が多いですが、ファミリー向けにはいいと思います。でも大人の鑑賞に堪える作品が少ないのではと感じます。選択肢を用意し、大人が楽しめるバレエがあってもいいのではないか、というところでこのようなホラー要素があったりライブエンターテインメント色が強いものを上演することにしました」

公 演 名: 『ホラーナイト』
日   時: 2020年2月15日(土)
   開場13:30・開演14:00
   開場17:30・開演18:00
2020年2月16日(日)
   開場13:30・開演14:00
会   場: 新国立劇場 中劇場
チケット料金: S席 9,000円
A席 7,000円
B席 4,000円
※3歳未満の入場はご遠慮ください。
チケットご購入: ● NBAバレエ団
 http://www.nbaballet.org
 TEL:04-2937-4931(月~金/9:00~17:00)
● チケットぴあ
 https://t.pia.jp(Pコード:493-699)
●イープラス
 https://eplus.jp/
演目: 「ドラキュラ」第一幕
「狼男」

芸術監督・演出:久保綋一 
原作:ブラム・ストーカー
作曲:フィリップ・フィーニー
振付:マイケル・ピンク(ドラキュラ)/宝満直也(狼男)
バレエマスター:鈴木正彦
ゲストバレエマスター:デニス・マリンキン
バレエミストレス:浅井杏里/関口祐美
舞台監督:千葉翔太郎〈株式会社スカイウォーカー〉
照明プラン・照明:デビッド・グリル・辻井太郎〈有限会社舞台照明劇光社〉
音響プラン・音響:佐藤利彦 
映像プラン・映像:立石勇人〈株式会社ワンハーフスタジオ〉
舞台美術デザイン:レズ・ブラザーストーン/安藤基彦〈ART DOMINO〉
大道具:安藤基彦〈ART DOMINO〉/生駒研介〈株式会社スタッフオンリー〉
小道具:生駒研介〈株式会社スタッフオンリー〉
衣装デザイン:レズ・ブラザーストーン
衣装:コロラドバレエ・仲村祐妃子(ドラキュラ)/堂本教子(狼男)

2/17(2月16日深夜)プレミアムシアターで新国立劇場バレエ団『ニューイヤーバレエ』放映

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もう今晩になってしまいましたが、2/17(2月16日深夜)NHK-BSプレミアムのプレミアムシアターで新国立劇場バレエ団『ニューイヤーバレエ』が放映されます。

https://www4.nhk.or.jp/premium/

2月17日(月)【2月16日(日)深夜】午前0時00分~午前3時50分

◇本日の番組紹介
◇新国立劇場バレエ団 ニューイヤー・バレエ

◇アン・デア・ウィーン劇場公演 歌劇『ハルカ』

◇本日の番組紹介(0:00:00~0:03:00)


ナレーション: 水落幸子(みずおち ゆきこ)

新国立劇場バレエ団 ニューイヤー・バレエ


◇新国立劇場バレエ団 ニューイヤー・バレエ(0:03:00~1:28:00)
<演 目>
「セレナーデ」
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
振付:ジョージ・バランシン

「ライモンダ」から パ・ド・ドゥ
音楽:アレクサンドル・グラズノフ
振付:マリウス・プティパ
改訂振付・演出:牧阿佐美

「海賊」から パ・ド・ドゥ
音楽:リッカルド・ドリーゴ
振付:マリウス・プティパ

「DGV」(日本初演)
音楽:マイケル・ナイマン
振付:クリストファー・ウィールドン

<出 演>
井澤駿、小野絢子、福岡雄大、本島美和、米沢唯、渡邊峻郁
寺田亜沙子、柴山紗帆、細田千晶、中家正博、木村優里、速水渉悟、木下嘉人   ほか

<管弦楽>東京交響楽団
<指 揮>マーティン・イェーツ

収録:2020年1月11・12日 新国立劇場 オペラパレス

今年1月の公演が収録され、早くも放映されます。この公演、チケットを持っていたのに熱を出してしまって観られなかったので、テレビ放映があって助かりました。特に「DGV」は日本初演のクリストファー・ウィールドン作品だったのでぜひ観たかったのです。

****

なお、3月には、気鋭の振付家キャシー・マーストンの『ヴィクトリア』(ノーザン・バレエ)が放映されます。これは英国のヴィクトリア女王の生涯をバレエ化したもので、来シーズンのナショナル・バレエ・オブ・カナダのラインナップにも入っています。

キャシー・マーストンは、今とても注目されている女性振付家で、彼女の『ジェーン・エア』はアメリカン・バレエ・シアターのレパートリーにも入っています。また、ロイヤル・バレエで間もなく初演を迎える『チェリスト』は英国ロイヤル・オペラハウス・シネマシーズンで映画館上映されますが、夭折の天才チェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレの生涯と芸術を描いたものです。



3月16日(月)【3月15日(日)深夜】午前0時00分~

◇本日の番組紹介
◇ノーザン・バレエ『ヴィクトリア』
【5.1サラウンド】
◇アレクサンドル・タロー
ベートーベン 最後の三つのソナタ
◇フィルハーモニック・ファイヴ×ベートーベン×デジタルアート
【5.1サラウンド】


◇本日の番組紹介
ナレーション: 水落幸子(みずおち ゆきこ)

ノーザン・バレエ「ヴィクトリア」

◇ノーザン・バレエ「ヴィクトリア」
<演 目>
バレエ「ヴィクトリア」(全2幕)
音楽:フィリップ・フィーニー
振付:キャシー・マーストン

<出 演>
ヴィクトリア(大英帝国女王):アビゲイル・プルディムズ
アルバート(ヴィクトリアの夫):ジョセフ・テイラー
ベアトリス王女(ヴィクトリアの末娘):ピッパ・ムーア
若いころのベアトリス王女:芥実季
ジョン・ブラウン(ヴィクトリアの使用人):ムリンディ・クラシェ
リコ(ベアトリス王女の夫):ショーン・ベイツ
メルバーン卿(首相):伊藤陸久   ほか
ノーザン・バレエ団

<管弦楽>ノーザン・バレエ・シンフォニア
<指 揮>ジョナサン・ロー

収録:2019年3月27・29日 サドラーズ・ウェルズ劇場(ロンドン)

7年ぶりの来日が実現。ニューヨーク・シティ・バレエ団 来日公演 2020~ディアナ・ヴィシニョーワ、オーレリ・デュポンも出演

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ニューヨーク・シティ・バレエ団、7年ぶりの来日公演が決定しました。

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ニューヨーク・シティ・バレエ団 来日公演 2020~子どもたちの新しい明日へ~

http://www.fmosaka.net/_ct/17341340

『見る音楽』と評されるニューヨーク・シティ・バレエ団。その洗練されたステージが日本にやってきます。

今回は、オハッド・ナハリン振付「B/olero」のゲストソリストとしてディアナ・ヴィシニョーワ(マリインスキー・バレエ)と、バットシェバ舞踊団のイヤル・エレズラ(京都公演のみ)、オーレリー・デュポン(パリ・オペラ座バレエ芸術監督、東京公演のみ)が参加します。

<上演作品>

NYCBにとって最も古いレパートリーの一つ「Apollo」は、創設者であり振付家のジョージ・バランシンによる振付作品。

NYCB の真髄を深く感じることができる一作。

日本初演となる「B/olero」(ラヴェル/冨田勲編曲 ※録音音源を使用)はオリジナルメソッドにより、新たな身体表現を追求している注目の振付家オハッド・ナハリンによるマスターピース。

ダンサーは本演目のためだけにゲスト出演するディアナ・ヴィシニョーワと、オーレリー・デュポン(6/4 京都公演のみ、イヤル・エレズラが出演)。

「After the Rain Pas de Deux」は今、世界で引っ張りだこの振付家クリストファー・ウィールドンによるもので、『見る音楽』と評される NYCB の世界をたっぷりと堪能できる。

「Tschaikovsky Pas de Deux」はグランドバレエの傑作「白鳥の湖」より抜粋。男女2名のダンサーが超絶技巧を次々と展開し、華やかな音楽と共にフィナーレを飾る。

 

プログラム
「Apollo」

【振付】ジョージ・バランシン

【音楽】ストラヴィンスキー:バレエ音楽「ミューズを率いるアポロ」

 

「B/olero」≪日本初演≫

ゲストソリスト ※「B/olero」のみ出演

<京都公演>ディアナ・ヴィシニョーワ、イヤル・エレズラ

<東京公演>ディアナ・ヴィシニョーワ、オーレリー・デュポン

【振付】オハッド・ナハリン

【音楽】ラヴェル/冨田勲編曲:「ボレロ」※録音音源を使用

 

「After the Rain Pas de Deux」

【振付】クリストファー・ウィールドン

【音楽】アルヴォ・ペルト「鏡の中の鏡」

 

「Tschaikovsky Pas de Deux」

【振付】ジョージ・バランシン

【音楽】チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」Op.20 第3幕より抜粋

指揮:アンドリュー・リットン
管弦楽:東京ニューシティ管弦楽団

京都公演:6月4日(木) OPEN 18:30 / START 19:00 ロームシアター京都 メインホール
東京公演:6月9日(火) OPEN 18:30 / START 19:00 Bunkamura オーチャードホール
主催:「開局50周年記念」TOKYO FM・FM大阪
チケット:https://w.pia.jp/t/nyc-ballet/
イベントHP:http://www.fmosaka.net/_ct/17341340

チケットはチケットぴあにて2月23日(日)まで独占先行販売中です。

(Bunkamuraでも2月29日より購入可能 https://www.bunkamura.co.jp/orchard/lineup/kashi/20200609.html

上演作品が4作品だけで、ちょっと上演時間が短く感じられますが、バランシンのカンパニーであるニューヨーク・シティ・バレエによるバランシン作品が見られるだけでなく、豪華ゲストが踊るオハッド・ナハリンの作品も上演されるということで、楽しみです。


『ジュリアン・マッケイ PRINCE OF BALLET』8月開催

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夢のような容姿と、ロシアが認めた正統派バレエの実力
世界を虜にするバレエの神が授けし贈り物 ジュリアン・マッケイ
若手実力派ダンサーを率い今夏、来日します。

https://www.bunkamura.co.jp/topics/orchard/3283.html

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(c)Nicholas MacKay
昨年11月のミハイロフスキー・バレエでの『パリの炎』の主演も記憶に新しい新星、ジュリアン・マッケイ
自身のプロデュース公演です。

私も9月に光藍社さんの公式サイトの電話インタビュー、来日公演の時にAlexandre Magazineでもインタビューさせていただきましたが、
22歳の若さで、驚くほど行動的で聡明、そして積極に新しいものを取り入れていく様子に驚かされました。
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(c)Yumiko Inoue

 


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アメリカ・モンタナ州の広大な自然の中で育ったジュリアン・マッケイは、当時外国人として最年少の11歳で、ロシアの名門ボリショイ・バレエ・アカデミーに入学。

アカデミーをトップの成績で卒業し、フル・ディプロマをアメリカ人として初めて獲得。
ソチ国際バレエコンクールとYAGPで金賞、北京国際バレエコンクール銅賞など、
国際バレエコンクールで連続5つのメダルを受賞している。
2015年のローザンヌ国際バレエコンクールでスカラシップを獲得し、
英国ロイヤル・バレエで研修の後、18歳でロシアの名門、ミハイロフスキー・バレエにセカンド・ソリストとして入団。
19歳で『パリの炎』に主演しファースト・ソリストに昇進。
『ジゼル』『シンデレラ』『海賊』など主要な作品で主演を務めた。
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(C)New York City Dance Project
理想的な脚のライン、絵本から出てきたような甘いマスク、
そして厳格なロシアメソッドで培われた技術と表現力は高く評価されており、
ロシアの人気番組「ビッグバレエ」でアシュトン振付『マルグリットとアルマン』を踊った際は、
ローラン・イレールに「この詩的な役に必要なすべてを持っている」、
スヴェトラーナ・ザハーロワに「アルマンを踊る為に生まれたよう」と賞賛されている。
その才能は、バレエ界以外からも大いに注目されており、
ヴォーグ誌、ヌメロ誌などでも特集を組まれ、
米ペーパー誌では「25人のもっとも美しい人々」に選出されたほか、
20万人の中からケンダル・ジェンナーに選ばれ英ラブ誌に登場。
NYファッションウィークでのパフォーマンスは、
世界のファッションウィークの印象的な瞬間トップ10に選ばれ、
ヴィクトリアズ・シークレット上海のショーにも出演した。
2019年11月、レパートリーの幅を広げるためミハイロフスキー・バレエを退団。
類い稀な美貌と確かな技術、周囲を笑顔にするポジティブな性格で
世界中のバレエファンを魅了している彼は、
2020年1月に中国各地でオーレリ・デュポンとガラ公演を開催するなど、
世界各地の劇場からも出演オファーが絶えない。
現在はセルゲイ・ポルーニンの「Take Me to Church」を振り付けた
ジェイド・ヘイル・クリストフィとのコラボレーションも進行中。
カメラマン/映像クリエーターの弟ニコラスとクリエイティヴなプロジェクトを発信し続ける
ジュリアンのセルフプロデュース力は、12万人のフォロワーがいるInstagram (@julianmackay)でも発揮されている。
信頼する若手実力派のダンサーを率いて、最高にスタイリッシュで優雅な至極の時をお約束する
ジュリアン・マッケイ初のガラ “PRINCE OF BALLET”、ご期待ください。

ジュリアン・マッケイ "PRINCE OF BALLET"

【公演日程】2020年8月21日(金)19:00開演
          8月22日(土)17:30開演

【チケット発売日
MY Bunkamura先行:2020年4月10日(金)
一般発売:2020年4月18日(土)

【会場】Bunkamuraオーチャードホール

【主催】Bunkamura

【お問合せ】Bunkamura 03-3477-3244 <10:00~19:00>

※詳細は決定次第Bunkamuraホームページで発表いたします。

どんな公演になるか、他にどんな出演者が出るか、今から楽しみですね!

ナタリア・オシボワ フォース・オブ・ネイチャー(ドキュメンタリー映画)Blu-ray/DVD発売と9月の来日公演

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現在ロイヤル・バレエのプリンシパルとして活躍する一方で、コンテンポラリー・ダンス関連の自らの活動も積極的に行っているナタリア・オシボワ。その彼女の今の姿をとらえたドキュメンタリー映画、「ナタリア・オシボワ フォース・オブ・ネイチャー」のDVD/Blu-rayが2月28日に発売されます。

https://www.forceofnaturenatalia.com/

こちらの日本語字幕翻訳と解説の翻訳を担当しました。

ナタリア・オシボア フォース・オブ・ネイチャー(ドキュメンタリー、日本語字幕)[Blu-ray Disc, 日本語解説付き]

可愛らしい子供時代の映像やボリショイ・バレエ時代の公演映像(家族提供のアーカイブ)もありますが、主にオシポワの現在の姿を追ったドキュメンタリー。ロイヤル・バレエでの、ナタリア・マカロワ指導による『ラ・バヤデール』(マリアネラ・ヌニェス、ワディム・ムンタギロフ共演)のリハーサルや『白鳥の湖』『ジゼル』の舞台映像などクラシック・バレエの場面もありますが、コンテンポラリーのクリエイターとのクリエーションに主眼を置かれています。

中でも、アーサー・ピタ振付の『マザー』(ピタはこの作品で英国ナショナル・ダンス・アワード最優秀振付賞を受賞)と『ファッカーダ』、彼女の婚約者でもあるジェイソン・キッテルバーガーによる『アイム・ファイン』のクリエーションはとても興味深いものです。オシポワのインタビューも挿入されていますが、バレエを始めたきっかけ、ボリショイを辞めようと思った理由、今どんなことをやっていきたいのかといったことについて、かなり率直に語っています。今まではロイヤル・オペラハウス・シネマシーズンのインタビューでもロシア語で話すことが多かったオシポワですが、本作では流暢な英語で話しています。また、フィアンセのジェイソンとの親密な様子はとても幸せそうで、私生活の様子は一切登場しませんが、充実した毎日を送っているのが見て取れます。

また、ロイヤル・バレエでのシディ・ラルビ・シェルカウイ振付『メデューサ』のリハーサルの模様も出てきます。振付助手はジェイソン・キッテルバーガー。興味深いのは、オシポワとアテナ役のオリヴィア・カウリーがリハーサルする後ろで、セカンド・キャストの高田茜さん、金子扶生さんもリハーサルをしているところが見えるところです。クラシック・バレエとコンテンポラリーの両方の分野で、意欲的に取り組んでいる今が盛りのバレリーナの肖像として、秀逸な映像だと思います。

 

さて、このドキュメンタリー映画の中でも少しだけ登場する作品として、「Two Feet」という作品があります。これはピナ・バウシュのヴッパタール舞踊団で活躍したメリル・タンカードが、伝説のバレリーナ、オリガ・スペシフツェワの物語をベースに振り付けた作品で、ナタリア・オシポワが昨年4月にオーストラリアのアデレードフェスティバルで踊りました。この作品が、オシポワ主演で今年9月に彩の国さいたま芸術劇場、愛知県芸術劇場で上演されます。これは楽しみですね。

伝説のバレリーナ、スペシフツェワの軌跡に基づいてメリル・タンカートが振付けた”Two Feet”をオシポワが熱演した

https://www.chacott-jp.com/news/worldreport/australia/detail012196.html

 

なお、このドキュメンタリー映画「ナタリア・オシボワ フォース・オブ・ネイチャー」の中で登場するロイヤル・バレエの『ラ・バヤデール』(マリアネラ・ヌニェス、ナタリア・オシポワ、ワディム・ムンタギロフ主演)のDVD/Blu-rayも、2月28日に発売されます。こちらも、私が日本語解説の翻訳を行っています。

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現代のバレエ界では最高の主演スター3人に加え、影の王国のヴァリエーションは崔由姫、高田茜、ヤスミン・ナグディ、ブロンズ・アイドルはアレクサンダー・キャンベルという豪華キャストです。こちらも必見と言えるでしょう。


英国ロイヤル・バレエ《ラ・バヤデール》[Blu-ray Disc, 日本語解説付き]

Naxos Japan(OPUS ARTE) (2020-02-28)
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WOWOW3月は、これぞドラマティック!英国ロイヤル・バレエ特集

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WOWOWでは3月に、英国ロイヤル・バレエ団を特集します。

平野亮一の出演作「マノン」、高田茜が出演する「ラ・バヤデール」、「ドン・キホーテ」が一挙放送されます。

いずれも最高のキャストを集めた贅沢な舞台ばかり。英国ロイヤル・バレエの神髄をぜひ楽しんでください。

https://www.wowow.co.jp/special/015895

【初放送】

バレエ☆プルミエール #21 3/15(日)午後1:45

 

英国ロイヤル・バレエ団「マクミランのマノン」サラ・ラム×ムンタギロフ×平野亮一 3/15(日)午後2:15
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英国ロイヤル・バレエ団「ラ・バヤデール」ヌニェス×ムンタギロフ×オシポワ 3/15(日)午後4:30
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英国ロイヤル・バレエ団「ドン・キホーテ」高田茜×アレクサンダー・キャンベル 3/15(日)よる6:45
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【再放送】



英国ロイヤル・バレエ団「ラプソディ&二羽の鳩」3/12(木)午後1:00
スティーヴン・マックレー、ナタリア・オシポワ /ローレン・カスバートソン、ワディム・ムンタギロフ、金子扶生、平野亮一

英国ロイヤル・バレエ団「バーンスタイン・センテナリー」 3/12(木)午後2:50
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『幽玄』『不安の時代』『コリュバンテスの遊戯』
サラ・ラム、高田茜、フェデリコ・ボネッリ、アレクサンダー・キャンベル、ローレン・カスバートソン、マシュー・ボール、平野亮一他

英国ロイヤル・バレエ団「不思議の国のアリス」3/12(木)午後4:40
ローレン・カスバートソン、フェデリコ・ボネッリ

英国ロイヤル・バレエ団「エリザベス」 3/13(金)午後1:00
ゼナイダ・ヤノウスキー、カルロス・アコスタ

英国ロイヤル・バレエ団「白鳥の湖」3/13(金)午後2:35
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ワディム・ムンタギロフ、マリアネラ・ヌニェス、高田茜、フランチェスカ・ヘイワード

本当に豪華なラインアップですね!すべてお勧め演目ですが、やはり「ラ・バヤデール」「ドン・キホーテ」「マノン」「白鳥の湖」は外せませんね。

ロイヤル・バレエの映画版『ロミオとジュリエット』3月6日公開 フランチェスカ・ヘイワード主演

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英国ロイヤル・バレエを代表する名作の中の名作、巨匠ケネス・マクミラン振付の「ロミオとジュリエット」が初めて劇場用の映画として映画化されました。3月6日に日本でも劇場公開されます。

主演は、映画『キャッツ』のヴィクトリア役で一躍時の人になったロイヤル・バレエのプリンシパル フランチェスカ・ヘイワードと、先日の「輝く英国ロイヤル・バレエのスター達」で来日した若手のウィリアム・ブレイスウェル

https://romeo-juliet.jp/

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短い生を情熱的に駆け抜けたロミオとジュリエットの物語が、16世紀のヴェローナの街を再現したロケーションと精巧なセットで撮影。名曲プロコフィエフの音楽に乗せ現代的でスピーディな演出と劇場用映画ならではのカメラワークにより、さらにドラマティックな形で表現された。

キャストとして登場するのは脇役に至るまで、演劇的バレエでは他の追随を許さない英国ロイヤル・バレエを代表するダンサーたち。映画『キャッツ』で白猫ヴィクトリア役を演じて話題をさらったプリンシパル・ダンサー フランチェスカ・ヘイワード、そして期待の若手ファースト・ソリストのウィリアム・ブレイスウェルが、運命に翻弄された恋人たちを演じる。また敵役のティボルトには、マシュー・ボーン版『白鳥の湖』で男性の白鳥として主演し、今バレエ界で最も熱い視線を浴びるプリンシパル・ダンサー マシュー・ボール。本作では原作の登場人物の実年齢に近い、若いダンサーたちが主要なキャストとして選ばれ、演技と共にバレエの超絶技巧も披露。

監督は、ボリショイ・バレエの内幕を描いたドキュメンタリー「Strictly Bolshoi」でエミー賞受賞のマイケル・ナン。撮影監督のウィリアム・トレヴィットと共に“バレエボーイズ”を結成した彼は英国ロイヤル・バレエ団で活躍し、日本のKバレエ・カンパニーの設立メンバーでもあった現役のダンサー、振付家であり、欧州放送連合主催の国際テレビ祭のローズ・ドールや、プラハ国際テレビフェスティバルなどでも受賞している

誰もが知っている『ロミオとジュリエット』の物語が、誰も観たことがない形で生き生きと、鮮やかに銀幕上で言葉を必要としないバレエとして再現される。

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先日、主演のフランチェスカ・ヘイワード(キャッツのキャンペーンで来日)とウィリアム・ブレイスウェルにインタビューさせていただいたこともあり、試写を拝見しました。近日中にインタビュー記事はアップされます。

ブダベスト郊外でのセットでのロケでヴェローナの街を再現し、映画版ならではのスピーディーな演出カット割りで疾走感溢れる若い2人の駆け抜けた恋を描いています。『キャッツ』での好演も記憶に新しいフランチェスカ・ヘイワードが、初々しく情感豊かにジュリエットを生き強く胸を揺さぶります。フランチェスカ・ヘイワードの演技の素晴らしさ!おそらくほぼノーメイクで演じていて、みずみずしくて本当に14歳の女の子に見えるし、恋を通してみるみる大人になっていき、父や社会に立ち向かう強い女性になっていく姿をナチュラルに生きていました。大袈裟さなどとは無縁で、等身大の姿でこれだけ惹きつけられるので、天性の女優だと言えます。

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ロミオ役のウィリアム・プレイスウェルも少年の面影があってフレッシュで情熱的。長身で顔が小さくて伸びやかな手脚、踊りもサポートも美しく、ジュリエットへの優しく甘い視線にはうっとりさせられます。その一方でマキューシオを殺されて怒りに駆られた演技はリアリティに溢れていました。

主役以上に華があるのがティボルトのマシュー・ボール。明らかに舞台版よりティボルトは多く描きこまれており、ロミオとのずぶ濡れになる雨の中での死闘は凄まじいばかりです。マシュー・ボールの色気と悪のオーラは全開で、カメラに愛される存在だと実感します。

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マキューシオのマルセリーノ・サンベは目の覚めるような鮮やかなテクニックを見せ、マンドリンダンスも踊る一方で、明るく軽やかなキャラクターが魅力的。金子扶生さんのロザラインも誇り高くて美しいし、通常の乳母よりも若くて可愛らしいロマニー・パイダクも素敵です。3人の娼婦のうちの1人をラウラ・モレーラが演じているのは実に贅沢なキャスティング。

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舞台で使われているのと同じニコラス・ジョージアディスの衣装なのですが、映画としてクローズアップで観るとその美しさとゴージャスさに目を見張ります。ヴェローナの街を思わせるロケ地の雰囲気もドラマティックで中世のイタリア的で最高です。

上映時間が90分と舞台版より短いのですが、あまりカットされた印象はなく重要なシーンは全て網羅され、スピーディーに進んでいきます。クローズアップやカット割り、ロケーションもあってより生々しくダイレクトに演技、そして物語が伝わってきます。

バルコニーシーンでは風が吹いて恋人たちの衣装や髪を揺らして効果的でロマンティックさを盛り上げます(この風は天然の風とのこと)また、ラストシーンの、ジュリエットの伸ばした手がファイナルカットとなる切ない演出も胸を締め付けます。

バレエを観たことがない方にもぜひ観てほしい!台詞がないのに物語が伝わってくるバレエの魅力をよく伝える作品です。言葉がなくても、素晴らしいダンサーたちの踊りや演技、振付でこんなにも心を揺さぶられるのかと思いました。

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なお、ロミオとジュリエット特典映像として本編開始前に、ロンドンでのワールドプレミアの様子を伝える短い映像があります。監督のバレエボーイズ、出演者の他、タマラ・ロホ、ダーシー・バッセル、オーレリ・デュポン、ケヴィン・オヘア、ニューアドベンチャーズのアンドリュー・モナハンなどが出席しています。

CAST

ジュリエット:フランチェスカ・ヘイワード

ロミオ:ウィリアム・ブレイスウェル

ティボルト:マシュー・ボール

マキューシオ:マルセリ-ノ・サンベ
ベンヴォーリオ:ジェームズ・ヘイ
パリス:トーマス・ムック
キャピュレット卿:クリストファー・サウンダース
キャピュレット夫人:クリステン・マクナリ-
乳母:ロマニー・パイダク
ローレンス神父:ベネット・ガートサイド
ロザライン:金子扶生

三人の娼婦:ラウラ・モレーラ、ベアトリス・スティクス=ブルネル、ティアニー・ヒープ

エスカラス公:ギャリー・エイヴィス

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STAFF

監督:マイケル・ナン
撮影監督:ウィリアム・トレヴィット

振付:ケネス・マクミラン
セルゲイ・プロコフィエフ
美術:ニコラス・ジョージアディス

2020年03月06日(金)公開

劇場TOHOシネマズ日本橋TOHOシネマズ シャンテイオンシネマ シアタス調布

ほか

東宝東和 配給

VOGUE JAPANでセルゲイ・ポルーニンのインタビュー 5月「“SACRE”「春の祭典」」で来日公演

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VOGUE JAPANで、5月に初めての単独来日公演「“SACRE”「春の祭典」」を行うセルゲイ・ポルーニンにインタビューしました。

https://www.vogue.co.jp/lifestyle/article/2020-02-26-sergei-polunin

ロイヤル・バレエを退団後、様々な活動をして来たセルゲイ・ポルーニン。中でもドキュメンタリー映画「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン世界一優雅な野獣」は衝撃的な大きな話題を呼びました。近年では、映画出演もしながら、アリーナ・ディ・ヴェローナでヨハン・コボー振付の「ロミオとジュリエット」でアリーナ・コジョカルと共演したり、先日は「アリーナ・コジョカル・ドリーム・プロジェクト」でコジョカルと「マルグリットとアルマン」を踊り、久しぶりに日本のファンの前で踊りました。

その中で、彼が特に最近タッグを組んでいるのが、ハンブルク・バレエ出身の振付家/ダンサーの大石裕香。今回は、その大石裕香さん振付の「“SACRE”「春の祭典」」と「Paradox」などを引っ提げての来日となります。そのセルゲイ・ポルーニンにVOGUE JAPANでインタビューを行い、井上ユミコさんが写真を撮り下ろしました。

バッドボーイのイメージがありますが、実際には思慮深く情熱的で、真摯なアーティストで、今の活動やチャリティ活動、抱いている夢などについても熱く語ってくれました。きちんとしゃべりたいからと、インタビュー時間も前倒しにしてくれたほどです。ぜひお読みください。

(以下は来日記者会見の写真)

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『セルゲイ・ポルーニン “SACRÉ”「春の祭典」』セルゲイのコメント

「『春の祭典』は、ヴァーツラフ・ニジンスキーと西側諸国の方が演じたものなのですが、大石裕香さんのおかげでアジア的なテーマやエレメントが見事に融合させていて、それがクールですごく良い形で完成されていると思います」

「音楽も素晴らしいですし、見てくださる方は必ず自分自身にエネルギーをチャージすることができる、エンターテインメント性の高い作品になっています。僕にとっては、それはとても重要なことで、極めて芸術性を追及してとか、とてもエクスクルーシブなものであるということも必要だと思うのですが、僕にとっては多くの人を惹きよせていくような、輪が広がっていくような作品をつくることのほうが大切です。もちろんたくさんの人が見れば、それだけ異なる意見が出ることでしょう。ただ、僕は色々な人の人生や生命を踊っている。ニジンスキーもでてきますが、ニジンスキーの人生を踊っているわけではなく、僕は僕の人生を踊っているし、たくさんの人のために踊っている。この作品で一番大切なのは人です。純粋に心で感じてエンターテインメントを楽しんでください」

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■公演概要
公演名:Sergei Polunin セルゲイ・ポルーニン “SACRÉ” 「春の祭典」
開催日程:2020 年 5 月 14 日(木) 18:30(17:45 開場)
2020 年 5 月 15 日(金) 13:00(12:15 開場) / 18:00(17:15 開場)
会場:新宿文化センター 大ホール
出演者:セルゲイ・ポルーニン 他
演目:Featuring ballets: Fraudulent Smile, Paradox & SACRÉ
料金:SS 席 25,000 円、S 席 13,500 円、A 席 9,500 円、B 席 6,500 円
主催:MBS/サンライズプロモーション東京
招聘:サンライズプロモーション東京
後援:TBS ラジオ/BS-TBS
制作:サンライズプロモーション東京
企画:Polunin Ink
協力:DANCE WEST
お問合せ:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日:12:00~18:00)
日本公演公式サイト:http://sergei-polunin.srptokyo.com
セルゲイ・ポルーニン公式サイト:https://poluninink.com/

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